梅々
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げんぱろ。
- 2016/02/11 (Thu) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
Wii Uとマリカー買っちゃいました。楽しい。
土方はマリカーとかやるとき体ごと曲がる派だと信じてます。山崎は飄々と。沖田は甲羅とかぶつけてよし!という。近藤さんは悲鳴が多そう。
別れ際がさみしいのはいつものことなので、俺はそのさみしい気持ちをひた隠しにして帰り支度をする音を背を向けてきく。
口を開いたら何か、女々しいことを言ってしまいそうなので、ベッドのなかで口をつぐむ。
剥き出しの肩が寒くて、布団をかけ直す。
この人は俺の家に泊まっていくことはしない。することだけして、涼しい顔して帰るのだ。タバコの香りだけ残して。
次はいつ来てくれるのだろうか。
いつも思うがいつも通り思うだけにとどめて、目を閉じる。
好きだとは言わないし言われない。愛してるもない。それに代わる言葉も態度もない。お互いに。
でもほしいものは望めばくれる。
これを、この関係を言葉にしたらあしながおじさんとかパトロンとかになってしまうのだろうか。
「またな」
名残惜しさの全くない声を聞いてまぶたを閉じる。早く帰れ、なんて思っていたら足音が近づいてきて。
くしゃり、頭を撫でられた。
「またくるから」
名残惜しさを言葉尻に残して足早に帰る土方さんが、いつも俺と同じで離れがたかったのだと、気づいた頃にはドアは閉まっていた。
土方はマリカーとかやるとき体ごと曲がる派だと信じてます。山崎は飄々と。沖田は甲羅とかぶつけてよし!という。近藤さんは悲鳴が多そう。
別れ際がさみしいのはいつものことなので、俺はそのさみしい気持ちをひた隠しにして帰り支度をする音を背を向けてきく。
口を開いたら何か、女々しいことを言ってしまいそうなので、ベッドのなかで口をつぐむ。
剥き出しの肩が寒くて、布団をかけ直す。
この人は俺の家に泊まっていくことはしない。することだけして、涼しい顔して帰るのだ。タバコの香りだけ残して。
次はいつ来てくれるのだろうか。
いつも思うがいつも通り思うだけにとどめて、目を閉じる。
好きだとは言わないし言われない。愛してるもない。それに代わる言葉も態度もない。お互いに。
でもほしいものは望めばくれる。
これを、この関係を言葉にしたらあしながおじさんとかパトロンとかになってしまうのだろうか。
「またな」
名残惜しさの全くない声を聞いてまぶたを閉じる。早く帰れ、なんて思っていたら足音が近づいてきて。
くしゃり、頭を撫でられた。
「またくるから」
名残惜しさを言葉尻に残して足早に帰る土方さんが、いつも俺と同じで離れがたかったのだと、気づいた頃にはドアは閉まっていた。
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九周年
- 2016/02/02 (Tue) |
- 沖土 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
お久しぶりです!
今年になってからかいていなかったことに気づいて戦慄しています。
携帯が壊れたので変えましたがやはり高い!
そしてまだなれてません。
九周年を迎えての豊富としては、もう少しアッブを増やそうかな?と。というか増やしなさい。
何はともあれ未だに土沖を好きでいられる幸せ。
ではいつぞやのワンドロの続きみたいな。
「総悟」
「!」
突然呼ばれた名にびくりと肩を震わせると、俺に声をかけた土方さんはその反応に驚き、目を丸くした。
「おまえどうした?」
この頃変だろ、重ねて問いかけながら距離を詰められ息が詰まる。
できることなら脱兎の如く逃げ出したくなるのは、土方さんが悪いのではなくひとえに俺に疚しい気持ちがあるからだ。
この人そっくりの人に襲われた。土方さんが出張している間に、似ているからと興味本位で後をつけたら、家に連れ込まれて。
油断していた。似た顔だから、刀を帯びていないから。何より、懸想している相手に瓜二つだったから。
それが。
あれからまだ一週間も経っていない。
自然の摂理に反した行為ゆえか、熱が出て一日寝込んだけれども誰にも言えないまま。土方さんが出張から戻ってきていまに至る。
「気のせいじゃ?」
廊下といえどもうすら寒い。風呂上がりの火照った体も急速に冷えていく。髪の乾かし方も甘いので、もしかしたらまた寝込むはめになるやも。
「気のせいじゃねぇだろ」
腕が伸びてきて呼吸が止まる。同時に一歩退いていたらしい、土方さんと距離があく。
あの腕が伸びてきて俺を畳に押し倒して、それから。
自分ですら見たことがないような場所を見られて触られて、いれられて。
詰られながら俺は何回もイかされた。
泣いて止めろと言ってもダメだった。
土方さんの声で、匂いで、触られた体は俺の言うことを聞かないであの男の言うことを聞いた。
「総悟?」
「今日はもう眠いんで、また明日にしてくだせェ。おやすみなさい」
思い返しかけて鳥肌がたった。
ダメだ。
こんなじゃ、ダメだ。
返事も聞かず今度こそ逃げるように部屋へ向かう。
あの土方さんは何していないのに。
匂いが、声が、指先が。
あの日のことを思いださせて 、よろしくない。
自分の部屋へ戻り布団のなかに潜り込む。記憶の再生がやまず、俺は右手を足の間に伸ばした。
今年になってからかいていなかったことに気づいて戦慄しています。
携帯が壊れたので変えましたがやはり高い!
そしてまだなれてません。
九周年を迎えての豊富としては、もう少しアッブを増やそうかな?と。というか増やしなさい。
何はともあれ未だに土沖を好きでいられる幸せ。
ではいつぞやのワンドロの続きみたいな。
「総悟」
「!」
突然呼ばれた名にびくりと肩を震わせると、俺に声をかけた土方さんはその反応に驚き、目を丸くした。
「おまえどうした?」
この頃変だろ、重ねて問いかけながら距離を詰められ息が詰まる。
できることなら脱兎の如く逃げ出したくなるのは、土方さんが悪いのではなくひとえに俺に疚しい気持ちがあるからだ。
この人そっくりの人に襲われた。土方さんが出張している間に、似ているからと興味本位で後をつけたら、家に連れ込まれて。
油断していた。似た顔だから、刀を帯びていないから。何より、懸想している相手に瓜二つだったから。
それが。
あれからまだ一週間も経っていない。
自然の摂理に反した行為ゆえか、熱が出て一日寝込んだけれども誰にも言えないまま。土方さんが出張から戻ってきていまに至る。
「気のせいじゃ?」
廊下といえどもうすら寒い。風呂上がりの火照った体も急速に冷えていく。髪の乾かし方も甘いので、もしかしたらまた寝込むはめになるやも。
「気のせいじゃねぇだろ」
腕が伸びてきて呼吸が止まる。同時に一歩退いていたらしい、土方さんと距離があく。
あの腕が伸びてきて俺を畳に押し倒して、それから。
自分ですら見たことがないような場所を見られて触られて、いれられて。
詰られながら俺は何回もイかされた。
泣いて止めろと言ってもダメだった。
土方さんの声で、匂いで、触られた体は俺の言うことを聞かないであの男の言うことを聞いた。
「総悟?」
「今日はもう眠いんで、また明日にしてくだせェ。おやすみなさい」
思い返しかけて鳥肌がたった。
ダメだ。
こんなじゃ、ダメだ。
返事も聞かず今度こそ逃げるように部屋へ向かう。
あの土方さんは何していないのに。
匂いが、声が、指先が。
あの日のことを思いださせて 、よろしくない。
自分の部屋へ戻り布団のなかに潜り込む。記憶の再生がやまず、俺は右手を足の間に伸ばした。
今年はお世話になりました!
- 2015/12/31 (Thu) |
- 未選択 |
- CM(0) |
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- ▲Top
気づいたらガキ使みながら落ちてました!
昨日オールだったから!
来年はまめな更新に戻れるようにがんばりたいです。
モブ沖がね、かきたい。
モブ沖の早良と呼ばれるようがんばって参りたいなと思う所存です。
土沖で大晦日ネタ。
自分の袖口に鼻を当てる。血の臭いをたらふく吸い込んで、うんざりした。
そんなに返り血を浴びなかったのになぁと思いながら、屯所への帰路を歩む。
大晦日だというのについていない。見回りへ出たところで奇襲をかけられた。一緒にいた神山に現場維持は任せて一足先に風呂に浸かるため、急ぎ足で屯所へ戻る。
師走の夜はいつもより賑やかになる。忘年会だのクリスマスだの、騒ぐ機会が多いからだ。
今日も本当なら、大晦日なので屯所で飲んでるはずだったのに。
嫁が産気づいたとかいう隊士のせいで俺が代わりに出る羽目になった。
子どもの写真寄越せよと、言ったら涙ぐんで喜ばれた。たまにはいいこともしてみるものかなと思ってみたり。
「総悟」
屯所の門前に人影が見えた。
おやおやと目を丸くする。寒いのが嫌いな土方さんが、こんな真夜中にこんなところでなにをしているのか。
「どうしたんです?」
「おまえ、くせぇな」
顔をすり寄せてきたと思えば、そんな失礼なことを言ってくるので眉間にしわが寄る。
デリカシーがないのは知っていたけど開口一番それって。
「そんなこと言うために寒いのに外にいたの」
「んなわけねぇだろ。おまえ気づいてねぇの、もう年越してる」
「えっ」
言われて携帯をみると確かに日付は変わっていた。一分少々経過している。
それならますます臭いってひどくないかと言おうとした唇を容易く塞いで、土方さんはお疲れと珍しく労るような言葉をかけてきた。
「一緒に風呂はいるか」
「俺今眠いんで、変なことしねぇでくだせぇよ」
欠伸混じりにそういったのに、期待ととられてて結果、元旦早々にいかがわしいことをする羽目になったのはまた別のお話。
昨日オールだったから!
来年はまめな更新に戻れるようにがんばりたいです。
モブ沖がね、かきたい。
モブ沖の早良と呼ばれるようがんばって参りたいなと思う所存です。
土沖で大晦日ネタ。
自分の袖口に鼻を当てる。血の臭いをたらふく吸い込んで、うんざりした。
そんなに返り血を浴びなかったのになぁと思いながら、屯所への帰路を歩む。
大晦日だというのについていない。見回りへ出たところで奇襲をかけられた。一緒にいた神山に現場維持は任せて一足先に風呂に浸かるため、急ぎ足で屯所へ戻る。
師走の夜はいつもより賑やかになる。忘年会だのクリスマスだの、騒ぐ機会が多いからだ。
今日も本当なら、大晦日なので屯所で飲んでるはずだったのに。
嫁が産気づいたとかいう隊士のせいで俺が代わりに出る羽目になった。
子どもの写真寄越せよと、言ったら涙ぐんで喜ばれた。たまにはいいこともしてみるものかなと思ってみたり。
「総悟」
屯所の門前に人影が見えた。
おやおやと目を丸くする。寒いのが嫌いな土方さんが、こんな真夜中にこんなところでなにをしているのか。
「どうしたんです?」
「おまえ、くせぇな」
顔をすり寄せてきたと思えば、そんな失礼なことを言ってくるので眉間にしわが寄る。
デリカシーがないのは知っていたけど開口一番それって。
「そんなこと言うために寒いのに外にいたの」
「んなわけねぇだろ。おまえ気づいてねぇの、もう年越してる」
「えっ」
言われて携帯をみると確かに日付は変わっていた。一分少々経過している。
それならますます臭いってひどくないかと言おうとした唇を容易く塞いで、土方さんはお疲れと珍しく労るような言葉をかけてきた。
「一緒に風呂はいるか」
「俺今眠いんで、変なことしねぇでくだせぇよ」
欠伸混じりにそういったのに、期待ととられてて結果、元旦早々にいかがわしいことをする羽目になったのはまた別のお話。
せいぞーんせんりゃくー!
- 2015/12/27 (Sun) |
- 未選択 |
- CM(0) |
- Edit |
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