梅々
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読みたい。
- 2014/05/28 (Wed) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
男娼パロください。
今日は109で洋服買っちゃいました。
味見と称して初物を食らったとき、あいつは親の敵を見るように俺を睨めつけていた。突く度にぼろぼろ涙をこぼし、嗚咽を殺そうと唇をかんでいた。
これはいい寝子になるだろうなと思ったのを覚えている。
いや、単に覚えているだけではない、忘れられなかった。
そんな幼かったあの子どもが。
「旦那、好きでさ……っあ、ん!」
「あー本当もう可愛いなー」
「ひ、あ、ああっ!」
色好く鳴いて、男にすがりついている。
それもおそらく演技ではなくて。あの男だけが特別なのだと声が告げている。
俺は、ただこの店にあの子どもを売っただけ、それだけだ。
なのにどうしてこうも、胸の中で靄が渦巻くのだろう。
客の商家の若旦那銀さん×男娼沖田←女衒土方
今日は109で洋服買っちゃいました。
味見と称して初物を食らったとき、あいつは親の敵を見るように俺を睨めつけていた。突く度にぼろぼろ涙をこぼし、嗚咽を殺そうと唇をかんでいた。
これはいい寝子になるだろうなと思ったのを覚えている。
いや、単に覚えているだけではない、忘れられなかった。
そんな幼かったあの子どもが。
「旦那、好きでさ……っあ、ん!」
「あー本当もう可愛いなー」
「ひ、あ、ああっ!」
色好く鳴いて、男にすがりついている。
それもおそらく演技ではなくて。あの男だけが特別なのだと声が告げている。
俺は、ただこの店にあの子どもを売っただけ、それだけだ。
なのにどうしてこうも、胸の中で靄が渦巻くのだろう。
客の商家の若旦那銀さん×男娼沖田←女衒土方
おめでとう!!!
- 2014/05/26 (Mon) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
はんべえ安い。
今日友人と飲んだついでに純愛とは何か議論しました。ついでにその友人はオタク一歩手前のパンピー(死語)。私はわらう伊右衛門も人間椅子の映画も純愛だと言ったらそれは違うと返されました。価値観の相違。目に見える、露骨な物だけが純愛ではないという持論です。近藤さんは純愛してますけどという点では一致しました。
あとは本日想像妊娠した夢をみまして、想像妊娠ネタありだなって。モブでも武州でも。
ミツバさんお誕生日おめでとうございます!!!
そうっと感づかれないように部屋へ近づいて、障子を僅かに開けて隙間から室内を盗み見る。土方さんはいつも通り仕事中のようだ。
「土方さん」
「おわっ」
スパンと障子を開け放ちながら声をかけるとびくりと肩が跳ねた。ゆっくり振り返った土方さんがせっかくの整った顔を歪めて睨みつけてくる。
「邪魔すんじゃねぇ!」
その上こんなつれないことを言うから、唇を尖らせながら手に持っていた箱を土方さんの眼前で掲げた。
「一緒にケーキ食べやせん?」
「……はぁ?」
休憩することにしたのだろう、たばこに火をつけて、いぶかしげに俺をみた後カレンダーを見やって、それからひどく尊い物を見るように視線を細めた。
その視線をそのまま俺に向けてくる。こそばゆい。
「いやならいいんです。他をあたりやす」
「……食うよ」
文机の上を片づけ始めた土方さんに、まるでこれでは絵踏みをしているようだと思った。
今日友人と飲んだついでに純愛とは何か議論しました。ついでにその友人はオタク一歩手前のパンピー(死語)。私はわらう伊右衛門も人間椅子の映画も純愛だと言ったらそれは違うと返されました。価値観の相違。目に見える、露骨な物だけが純愛ではないという持論です。近藤さんは純愛してますけどという点では一致しました。
あとは本日想像妊娠した夢をみまして、想像妊娠ネタありだなって。モブでも武州でも。
ミツバさんお誕生日おめでとうございます!!!
そうっと感づかれないように部屋へ近づいて、障子を僅かに開けて隙間から室内を盗み見る。土方さんはいつも通り仕事中のようだ。
「土方さん」
「おわっ」
スパンと障子を開け放ちながら声をかけるとびくりと肩が跳ねた。ゆっくり振り返った土方さんがせっかくの整った顔を歪めて睨みつけてくる。
「邪魔すんじゃねぇ!」
その上こんなつれないことを言うから、唇を尖らせながら手に持っていた箱を土方さんの眼前で掲げた。
「一緒にケーキ食べやせん?」
「……はぁ?」
休憩することにしたのだろう、たばこに火をつけて、いぶかしげに俺をみた後カレンダーを見やって、それからひどく尊い物を見るように視線を細めた。
その視線をそのまま俺に向けてくる。こそばゆい。
「いやならいいんです。他をあたりやす」
「……食うよ」
文机の上を片づけ始めた土方さんに、まるでこれでは絵踏みをしているようだと思った。