梅々
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解けない魔法
- 2013/04/24 (Wed) |
- 未選択 |
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- ▲Top
キスをしたら魔法は解けちまうんですって。
大きな眼で土方を射抜きながら、沖田はそう宣う。息も触れる至近距離、互いの眼に互いの顔が写る。
今まさに唇が触れるところだったのに、そんなことを言われるとなんだか遣りづらい。
「そもそも魔法なんてかかってないだろ」
「生憎、かかっちまってるんです」
どんな魔法だと、開いた唇に悪戯な指先が触れた。
「もう満たされてるんでさぁ。俺はこれ以上ほしがりたくない」
「なんだよそれ」
結局何の魔法かわからねぇじゃねぇか。
もらせば沖田がくすりと笑い、頬をすりよせてきた。
「幸福の魔法ですぜ」
拍手ありがとうございます!
湯川先生みたいな人に僕とはもう会わないんじゃなかったのかって言わせたいよね。
大きな眼で土方を射抜きながら、沖田はそう宣う。息も触れる至近距離、互いの眼に互いの顔が写る。
今まさに唇が触れるところだったのに、そんなことを言われるとなんだか遣りづらい。
「そもそも魔法なんてかかってないだろ」
「生憎、かかっちまってるんです」
どんな魔法だと、開いた唇に悪戯な指先が触れた。
「もう満たされてるんでさぁ。俺はこれ以上ほしがりたくない」
「なんだよそれ」
結局何の魔法かわからねぇじゃねぇか。
もらせば沖田がくすりと笑い、頬をすりよせてきた。
「幸福の魔法ですぜ」
拍手ありがとうございます!
湯川先生みたいな人に僕とはもう会わないんじゃなかったのかって言わせたいよね。
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土新気味注意
- 2013/04/23 (Tue) |
- 銀魂 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
「俺、旦那が誰を好きか検討ついてるんでさ」
「奇遇だね、俺も沖田君の思い人、なんとなーく分かるよ」
「眼鏡は今日休みですかィ」
「大串君は今日は非番?」
嫌みの一歩手前の応酬にくすりと笑う。相手を傷つけようとして自分の傷口に塩を塗ってる。ばからしい。
「ちゃんと大串君の手綱握ってろよなー」
「それはこっちの台詞でさ」
今頃あの二人は逢い引きの最中か。想像するのも自虐的すぎて出された茶を一気に飲む。
ずっと昔から好きだった人が、年下の同性とくっついた。ただ隣から眺めていた俺なんかじゃかなわない、眼鏡からアプローチしてきたそうだ。土方さんにのろけられた。
俺はそんな勇気なかった。いつまでもひた隠しにしていよう思っていた。だから勿論嫉妬はするけれど、幸せになってくれるならそれでもいいと、思う。仲間であるのは変わらないのだから。
「あー沖田君。飲みに行こうか」
「なんでェ。失恋したもの同士で飲むなんて寂しいだけですぜ」
「そんな後ろめたい気持ちじゃなくて、建設的によ」
建設的にとはどういう意味か。首を傾げて見せれば旦那は、笑って俺の頬を撫でた。
「忘れさせてよ沖田君」
「は、」
「ひとまず手を組まない?」
忘れるために。
前向きではあるが果たして建設的か。
一蹴してやろうかとも思ったけれど、俺も、できることならそうしたい。
だから脳裏にあの人の姿を浮かべながら頷いた。
沖→土新←銀前提の銀沖もありかなと。思うのですよ。
今日はときそばを授業でききました。おもしろいなぁ。
親と一緒に京土産の日本酒飲んで皆で真っ赤かになりました。
「奇遇だね、俺も沖田君の思い人、なんとなーく分かるよ」
「眼鏡は今日休みですかィ」
「大串君は今日は非番?」
嫌みの一歩手前の応酬にくすりと笑う。相手を傷つけようとして自分の傷口に塩を塗ってる。ばからしい。
「ちゃんと大串君の手綱握ってろよなー」
「それはこっちの台詞でさ」
今頃あの二人は逢い引きの最中か。想像するのも自虐的すぎて出された茶を一気に飲む。
ずっと昔から好きだった人が、年下の同性とくっついた。ただ隣から眺めていた俺なんかじゃかなわない、眼鏡からアプローチしてきたそうだ。土方さんにのろけられた。
俺はそんな勇気なかった。いつまでもひた隠しにしていよう思っていた。だから勿論嫉妬はするけれど、幸せになってくれるならそれでもいいと、思う。仲間であるのは変わらないのだから。
「あー沖田君。飲みに行こうか」
「なんでェ。失恋したもの同士で飲むなんて寂しいだけですぜ」
「そんな後ろめたい気持ちじゃなくて、建設的によ」
建設的にとはどういう意味か。首を傾げて見せれば旦那は、笑って俺の頬を撫でた。
「忘れさせてよ沖田君」
「は、」
「ひとまず手を組まない?」
忘れるために。
前向きではあるが果たして建設的か。
一蹴してやろうかとも思ったけれど、俺も、できることならそうしたい。
だから脳裏にあの人の姿を浮かべながら頷いた。
沖→土新←銀前提の銀沖もありかなと。思うのですよ。
今日はときそばを授業でききました。おもしろいなぁ。
親と一緒に京土産の日本酒飲んで皆で真っ赤かになりました。