梅々
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ごーるでんうぃーく
- 2012/04/30 (Mon) |
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四月も終わりますね!
今日は学校行ってからのバイトでしたが、七時頃は結構暇で閉店間際にどっとくるパターンでした。迷惑。
ペーパー作らないと。
それでは五周年続き。銀沖のターンで18禁です。
挿入できなかった無念。
今日は学校行ってからのバイトでしたが、七時頃は結構暇で閉店間際にどっとくるパターンでした。迷惑。
ペーパー作らないと。
それでは五周年続き。銀沖のターンで18禁です。
挿入できなかった無念。
リリスの微笑み
肩を優しく引かれて、そのまま抵抗しなければごろんと仰向けにされた。旦那は優しい目をして笑ってる。肩に触れていた手が、鎖骨をなぞって頬をくるんだ。
温かい手だ。押し付けがましさはない。あの男とは違うことにただ安堵して、警戒心が生まれない。
でも、俺は土方さんが好きなのに。旦那は土方さんとは違う、そんなこと分かってる。それなのに、釦をぽつりと外していく指先を見ても、何も思わない。羞恥心があるだけだ。
拒めない。
「総悟君が嫌じゃないなら、俺は止めないけど」
嫌なのか、分からない。開いたシャツの隙間に滑り込んで、そぅっと素肌の上を滑る手には心地好さを感じる。なんてったって俺の体は俺の意志に従わない、それで計ろうとするのは愚かだ。
鎖骨の窪みをくるくると悪戯して、旦那の顔が近づく。ぎしとベッドのスプリングが軋んだ。もしいまここで、旦那を魔法で蛙に変えてみたりしたらどうなるだろう。なんて考えたけどそれ以前に、やろうと思えば旦那も、俺に魔法をかけられるんだ。
かけないのはなんでだ。無理強いすればいいのにと、ぱちぱち瞬きしながら見つめていて漸く旦那の言葉を飲み込んだ。
「俺が誰を好きか知ってるくせに」
「うん」
「俺の逃げ道塞ぐんですかィ」
「塞いではないよ。無理強いしないだけ」
真綿で首を絞められているようだ。その首に顔を近づけて、旦那が口付けてくる。ちゅっちゅっ、ちゅっとやさしく触れて、凹凸が寂しい喉仏をぺろりと舐められてびりりとした。柔らかな髪が顎に触れ擽る。思ったより柔らかくない、旦那らしい髪だ。柳のようで、芯はしっかりしている。
そ、と手を伸ばしてみる。ふわふわと手を弾ませていると、耳元にくしゃりと手が差し込まれる。その手が髪をかき撫でながら耳裏を引っ掻く。
「んあっ」
びくんと、膝が曲がって旦那の体を挟み込む形になった。気付けばのし掛かられている。重たくないのは体重をかけないよう配慮してるからだろう。温もりだけが伝わる。
調子づいた旦那は、胸元に啄むようなキスを落としながら耳をあやしてくる。耳の中に指を入れられるとぞくぞくしておかしくなりそうになる。
旦那は俺が拒めないのを知っていてこんなことをするんだ。旦那のことは嫌いじゃない、寧ろ好きだ。だから、こうされても嫌じゃない。それを知っていて。
流されるのは嫌だから、ふざけて自分を捧げるなんて嫌だから、つんつんと髪を引っ張って、旦那を呼ぶ。
「なに?」
「旦那は俺が好きなんですかィ?」
「好きだよ」
甘さもふざけた空気も含まない、低い声にぞくりとした。喜んだ、確かに今、俺は。
それを見逃さなかった旦那が、耳朶に唇を寄せた。そのまま好きだよと、直接に吹き込まれてあまりのこそばゆさに旦那を引き剥がしたくなる。触れるだけ、吐息がかかるだけで心臓がどくどくしたのに、旦那は意地悪く再び囁いてくる。
引き剥がそうと掴んでいた手で、縋るように背を撫でると、旦那が俺の顔を覗き込んだ。いつものやる気のなさはどこへやら、強く赤い光を灯す、旦那の眼が俺を映す。それを見ながら吐息と共に、告げた。
本気でほしがってくれるなら。
「旦那になら、あげやすぜ」
「いいの?」
「いいですぜ」
最低だ、俺が本当に好きなのは土方さんなのに、手に入らないからって旦那にあげるなんて。
そんな俺の頬を優しくくるんで、いただきますと茶化すように旦那が言った。ついでとばかりに唇を塞がれる。初めてのキスだ。それを知ってか知らずか、首筋にしたように優しく何度も触れ合わされる。柔らかな感触が心地好くて瞼を閉じると、ぺろりと唇を舐められた。
「ん、やっ、何すんでさ」
「唇開いてよ」
再びシャツの中に旦那の手が沈む。ない胸をやんわり揉まれて、短く息を漏らした口の中へ、生暖かいものが入り込んだ。舌だ、旦那の。それが唇の裏を撫でるのが気持ち良くて、それだけじゃなくて歯の裏側へも入ってきて上顎をざらりと舐めたり舌を絡められたりして意味が分からなくなる。なにこれ、なんだこれ。大人のキスってこんななのか、生々しい。
鼻で息をするしかないけれどそうすると、甘ったるい声が漏れてすごく恥ずかしくなる。
「ん、んぁ、っんふ……」
舌をちゅぅっと吸われると尾骨のあたりまでぴりぴり快感が走る。その上、胸を揉んでいた手が赤と白の境をなぞるともどかしくなった。くるくる、くるくると胸の飾りの周りを撫でられる。焦れったさについ、胸を突き出すと、ふと旦那が笑った。
最後に舌を甘く噛み離れていく唇。そこからつうと、唾液の糸が繋がる。ぼんやりとそれを眺めていると、胸の頂きをちょんとつつかれた。
「あっ、」
「今の総悟君の顔、誰にも見せたくねぇなぁ」
「……いまんところアンタにしか見してやせん」
だってあの野郎はもう、死んだようなものだ。
それを知ってる旦那は嬉しそうににこっと笑った。今日の旦那はいつもと違う表情ばかりする。当たり前か、いつもとは全く状況が違うのだから。
放置されていた右の胸に旦那の顔が寄った。左胸の頂きは指でつまんできゅっきゅとしぼったりこりこりこねたりしながら、右は旦那の口の中でキスしたときみたいに舌に良いようにされる。口許に手の甲を当ててこれ以上声が漏れないように堪えながら、空いた手で旦那の髪を掴んだ。
ぬるっとして温かいそれに弾かれるのもこねられるのも吸われるのも、爪を立てられるのも。馬鹿になっちゃいそうなぐらい良くて、旦那の体を両足でぎゅうっと挟み込みながら擦り寄せる。胸もじんじんするけどそれよりも性器と、その奥が疼いて欲しくなる。あの野郎の所為で後ろの穴でもきもちよくなれると知っているから。
触って、旦那。
触って。
もっと、きもちよくなれるとこ。
言いたい、でも言えない。旦那には知れてる、でも、だからってこんな淫らなこと言ったら呆れられちまう。やだ、そんなの。嫌われたくない。
「うーっ!」
「噛まれてもいいの?」
「っはぁ、ぁ、旦那にされたから、」
「総悟君ったらえろい」
「旦那がでさ」
くすりと笑いながら、旦那の手がズボンのチャックの上をなぞった。ぶるりと身震いすれば、触ってほしい? なんて囁かれる。
ぶんぶんと頷けば、やんわりともみしだかれる。掌全体を使って掴んで、指先がばらばらに動く。触れられて嬉しい、でも直接的な刺激が欲しくて、ねだるような声が出そうになる。曲げた人差し指を噛んでも、やっぱり腰の揺れだけは止められなくて、旦那の手のに、押し付けるように動いてしまう。
恥ずかしさにぎゅっと瞼を閉じる。旦那には見えてしまうから意味はないのに。
「直接触ってほしい?」
「ん、だんな……っねが、い……」
「ちゃんとおねだりして」
意地悪な言葉に瞼を開けて旦那を見る。その瞬間を狙って強く握られて背が反った。
「ひゃあっ!」
「すんごい声。ほら、直接触ってって、言ってごらん」
固くなった性器を弄りながら胸を吸われて、無我夢中で手を伸ばす。その手を旦那がきゅっと握ってくれて、我慢がきかなくなった。
視界が霞んで、旦那の顔がよく見えない。
「っちゃんと……さわって、だんなぁ」
イきたいんでさァと、ぐずるように言えばほっぺにちゅっとキスをしてくれた。そして俺の性器を弄んでいた手が離れて、かちゃかちゃと服を剥いでいく。腰あげて、と言われるのに従えば窮屈だったそこが外気に触れて、下着も全て脱がされた。ぱさりと床に落ちたそれを目で追う。
意識を他所へ向けた瞬間だった。無防備に投げ出していた足を、ぱかりと左右に開かれた挙げ句、膝頭が胸につくぐらいに押されて、何もかも晒したそこを痛いぐらいに旦那に見られた。
足の付け根に息がかかる。
「ちょっ、旦那!」
「うわー綺麗な色」
「いやだ! ふざけんなばかっ!」
ぐいっと両手を伸ばして頭を押し退けようとする。けれど旦那の頭は動かなくて、寧ろ近づいてきた。ふ、と吐息が性器にかかって腕の力が抜ける。
まじまじと見られてる、旦那に、はしたなく涎を垂らしてるところを。
意識するともうだめで、恥ずかしいのは変わらないのに興奮してしまう。
旦那が顔を上げて俺を見た。なんだろうと目を向けるとぺろりと、唇を舐めて。
見せつけるように俺の性器をぱくりと食べた。
「あぁぁっ!」
温かさと柔らかさに目が眩む。唇をすぼめて引き抜かれて体が跳ねる。旦那の髪を強く掴むと、先走りをじゅるっと吸われた。
「いや、やーっ! ……でちゃう、だんなっ、だんなぁ」
「イかせて、って言えたらイかせてあげる」
唇が離れて、吐息をかけられる。あとちょっとでイけそうなのに焦らされて、考える余裕なんて欠片もない。
「い、かせ、て……おねが、だんな」
「いいこ」
またくわえられた、次の瞬間。吸いながら舌で先端をつつかれて、訳が分からない間にイっていた。
「あ、あぁっ……!」
肩を優しく引かれて、そのまま抵抗しなければごろんと仰向けにされた。旦那は優しい目をして笑ってる。肩に触れていた手が、鎖骨をなぞって頬をくるんだ。
温かい手だ。押し付けがましさはない。あの男とは違うことにただ安堵して、警戒心が生まれない。
でも、俺は土方さんが好きなのに。旦那は土方さんとは違う、そんなこと分かってる。それなのに、釦をぽつりと外していく指先を見ても、何も思わない。羞恥心があるだけだ。
拒めない。
「総悟君が嫌じゃないなら、俺は止めないけど」
嫌なのか、分からない。開いたシャツの隙間に滑り込んで、そぅっと素肌の上を滑る手には心地好さを感じる。なんてったって俺の体は俺の意志に従わない、それで計ろうとするのは愚かだ。
鎖骨の窪みをくるくると悪戯して、旦那の顔が近づく。ぎしとベッドのスプリングが軋んだ。もしいまここで、旦那を魔法で蛙に変えてみたりしたらどうなるだろう。なんて考えたけどそれ以前に、やろうと思えば旦那も、俺に魔法をかけられるんだ。
かけないのはなんでだ。無理強いすればいいのにと、ぱちぱち瞬きしながら見つめていて漸く旦那の言葉を飲み込んだ。
「俺が誰を好きか知ってるくせに」
「うん」
「俺の逃げ道塞ぐんですかィ」
「塞いではないよ。無理強いしないだけ」
真綿で首を絞められているようだ。その首に顔を近づけて、旦那が口付けてくる。ちゅっちゅっ、ちゅっとやさしく触れて、凹凸が寂しい喉仏をぺろりと舐められてびりりとした。柔らかな髪が顎に触れ擽る。思ったより柔らかくない、旦那らしい髪だ。柳のようで、芯はしっかりしている。
そ、と手を伸ばしてみる。ふわふわと手を弾ませていると、耳元にくしゃりと手が差し込まれる。その手が髪をかき撫でながら耳裏を引っ掻く。
「んあっ」
びくんと、膝が曲がって旦那の体を挟み込む形になった。気付けばのし掛かられている。重たくないのは体重をかけないよう配慮してるからだろう。温もりだけが伝わる。
調子づいた旦那は、胸元に啄むようなキスを落としながら耳をあやしてくる。耳の中に指を入れられるとぞくぞくしておかしくなりそうになる。
旦那は俺が拒めないのを知っていてこんなことをするんだ。旦那のことは嫌いじゃない、寧ろ好きだ。だから、こうされても嫌じゃない。それを知っていて。
流されるのは嫌だから、ふざけて自分を捧げるなんて嫌だから、つんつんと髪を引っ張って、旦那を呼ぶ。
「なに?」
「旦那は俺が好きなんですかィ?」
「好きだよ」
甘さもふざけた空気も含まない、低い声にぞくりとした。喜んだ、確かに今、俺は。
それを見逃さなかった旦那が、耳朶に唇を寄せた。そのまま好きだよと、直接に吹き込まれてあまりのこそばゆさに旦那を引き剥がしたくなる。触れるだけ、吐息がかかるだけで心臓がどくどくしたのに、旦那は意地悪く再び囁いてくる。
引き剥がそうと掴んでいた手で、縋るように背を撫でると、旦那が俺の顔を覗き込んだ。いつものやる気のなさはどこへやら、強く赤い光を灯す、旦那の眼が俺を映す。それを見ながら吐息と共に、告げた。
本気でほしがってくれるなら。
「旦那になら、あげやすぜ」
「いいの?」
「いいですぜ」
最低だ、俺が本当に好きなのは土方さんなのに、手に入らないからって旦那にあげるなんて。
そんな俺の頬を優しくくるんで、いただきますと茶化すように旦那が言った。ついでとばかりに唇を塞がれる。初めてのキスだ。それを知ってか知らずか、首筋にしたように優しく何度も触れ合わされる。柔らかな感触が心地好くて瞼を閉じると、ぺろりと唇を舐められた。
「ん、やっ、何すんでさ」
「唇開いてよ」
再びシャツの中に旦那の手が沈む。ない胸をやんわり揉まれて、短く息を漏らした口の中へ、生暖かいものが入り込んだ。舌だ、旦那の。それが唇の裏を撫でるのが気持ち良くて、それだけじゃなくて歯の裏側へも入ってきて上顎をざらりと舐めたり舌を絡められたりして意味が分からなくなる。なにこれ、なんだこれ。大人のキスってこんななのか、生々しい。
鼻で息をするしかないけれどそうすると、甘ったるい声が漏れてすごく恥ずかしくなる。
「ん、んぁ、っんふ……」
舌をちゅぅっと吸われると尾骨のあたりまでぴりぴり快感が走る。その上、胸を揉んでいた手が赤と白の境をなぞるともどかしくなった。くるくる、くるくると胸の飾りの周りを撫でられる。焦れったさについ、胸を突き出すと、ふと旦那が笑った。
最後に舌を甘く噛み離れていく唇。そこからつうと、唾液の糸が繋がる。ぼんやりとそれを眺めていると、胸の頂きをちょんとつつかれた。
「あっ、」
「今の総悟君の顔、誰にも見せたくねぇなぁ」
「……いまんところアンタにしか見してやせん」
だってあの野郎はもう、死んだようなものだ。
それを知ってる旦那は嬉しそうににこっと笑った。今日の旦那はいつもと違う表情ばかりする。当たり前か、いつもとは全く状況が違うのだから。
放置されていた右の胸に旦那の顔が寄った。左胸の頂きは指でつまんできゅっきゅとしぼったりこりこりこねたりしながら、右は旦那の口の中でキスしたときみたいに舌に良いようにされる。口許に手の甲を当ててこれ以上声が漏れないように堪えながら、空いた手で旦那の髪を掴んだ。
ぬるっとして温かいそれに弾かれるのもこねられるのも吸われるのも、爪を立てられるのも。馬鹿になっちゃいそうなぐらい良くて、旦那の体を両足でぎゅうっと挟み込みながら擦り寄せる。胸もじんじんするけどそれよりも性器と、その奥が疼いて欲しくなる。あの野郎の所為で後ろの穴でもきもちよくなれると知っているから。
触って、旦那。
触って。
もっと、きもちよくなれるとこ。
言いたい、でも言えない。旦那には知れてる、でも、だからってこんな淫らなこと言ったら呆れられちまう。やだ、そんなの。嫌われたくない。
「うーっ!」
「噛まれてもいいの?」
「っはぁ、ぁ、旦那にされたから、」
「総悟君ったらえろい」
「旦那がでさ」
くすりと笑いながら、旦那の手がズボンのチャックの上をなぞった。ぶるりと身震いすれば、触ってほしい? なんて囁かれる。
ぶんぶんと頷けば、やんわりともみしだかれる。掌全体を使って掴んで、指先がばらばらに動く。触れられて嬉しい、でも直接的な刺激が欲しくて、ねだるような声が出そうになる。曲げた人差し指を噛んでも、やっぱり腰の揺れだけは止められなくて、旦那の手のに、押し付けるように動いてしまう。
恥ずかしさにぎゅっと瞼を閉じる。旦那には見えてしまうから意味はないのに。
「直接触ってほしい?」
「ん、だんな……っねが、い……」
「ちゃんとおねだりして」
意地悪な言葉に瞼を開けて旦那を見る。その瞬間を狙って強く握られて背が反った。
「ひゃあっ!」
「すんごい声。ほら、直接触ってって、言ってごらん」
固くなった性器を弄りながら胸を吸われて、無我夢中で手を伸ばす。その手を旦那がきゅっと握ってくれて、我慢がきかなくなった。
視界が霞んで、旦那の顔がよく見えない。
「っちゃんと……さわって、だんなぁ」
イきたいんでさァと、ぐずるように言えばほっぺにちゅっとキスをしてくれた。そして俺の性器を弄んでいた手が離れて、かちゃかちゃと服を剥いでいく。腰あげて、と言われるのに従えば窮屈だったそこが外気に触れて、下着も全て脱がされた。ぱさりと床に落ちたそれを目で追う。
意識を他所へ向けた瞬間だった。無防備に投げ出していた足を、ぱかりと左右に開かれた挙げ句、膝頭が胸につくぐらいに押されて、何もかも晒したそこを痛いぐらいに旦那に見られた。
足の付け根に息がかかる。
「ちょっ、旦那!」
「うわー綺麗な色」
「いやだ! ふざけんなばかっ!」
ぐいっと両手を伸ばして頭を押し退けようとする。けれど旦那の頭は動かなくて、寧ろ近づいてきた。ふ、と吐息が性器にかかって腕の力が抜ける。
まじまじと見られてる、旦那に、はしたなく涎を垂らしてるところを。
意識するともうだめで、恥ずかしいのは変わらないのに興奮してしまう。
旦那が顔を上げて俺を見た。なんだろうと目を向けるとぺろりと、唇を舐めて。
見せつけるように俺の性器をぱくりと食べた。
「あぁぁっ!」
温かさと柔らかさに目が眩む。唇をすぼめて引き抜かれて体が跳ねる。旦那の髪を強く掴むと、先走りをじゅるっと吸われた。
「いや、やーっ! ……でちゃう、だんなっ、だんなぁ」
「イかせて、って言えたらイかせてあげる」
唇が離れて、吐息をかけられる。あとちょっとでイけそうなのに焦らされて、考える余裕なんて欠片もない。
「い、かせ、て……おねが、だんな」
「いいこ」
またくわえられた、次の瞬間。吸いながら舌で先端をつつかれて、訳が分からない間にイっていた。
「あ、あぁっ……!」
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