梅々
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すもももももももものうち
いつも妹×2と一緒に入ってるのですが、昨日妹(二歳)がお風呂に入ろうとした時、つるんとこけて、床と壁に頭打ちました。
思わず笑いましたが何か←
でもその後、顔色注意しといてと言われて内心びくびくでした。突然なんかなられても困るよ! まぁ、杞憂でしたがね。
今年の目標
・むやみやたらと濡れ場を書かない
・しとやかになろう
よし。
では、ネタから小説へと変身した米英+。
思わず笑いましたが何か←
でもその後、顔色注意しといてと言われて内心びくびくでした。突然なんかなられても困るよ! まぁ、杞憂でしたがね。
今年の目標
・むやみやたらと濡れ場を書かない
・しとやかになろう
よし。
では、ネタから小説へと変身した米英+。
夜の帳
「―――斯々然々でイギリスさんが女性なら前厄のセブンティーンになってしまいました」
「・・・なんか手抜きじゃないか、日本」
少しムスッとした表情でいうイギリスは、やはり普段より小さい。五歳以上も若返ったのだ、無理もない。その上声も高く感じる。
然し、アメリカよりも年下になってしまったが中身は変わらず。ふてぶてしさは相変わらずだ。
「まぁ、君は元々小さかったからね、相応じゃないか?」
「なっ・・・! おまえっ、どこが小さかったって言うんだよ!」
フフン、と小馬鹿にした笑みを浮かべアメリカは腕を組み言う。
長年連れ添った夫婦は似るという。多少語弊はあるが、イギリスとアメリカがふてぶてしいのはその所為ではないか、なんて日本は思う。
「言っちゃっていいのかい?」
「・・・やっぱいい。というか、誰に聞いたんだよ。日本、なわけないし・・・」
取り敢えず二人とも座ればいいのに、と思いつつ、日本は茶をすする。
外は暗い。星がきらきらと瞬いている。夜景をバックに言い争う、二人。
どうせなら、どちらかの家に帰ってもめてくれればいいのに。最終的には甘い雰囲気が漂うのだから、二人っきりで好きなようにすればいい。
「君のお隣さんがね、態々親切に」
「あンのヤロー・・・」
チッと舌打ち混じりの呟きに、アメリカは面白くなさそうな顔をするが勿論鈍いイギリスは気付かず、ブツブツ呪文のように文句を言っている。
それに更に眉をしかめ、アメリカは静かにイギリスを熟視る。
「・・・俺を頼れば良いのに、なんで日本のとこに来たんだい? 日本もいい迷惑だろう。なぁ?」
話を振られ、日本は曖昧に笑みを返す。迷惑ではないが、迷惑かもしれない。
この二人が揃うと。
「・・・つもるお話があるのなら、お二人でどうですか? 私は一応、部外者なので・・・」
「ほら、一先ず君の家へ行こう」
「・・・お前の家のほうが、近いだろ」
先までの不機嫌を取り繕いアメリカはいつもの調子で言い、イギリスに手を差し延べる。
その手をじっと見ながら、イギリスはすねたように唇を尖らせる。
これじゃあどちらが年上か分からない。
「なんだい、泊まって行きたいなら素直にそう言えばいいじゃないか」
「別にっ・・・! そんなわけじゃっ・・・」
弾かれたように顔を上げたイギリスは耳まで真っ赤だ。
クスリとアメリカは瞳を細めて笑い、イギリスの手を取り玄関へと歩き出す。
「それじゃあ俺たちは帰るよ。また明日!」
「・・・邪魔したな」
「おやすみなさい、気を付けて」
まんざらでもなさそうな顔をしつつも、罰が悪そうにするイギリスの手を強く握り締め、アメリカは機嫌良さげに歩いて行く。
丸く収まったことに安堵しつつ、そろそろ寝ようと日本が布団を敷いていると、呼び鈴が鳴った。
忘れ物でもしたのだろうか。とパタパタ急ぎめに玄関へ向かう。
「はい」
「ご機嫌麗しゅう、菊」
にっこりと、微笑を浮かべ立っていたのは先程イギリスに散々罵られていた人物。
どうやら今晩は眠れないよう。
笑みを返し、彼を室内へ導いた。
「―――斯々然々でイギリスさんが女性なら前厄のセブンティーンになってしまいました」
「・・・なんか手抜きじゃないか、日本」
少しムスッとした表情でいうイギリスは、やはり普段より小さい。五歳以上も若返ったのだ、無理もない。その上声も高く感じる。
然し、アメリカよりも年下になってしまったが中身は変わらず。ふてぶてしさは相変わらずだ。
「まぁ、君は元々小さかったからね、相応じゃないか?」
「なっ・・・! おまえっ、どこが小さかったって言うんだよ!」
フフン、と小馬鹿にした笑みを浮かべアメリカは腕を組み言う。
長年連れ添った夫婦は似るという。多少語弊はあるが、イギリスとアメリカがふてぶてしいのはその所為ではないか、なんて日本は思う。
「言っちゃっていいのかい?」
「・・・やっぱいい。というか、誰に聞いたんだよ。日本、なわけないし・・・」
取り敢えず二人とも座ればいいのに、と思いつつ、日本は茶をすする。
外は暗い。星がきらきらと瞬いている。夜景をバックに言い争う、二人。
どうせなら、どちらかの家に帰ってもめてくれればいいのに。最終的には甘い雰囲気が漂うのだから、二人っきりで好きなようにすればいい。
「君のお隣さんがね、態々親切に」
「あンのヤロー・・・」
チッと舌打ち混じりの呟きに、アメリカは面白くなさそうな顔をするが勿論鈍いイギリスは気付かず、ブツブツ呪文のように文句を言っている。
それに更に眉をしかめ、アメリカは静かにイギリスを熟視る。
「・・・俺を頼れば良いのに、なんで日本のとこに来たんだい? 日本もいい迷惑だろう。なぁ?」
話を振られ、日本は曖昧に笑みを返す。迷惑ではないが、迷惑かもしれない。
この二人が揃うと。
「・・・つもるお話があるのなら、お二人でどうですか? 私は一応、部外者なので・・・」
「ほら、一先ず君の家へ行こう」
「・・・お前の家のほうが、近いだろ」
先までの不機嫌を取り繕いアメリカはいつもの調子で言い、イギリスに手を差し延べる。
その手をじっと見ながら、イギリスはすねたように唇を尖らせる。
これじゃあどちらが年上か分からない。
「なんだい、泊まって行きたいなら素直にそう言えばいいじゃないか」
「別にっ・・・! そんなわけじゃっ・・・」
弾かれたように顔を上げたイギリスは耳まで真っ赤だ。
クスリとアメリカは瞳を細めて笑い、イギリスの手を取り玄関へと歩き出す。
「それじゃあ俺たちは帰るよ。また明日!」
「・・・邪魔したな」
「おやすみなさい、気を付けて」
まんざらでもなさそうな顔をしつつも、罰が悪そうにするイギリスの手を強く握り締め、アメリカは機嫌良さげに歩いて行く。
丸く収まったことに安堵しつつ、そろそろ寝ようと日本が布団を敷いていると、呼び鈴が鳴った。
忘れ物でもしたのだろうか。とパタパタ急ぎめに玄関へ向かう。
「はい」
「ご機嫌麗しゅう、菊」
にっこりと、微笑を浮かべ立っていたのは先程イギリスに散々罵られていた人物。
どうやら今晩は眠れないよう。
笑みを返し、彼を室内へ導いた。
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