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梅々

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順調?絶好調?

なんかまた明日からインフルエンザで休みになるそうです。つまり私今週真面目に病人生活してる。
今日は久々にDSの銀魂やって沖田と触手ー!とか気持ち悪いことしてました。土方にやすりで沖田攻撃させたりね(*^^*)
あと、7ヶ月ぶりのどうもりは雑草とゴキブリだらけで怖かったです。我が愛しのそーちゃんは何事もなかったかのように皆と話しててほっとしました。よかった。
あと咳さえ治れば完治なのですが、親が寝ろ寝ろ五月蝿くて困ります。マスクしてるからいいじゃない!
ライアーゲーム見たかったのに。





それでは、肆萬打リクの続編です。次で終わるかな。
まだえろには入りませんでした。
早く終わらします!よし!





















確信犯とは君のこと





「あんた、最近毎日来てやすよね」

「え? ああ・・・」

煙草を棚から取り出しながら、沖田は言った。
明るい栗色の髪は地毛なのだろう。少しも痛んでいるようには見えない。後ろ頭がまるっこいなと見つめていると不意に振り返った沖田と視線がかち合って、慌てて視線を反らした。
どきどきとベタに高鳴る胸をどうにか落ち着けて、小銭を渡す。

「サラリーマンですかィ?」

「ああ」

「俺ァこれしかしてねぇからわかんねぇけど、大変なんですかねェ?」

「大変っちゃあ大変だけどよ。自分で稼げんのはいい」

沖田はふーんと思案しつつ返事をし、チャリン、と釣り銭を渡してくる。未だにその手が触れ合ったことはない。抑、初めてこう話したから、それだけでいっぱいいっぱいなのだ。表には出さないようにしているけれど。
だって、と改めて考えてみる。今まで、いくらですだのありがとうございやすだの、マニュアル通りの言葉しか聞けていなかったのにこうやって話しかけてくれるだなんて、誰が考えられるか。想像上のことでしかないと思っていたのに。
幸せを噛み締めているとじゃあ行ってらっしゃい、と沖田は微笑を浮かべた。
その表情に見惚れて、ロクないらえも返せず俺はコンビニを後にした。





カタンと頭の下が揺れて、ハッと目が覚めた。いままで夢を見ていたのだと分かる程度には意識が覚醒して、ここは電車内でしかも次で自分が降りる駅なのだと気付いた。
公共の場で寝るのは初めてで、これはひょっとして具合でも悪いんじゃないかと額に触れるが自分で分かる筈がない。でも何だか頭はぼーっとするし、喉に違和感を感じる。今日は早めに寝た方がいいなとぼんやり思って、ついで浮かんだ沖田の顔。
今いるかは分からないけれど、今晩は弁当にしよう。顔を見れたら少しは元気になるかもしれない。なんて考えがバレたら間違いなく引かれる。それは分かっているから、普通の客を装って。

コンビニについた頃には頭痛も酷くなっていて、酔っ払った時にも負けないぐらいに頭が重い。弁当食わずに寝るのが得策かもと思うが入ってしまった以上買わずに出るのもどうだろうと、チラリとレジを見遣る。けれどそこにいたのは花も何もない、取り柄はそのグラサンしかないんじゃないかと言うようなおっさん一人だけだった。沖田から見れば俺も似たようなものかもしれないが、俺はまだ三十路いっていないしおっさんではない。
具合悪いから寄ったというのにこれでは癒されないどころかストレスが堪るだけだ。いらっしゃいませ、と此方を向いたそのおっさんがヒッと青くなったのは知らず知らずの内に睨みつけていたかららしい。元から目付きが悪いからそれはそれは迫力のあることだろう、そこにいるおまえが悪い。
もういい、こんなところにいたんじゃ精神衛生上宜しくない。癒しもいないんだ、目当ての鍋焼うどんさえ置いてあればそれでいいのだから。

「あ、」

「は? ・・・あ」

鍋焼うどんへ手を伸ばしたところでかけられた声。聞き慣れた、澄んだアルトの声。そう、俺が聞きたかった、声。
右横・・・より下を見ると、品出しをするためしゃがんだ沖田がいた。しゃがんでいれば、いくら目立つ栗色の髪だろうと遠くから見える筈もない。一気にさっきまでのストレスは消え、頬が緩んでしまいそうになるがなんとか無表情を取り繕って。

「今日は珍しいですねィ。夜に来んのなんて・・・初めてですよねィ?」

「あぁ。夕飯作んのめんどくさくなってな」

「ハハ。それわかりまさァ」

機嫌良さそうに笑うのを見て、くらりと目眩がした。否、目眩は不調の所為かもしれない。
カタン、と手にした鍋焼うどんが落ちて、気分が少し重くなる。綺麗に盛り付けされているのとぐっちゃぐっちゃな料理とでは食欲の起こりようが可也変わる。ただでさえ食欲はあまりないというのに。戻して取り替えるなんてこと常識的に出来ず、若干憂鬱な気持ちでそれを取ろうと屈む。それより早く、沖田の手がそれを拾って、ぽんぽんと叩いて奥の商品と取り替えた。

「内緒ですぜ?」

「っ・・・ありがとな、」

悪戯っぽく笑う顔に見惚れて、思考が停止しかけながらも、礼を言う。
今日来て良かった、本当に。こんな表情もするのかと、更に深みに填まったけれどそれは俺にとっていいことで、うどんを落としてよかったと切実に思う。記念に、この容器も捨てられそうにない。

「あれ? なんか顔赤くないですかィ?」

突然、額に伸ばされた手。

「っ!!」

思ったよりも冷たい指先が額に触れた瞬間、ぐわんと世界が揺れて意識が混濁した。
沖田が何か言ったようだったけれど、それさえ耳に入らなかった。










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土方を病人にしてたら自分までなった悲劇。

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