梅々
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妄想が活火山のように
- 2012/05/27 (Sun) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
銀さんと土方、新八と沖田の対比いいなぁと思ってます。
銀さんも新八も、失ったものを万事屋という形で得て、土方も沖田も大切なものを失って(若干語弊はあるけど)真選組という形になって、銀さんが捨てたものを土方は抱き締めて、銀さんが失ったもの同じように失おうとしていたりとか、料理がちょっと独特なきれいで強い姉がいてシスコンだけど片や強さを求めていて片や強さ故に大切なものを置き去りにして、強くても守りきれなくて、とか悶々。
銀さんも沖田も、自分が失ったものを失って欲しくないと思うと同時に、コイツなら俺と同じ間違いを犯さないんじゃないかとか思っていたらいい。土方が沖田に思っていてもいいけど。
この四人はおいしい。
銀新は新八が銀さんに普通の幸せを与えてあげる。土沖土は隣に立って痛みをわけあう。
いいね。
一条さんの正しい恋愛のススメ読んだら出張ホストネタありだなとなった。
テーブルの上、氷で冷やされていたワインをごくりと飲むと、此方を見ていた男の目付きがより険しくなったのが分かった。未成年の飲酒は法律で禁止されています? それ以上にやばいことやってるっての。
「まさか同じクラスに体売ってるやつがいるとは思わなかったよ」
「体じゃねぇ。愛でさァ。おれも驚きやしたぜ。風紀委員副委員長さんが同性買ってるなんざ。風紀委員の名が泣きやすぜ」
「てめぇが売ってるって知ったから買ったんだ」
「ご指名ありがとうございまさァ。で? ご説教? それともヤりやす?」
肩を竦めて問えば目の前の男は舌打ちをして、ポケットからタバコを取り出した。おやまぁ。真面目なだけの男というイメージだったけど、コイツ、タバコなんて吸うのか。
土方十四郎。同じクラスなだけの赤の他人。責任感があるやつなのだろう、そして頭がいい。去年も同じクラスだったのに知ってるのはそれだけだ。あぁあと、女にもてる。ただそれだけ。
沈黙を埋めるように煙を吐く吐息が耳に届く。帰っていいだろうか。きっとコイツは、何でか知らないが俺のバイトのことを知って、責任感から忠告なりなんなりしようと考えたのだろう。責任感や倫理観で金がもらえるならこんなことしてない。
「金がいるのか」
「えぇ」
「他のバイトじゃどうにかならねぇのか」
「そんなんじゃ足んねぇんでさ」
「なら、」
なら俺が、お前を買ってやる。これからもずっと。
そう言った目の前の男がそういや金持ちの息子だったと、思い出したのは唇を塞がれてからだった。
みたいなの書きたい。
銀さんも新八も、失ったものを万事屋という形で得て、土方も沖田も大切なものを失って(若干語弊はあるけど)真選組という形になって、銀さんが捨てたものを土方は抱き締めて、銀さんが失ったもの同じように失おうとしていたりとか、料理がちょっと独特なきれいで強い姉がいてシスコンだけど片や強さを求めていて片や強さ故に大切なものを置き去りにして、強くても守りきれなくて、とか悶々。
銀さんも沖田も、自分が失ったものを失って欲しくないと思うと同時に、コイツなら俺と同じ間違いを犯さないんじゃないかとか思っていたらいい。土方が沖田に思っていてもいいけど。
この四人はおいしい。
銀新は新八が銀さんに普通の幸せを与えてあげる。土沖土は隣に立って痛みをわけあう。
いいね。
一条さんの正しい恋愛のススメ読んだら出張ホストネタありだなとなった。
テーブルの上、氷で冷やされていたワインをごくりと飲むと、此方を見ていた男の目付きがより険しくなったのが分かった。未成年の飲酒は法律で禁止されています? それ以上にやばいことやってるっての。
「まさか同じクラスに体売ってるやつがいるとは思わなかったよ」
「体じゃねぇ。愛でさァ。おれも驚きやしたぜ。風紀委員副委員長さんが同性買ってるなんざ。風紀委員の名が泣きやすぜ」
「てめぇが売ってるって知ったから買ったんだ」
「ご指名ありがとうございまさァ。で? ご説教? それともヤりやす?」
肩を竦めて問えば目の前の男は舌打ちをして、ポケットからタバコを取り出した。おやまぁ。真面目なだけの男というイメージだったけど、コイツ、タバコなんて吸うのか。
土方十四郎。同じクラスなだけの赤の他人。責任感があるやつなのだろう、そして頭がいい。去年も同じクラスだったのに知ってるのはそれだけだ。あぁあと、女にもてる。ただそれだけ。
沈黙を埋めるように煙を吐く吐息が耳に届く。帰っていいだろうか。きっとコイツは、何でか知らないが俺のバイトのことを知って、責任感から忠告なりなんなりしようと考えたのだろう。責任感や倫理観で金がもらえるならこんなことしてない。
「金がいるのか」
「えぇ」
「他のバイトじゃどうにかならねぇのか」
「そんなんじゃ足んねぇんでさ」
「なら、」
なら俺が、お前を買ってやる。これからもずっと。
そう言った目の前の男がそういや金持ちの息子だったと、思い出したのは唇を塞がれてからだった。
みたいなの書きたい。
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誕生日!
- 2012/05/26 (Sat) |
- 銀魂 |
- CM(0) |
- Edit |
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わざと足をくじいた振りをした。近藤さんは出稽古で町へ出ていて、土方ぐらいしか、送ってくれる人がいない今日。
面倒だと顔をしかめつつ俺をおぶった土方にぎゅうとしがみつき、痛くもなんともない足をじっと見ながら、言いたかったことを言ってみた。
「今日姉上の誕生日なんでィ」
「そうか」
「……おまえに花やるから、それを姉上に渡しなせェ」
ご近所さんのお手伝いをして貯めたお金で、綺麗な花を二つ買った。本当は両方とも俺から渡すつもりだったけど、きっと姉上は、土方からもらったほうが喜ぶ。
姉上より長い黒髪に顔を埋めると、何だか煙たい匂いがした。それがまた、大人っぽくて。こいつは俺なんかよりずっと大人で、姉上を幸せにしてやることもできるんだと思い知らされる。俺は、どうしたって足手纏いだ。姉上を楽にしてやることはできない。
「先輩」
「なんでィ」
「二人で一緒にわたしましょう、花」
「……別に、いいけど」
何で急にそんなこと言い出したのか分からなくて、でも理由も分からず嬉しいと思ったから、こくりと頷いた。
きっと、仲いいふりした方が姉上は喜ぶんだろうな、そう思って。
というわけでミツバさんおめでとう!
ミツバさんの幸せが何より大事な沖田と、そんな二人が大切な土方でした。
沖田から見たら土方は大人だけど、当時の土方は漸く過去を乗り越えたぐらいなんだと思うと堪らない乗り越えていないとしても、こいつには俺と同じようになってほしくないと土方が思ってたらそれで十分。
今日は初めてお酒買いました。チョーヤの梅が入ってる小さい瓶。いっぱい飲んだだけで心臓が早鐘のようで顔が火照りました。酒に弱いらしい。
拍手ありがとうございます!
面倒だと顔をしかめつつ俺をおぶった土方にぎゅうとしがみつき、痛くもなんともない足をじっと見ながら、言いたかったことを言ってみた。
「今日姉上の誕生日なんでィ」
「そうか」
「……おまえに花やるから、それを姉上に渡しなせェ」
ご近所さんのお手伝いをして貯めたお金で、綺麗な花を二つ買った。本当は両方とも俺から渡すつもりだったけど、きっと姉上は、土方からもらったほうが喜ぶ。
姉上より長い黒髪に顔を埋めると、何だか煙たい匂いがした。それがまた、大人っぽくて。こいつは俺なんかよりずっと大人で、姉上を幸せにしてやることもできるんだと思い知らされる。俺は、どうしたって足手纏いだ。姉上を楽にしてやることはできない。
「先輩」
「なんでィ」
「二人で一緒にわたしましょう、花」
「……別に、いいけど」
何で急にそんなこと言い出したのか分からなくて、でも理由も分からず嬉しいと思ったから、こくりと頷いた。
きっと、仲いいふりした方が姉上は喜ぶんだろうな、そう思って。
というわけでミツバさんおめでとう!
ミツバさんの幸せが何より大事な沖田と、そんな二人が大切な土方でした。
沖田から見たら土方は大人だけど、当時の土方は漸く過去を乗り越えたぐらいなんだと思うと堪らない乗り越えていないとしても、こいつには俺と同じようになってほしくないと土方が思ってたらそれで十分。
今日は初めてお酒買いました。チョーヤの梅が入ってる小さい瓶。いっぱい飲んだだけで心臓が早鐘のようで顔が火照りました。酒に弱いらしい。
拍手ありがとうございます!