忍者ブログ

梅々

苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

もぶおきっ!

拍手ありがとうございます(*^^*)

バイトでエヴァ見られなかったけれど本当カヲル君。Qのカヲル君たまらないです。たぶん今までで一番シンジ君の傍にいて、すべてを肯定してあげられてる。
と、感動してからのモブ沖です。かきたいところだけ書きました……。










いつもしていることだろ。
後ろの男が言う。それは嘘じゃない。でも俺はしたくてしているんじゃない。
それに、今日は、違う。
「やっ……やだぁ、見ねぇで……あっあぁ!」
「いつもより感じてくせになにを言ってるんだい。ほら、」
「ひっ……! あぁぁ!」
ぐっと奥まで突かれて射精した。後ろ手に引かれて膝をついたこの状態、とんだ精液が胡座をかいた黒い隊服にかかったのが見えて死にたくなった。
見ていなければいい。でも見えなくても俺のこの浅ましい声は聞かれてるのだから一緒だ。
余興だと男は言った。
今日で最後だと言った。
連れてこられた料亭の離れの部屋はいつも通り暗く、いやらしく赤い布団が敷いてあった。けれど、そこには俺がこんなことしてると最も知られたくなかった人がいた。後ろ手に縛られて、猿轡を噛まされて。
そこからは地獄だった。いつもいつも、こんなことするぐらいだったら死んでしまいたいと思っていた。でも、あれはまだ生温かった。
薬を塗られ、浅ましく愛撫を受け入れて男を強請る、自分でも浅ましく汚らしいと思う姿を土方さんに見られている。
死にたい。死んでしまいたい。
なのに心とは裏腹に、男の言うように腹の底から沸々と、視線を感じて疼くのだ。
「はっ、あ、ぁん! 見ねぇ、でっ……!」
止められない喘ぎ声の合間にせめてそう訴えるのが精一杯で、顔を上げられず揺さぶられるままに身を委ねていたら腕を離された。
解放される、そう思ったのは一瞬で、四つん這いになって身悶える俺の髪をぐいとわし掴んだ。
「あっ……やだぁ!」
俺の好きな切れ長の、空色の瞳と目があった。
これだけ哀願しているのに、土方さんは、ずっと俺のことを見ていたのだ。苦悶の表情で。
こんなに浅ましい姿を。顔を。声を。
全部知られてしまった。
「あぁぅ……っひじか、さん……っ」
せめてこれ以上は見られたくなくて縋りついた。男のものが中をぐりぐりかき回すのに身悶えながら、土方さんに縋りついて、逞しい背に腕を回す。
「はっ、あぁ、あんっあぁ……ひっ、ぁ!」
黒い髪をかき抱いて泣く。
土方さん。土方さん。
見ないでほしいのは本当なのに。
こうして抱きしめられることに嬉しさを感じているのだろう。

拍手[11回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

祝☆映画化

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

プロフィール

HN:
苑咲 早良
HP:
性別:
非公開

カウンター

ブログ内検索

アクセス解析

Copyright ©  -- 梅々 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]