梅々
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男色の日。
菊の節句です。大安です。腹痛に苦しみました。
ポルノのリビドーはいい土沖。天気職人な沖田いいな。最初は空を染めても灰色ばかりで、もっと勉強してらっしゃいなとミツバさんに旅に出される沖田とか。それを土方が拾ったり銀さんが「いろんなこと教えてあげる」って誘惑すればいい。ほも!
バイオも笑点も面白かった。歌丸さんが自分で円楽さんの座布団とりにいったのは忘れない。
では土沖こねたで背後注意。
「なぁ、おまえ」
「ひ、ぁっ……?」
誰を思って抱かれてんだよ。
項に吐息をかけながら言われて肌が粟立ちぶるりと震える。アンタだよ、即答したくとも口を開けば言葉を生み出す前に吐息が漏れる。
「はぁ、あ、あー……っん!」
「あー……畜生」
「うゃあ!」
かぷり、首筋に噛みつかれて悲鳴が生まれた。こんなに騒いでちゃ誰かに見つかるかもと目前のシーツを噛んで身を震わす。先走りか精液か、分からないが液体が漏れた。
何をされても感じるのはアンタだからなのに。何を勘違いして、一人で嫉妬してんだ。生憎アンタしか知らないわけじゃないけど、それでも、今はアンタだけなのに。
余計なこと考えねぇで俺を見て、感じて、きもちいいことしてればいい。馬鹿な人。
「ふぅ、う、うっ、ん~!」
「声殺すな。……義理立てかよ今さら」
「っぁ、ば、か!」
アンタしか義理立てする相手はいないって言うのに勘違い野郎。
振り返って睨み付ければ目を見開かれた。
そういうアンタこそ、いつも後ろからしかしないくせに。俺の顔を見たくないのか体を見たくないのか、繋がれるのなら他はいいから言及しやしなかったけど。
めんどくさいやつを好いてしまったと後悔する。
律動の度に尻を叩くように腰を打ち付けられてひりひりする。それすらもよくて、嫉妬に駆られた指先がいじわるく胸を弄るのも、きもちいい。お返しに後ろをきゅっと締め付けると、背後から呻き声が聞こえた。
中途半端。
幼少時代に襲われた(でも痛いことはされずきもちいいことだけ教えさせられた)沖田とかいい。銀さんに沖田の初めて横取りされるのもいい。
ポルノのリビドーはいい土沖。天気職人な沖田いいな。最初は空を染めても灰色ばかりで、もっと勉強してらっしゃいなとミツバさんに旅に出される沖田とか。それを土方が拾ったり銀さんが「いろんなこと教えてあげる」って誘惑すればいい。ほも!
バイオも笑点も面白かった。歌丸さんが自分で円楽さんの座布団とりにいったのは忘れない。
では土沖こねたで背後注意。
「なぁ、おまえ」
「ひ、ぁっ……?」
誰を思って抱かれてんだよ。
項に吐息をかけながら言われて肌が粟立ちぶるりと震える。アンタだよ、即答したくとも口を開けば言葉を生み出す前に吐息が漏れる。
「はぁ、あ、あー……っん!」
「あー……畜生」
「うゃあ!」
かぷり、首筋に噛みつかれて悲鳴が生まれた。こんなに騒いでちゃ誰かに見つかるかもと目前のシーツを噛んで身を震わす。先走りか精液か、分からないが液体が漏れた。
何をされても感じるのはアンタだからなのに。何を勘違いして、一人で嫉妬してんだ。生憎アンタしか知らないわけじゃないけど、それでも、今はアンタだけなのに。
余計なこと考えねぇで俺を見て、感じて、きもちいいことしてればいい。馬鹿な人。
「ふぅ、う、うっ、ん~!」
「声殺すな。……義理立てかよ今さら」
「っぁ、ば、か!」
アンタしか義理立てする相手はいないって言うのに勘違い野郎。
振り返って睨み付ければ目を見開かれた。
そういうアンタこそ、いつも後ろからしかしないくせに。俺の顔を見たくないのか体を見たくないのか、繋がれるのなら他はいいから言及しやしなかったけど。
めんどくさいやつを好いてしまったと後悔する。
律動の度に尻を叩くように腰を打ち付けられてひりひりする。それすらもよくて、嫉妬に駆られた指先がいじわるく胸を弄るのも、きもちいい。お返しに後ろをきゅっと締め付けると、背後から呻き声が聞こえた。
中途半端。
幼少時代に襲われた(でも痛いことはされずきもちいいことだけ教えさせられた)沖田とかいい。銀さんに沖田の初めて横取りされるのもいい。
とらいあんぐる
土沖←銀
「キスしていい?」
突拍子なく旦那が言った。ふっとそれに笑って、近づいてくる唇から僅かに顔を反らせば、頬に口付けられる。
「いけずだねぇ」
「ねぇ旦那」
ん?
と隣に座る旦那が俺を見て首をかしげる。
綺麗な月が、空に浮かんでいる。けれど雲が多く、ぼんやり眺めているうちにかげってしまう。
「綺麗な月を一瞬で消せるなら、キスぐらいは許したげやす」
「……あら物騒」
襲われて、それからずるずる求められて続く肉体関係。俺があの人を呪ったり命を狙っているのは愛情の裏返しだろうなんて近藤さんは言うけれど、あの男が俺は憎くて堪らない。姉上を選ばず、俺を手込めにしやがって。慣れた体は容易く快感を拾い、抵抗なんかできないほどに手懐けられた。
大事な仲間ではある。それに姉上のことはこじつけだ、俺は部外者でしかないんだから。それでも、憎い。俺を束縛して旦那と話しゃ仕置きだといたぶるくせに自分は女のところへ行く。俺は女なんか抱けない体になったのに。
「助けて、旦那」
「……総悟君って、性悪だな」
「あの野郎に躾られやしたから。躾直してくだせェよ」
「直んねぇだろうよ」
さわり、頬を包んで旦那が額を合わせてくる。
仰せのままに、囁いた旦那に甘えるように抱きついた。
うた恋いのオープニング好き。
「キスしていい?」
突拍子なく旦那が言った。ふっとそれに笑って、近づいてくる唇から僅かに顔を反らせば、頬に口付けられる。
「いけずだねぇ」
「ねぇ旦那」
ん?
と隣に座る旦那が俺を見て首をかしげる。
綺麗な月が、空に浮かんでいる。けれど雲が多く、ぼんやり眺めているうちにかげってしまう。
「綺麗な月を一瞬で消せるなら、キスぐらいは許したげやす」
「……あら物騒」
襲われて、それからずるずる求められて続く肉体関係。俺があの人を呪ったり命を狙っているのは愛情の裏返しだろうなんて近藤さんは言うけれど、あの男が俺は憎くて堪らない。姉上を選ばず、俺を手込めにしやがって。慣れた体は容易く快感を拾い、抵抗なんかできないほどに手懐けられた。
大事な仲間ではある。それに姉上のことはこじつけだ、俺は部外者でしかないんだから。それでも、憎い。俺を束縛して旦那と話しゃ仕置きだといたぶるくせに自分は女のところへ行く。俺は女なんか抱けない体になったのに。
「助けて、旦那」
「……総悟君って、性悪だな」
「あの野郎に躾られやしたから。躾直してくだせェよ」
「直んねぇだろうよ」
さわり、頬を包んで旦那が額を合わせてくる。
仰せのままに、囁いた旦那に甘えるように抱きついた。
うた恋いのオープニング好き。