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梅々

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笑顔は武器

今日が最後だ・・・。
早く寝ようと思ったのに、おかしいなぁ。

銀魂のタマが洗うシーンにときめいた。
そして皆かっこいいなぁ。





それでは沖土姫始め。
単なる濡れ場かもしれない。
















最初も最後も

あんたと過ごしたかったんだ。




巫山雲雨





ガラガラ、と扉を開き沖田が屯所へ帰ってきたのは早朝、三時だった。昨日、屯所を出たのは夜九時過ぎ。
六時間もの間何をしてたのかというと上司のように女遊び、というわけではなく仕事だった。
師走も下旬、このままなら静かな年越しが出来そうだと皆が思った矢先のことだ。幕府からとある問屋が攘夷の連中に大砲その他諸々を密売しているから裏を取り次第叩けと命令が下った。
師走も終わろうとしている時期に、普通そんな命令するか。と文句を言いたいのは山々だが邪魔な芽は早々と摘むべきだと云う。
早々に片付けて、安穏と年を越そうじゃないかと監察が動き始めたのが二十七日。三十日の夜に黒だと裏付け、翌日に一番隊がさくさく片付け年越し。

そりゃあないだろう。

確かに、呆気なかった。その割に六時間かかったのは映画並のスケールで爆発を起こされた所為だ。それさえなければ年越しは屯所で迎えられたかもしれない。

・・・でも。一番隊と二番隊の数人以外は屯所で飲み会だなんて。

「アンタの首落とさなきゃ苛立ちは消えねぇんでさァ・・・」

「待て待て待て。早まるな」

道草くった沖田より早く帰ったらしい土方は、風呂を済ませ寝る気満々で布団を敷いていた。
此方は未だ血生臭いというのに。
麻痺しそうな嗅覚が微かに石鹸の匂いを拾い、沖田の中で何かスイッチが入った。
本能でそれを感じとった土方が、間合いから出ようと後退る。

「・・・総悟?」

「責任は全て副長に、ですよねィ?」

「それは何かあった場合の話・・・」

「腹ァ括りなせェ」

滅多に浮かべぬ笑みを見せられ、土方の頬は引きつった。







じゅぶり。
濡れた音が土方の理性を犯していく。
瞼を強く瞑り早く終われと祈りながら、土方は眼前にあるモノを強く扱いた。
頭上から聞こえるセクシャルな声に、次第に手の動きも早まる。
土方は今、沖田にご奉仕させられている。討ち入りの後だ、若い沖田が盛るのも分からなくはない。けれど。

「ん・・・土方さん、そろそろ可愛い上の口で、ね?」

「・・・ッ」

加虐心を剥き出しにして虐げようとするのは如何なものか。
サディストなのだ、しょうがないと割り切れる程、土方は大人ではなくプライドも高い。矜恃は傷だらけであろうと凌辱されようと、矜恃のままだ。
然し、逆らい酷く抱かれるのは明日(時間的には今日だが)辛い。火に油を注ぐことだけはしないようにと、土方は渋々唇を開き、赤い舌を出す。
舌先で撫でるように、先走りに濡れるソレを横側に裏筋も丹念に舐める。
決して美味だとは言えぬ苦さ、だが我慢して“奉仕”しなければならない。
全体を舐め終え、先から口に含んでいく。
沖田が目を細め、嬉しげな微笑を浮かべながら土方の頭を撫でる。手付きだけは、優しく。
絆されかけた心を気力で持ち直して、口の中のものに舌を這わす。
酔い潰れたのか疲労で床に就いたのか。遠くの喧騒が小さく聞こえるぐらいの静けさの中、水音は、淫靡に響く。
瞼を開けていても閉じていても、覆えない耳から扇動されて高揚としていく気持ちを止められない。
このままじゃ、と意識は冷静を保つが誤魔化せない正直な体は抵抗を忘れ。

「んっ・・・ふ、ぅンッ」

「上手ですぜ、土方さん・・・」

「んんッ!!」

上がった吐息もそのままに名を呼ばれドクン、と情欲が滾ると同時に耳裏を引っ掛かれ完全に感じた、女の嬌声のような声が出てしまう。
カァァァ、と羞恥で赤くなった土方の頬を、沖田はそっと撫でる。

「可愛いですぜ、土方さん」

「ッ・・・!」

キッと土方は沖田を睨むが沖田からしたらそれは甘えるように見つめられているも同じ。
朱の頬、涙の浮かぶ目元、寄せられた柳眉。
男ならこの表情にグッとくるものだろう。まぁ、沖田は土方以外の人間をそういう目で見ていないから、土方以外がしても無意味だが。

「ほら、ちゃんと舌も使わねぇと。ずっと咥えてたいってぇなら、話は別ですがねィ」

そう言われたら、嫌でも土方は従ってしまう。巧みな言葉に土方は乗せられ、巧妙に追い詰められるのだ、毎回。
先の割れ目を少しえぐるように、内側を舐めておもいっきり強かに吸う。いつも沖田が土方にするように。
「っく・・・ちゃんと、飲んでくだせぇよ・・・・・・」

「ふ・・・ッんン!!」

喉の奥に勢いよく、ねっとりとした熱い液体をかけられるむせそうになりながらもなんとかそれを嚥下して、それでも未だ口腔内を犯すソレにちゅうと吸い付く。
苦い味が舌に染み込みそうだ。
苦しくて朦朧としてきた頭でそんなことを土方が考えていると漸く沖田は土方から離れた。
ふぅ、と土方は一息つくが、未だ前戯。これからもっと激しく、翻弄されぐちゃぐちゃにされるのだ。
その証拠に、沖田はうつ伏せのまま息を整える土方の背後に回り菊門に冷たい液体をかける。

「冷てぇよっ・・・ぅ、っく・・・」

「まぁ、その内慣れるんで我慢しなせぇ」

潤滑油の助けを得、沖田は土方の中にいきなり指を二本突き挿れるが痛みを与えない。
それは潤滑油のお陰なのか、土方がこの行為に慣れてきたからなのか。
ぐちゃり、ぐじゅ、と沖田が指で内部を掻き回す都度口淫よりも更に厭らしい音が、土方の理性を粉々に砕く。
ぐるぐると頭の中渦巻くのは沖田が与える悦楽だけで、目を瞑りひたすらにその快楽を追う。
こんなところに触れられ感じるなんて、羞恥はスパイスに過ぎず、高めるだけだ。

「うぁっ、んんっ・・・はぁ、ッア」

「そろそろ、平気そうですねィ」

こんな風に、土方の矜恃は踏みにじるが体のことは何も考えていないようで考えてくれている。鬼の副長と呼ばれているのだ、有名無実になった途端結束も何もない烏合の衆になってしまう。すると迷惑を被るのは局長である近藤だ。と、間接であろうと直接であろうと近藤が困るようなことは沖田はしない。ほんの小さなことは別として。

「考え事ですかィ?余裕だねィ」

「いっァア!!」

内壁を柔くひっかくようにして引き抜かれた指。
油断していたから過剰に反応してしまって、ビクンと背が跳ねる。
羞恥にギュウっと強く瞼を閉じて、敷布団に顔を埋めるとひくんひくんと収縮と弛緩を繰り返す菊門に熱く堅いものが触れた。
逃げようと引いた腰をグッと掴まれ肉をかきわけ挿入される。

「ッあぁっ!!」

「ッハ、キツっ・・・」

グッとシーツを掴んだ手が力を込めすぎて白く色を失う。
それに構わず土方の中に沖田は自身を進めていく。
引き抜いては浅く突き、引き抜いては浅く突き・・・土方に快楽を与えながらも、全てを納めてしまう。

「ん、っあ、はぁっ・・・ァ」

「締め付け過ぎでさァ・・・がっつかなくてもやりやすよ」

「んなッ、ちがっ・・・・・・ぁうっ・・・!」

遠慮なく最初からズブリ、ずぶずぶ・・・と貫かれ土方は悪態をつくことも反論することも出来ず声を殺そうと歯を食いしばるも意味を為さず。
熱く滾るモノで襞を擦られると甘えるような声が出てしまう。
愛らしい土方の媚態に沖田は、背後から抱き締めるようにして項に口付け、色の失せた手を包む。

「ッハ、あ・・・ぅあッ、そぅごッ・・・・・・!」

「んっ、良すぎでさ、アンタ・・・」

「うぁぁッ・・・んっや、めッ・・・! ひゃぁぁッ!」

ポロポロ涙を溢して声を上げる様が、沖田の心を満たしていくと同時に情欲を煽る。
張りつめた土方自身をねっとりと指を絡め愛撫して、土方の前立腺を強く穿つ。

「んぁぁぁ・・・ッ! ま、てッ・・・も、ぃくっ・・・」

「イきなせぇ。俺の下でアンアン喘ぎながら・・・」

「はぅっ、あっ、ァアッ・・・・・・そ、ご・・・そぅ、ごッ・・・んぁぁあぁぁ!!」

粘着質な液体を沖田の手の中に散らし、土方ビクビク体を震わせ射精する。無意識に揺れた腰が、沖田の動きを助長して土方の性感をよりつよく刺激する。
すぼまった中をぐちゃぐちゃに掻き回され突き散らかされると、イッたばかりの体は強い悦楽に堪えきれずがむしゃらに啼いて、発散しようとする。
どんな顔で淫らに啼くのか。
見たくなった沖田は一旦ギリギリまで引き抜いて、土方の体を反転させる。

「ひぃぁぁぁッ!! んゃぁッ・・・はぁうッ、」

普段触れられない箇所を擦られ、予期せぬ弱点の責めに厭らしく嬌声をあげ、微かな理性で顔を隠そうと腕を顔の上で交差させる。
いじらしさが堪らない、と沖田は土方の足を更に開かせ力強く土方の秘孔を蹂躙する。

「顔、見せなせぇよっ・・・」

「み、ッな・・・ッァは、ひぃんっ・・・!」

「土方さん、愛してまさァ」

その言葉に、土方は顔を覆っていた腕を退け、濡れた青い瞳を真っ直ぐと沖田に向けた。
柔く沖田は土方に笑み、唇を重ねる。
密着した体を抱き締め、角度の変わった楔に土方は白い背に爪をたてる。

こんな乱れる土方は、初めてだ。
背に爪をたてられるのも。

「あぁうッ・・・ふ、そうごぉッ・・・・・・また、出るッ」

「じゃあ、今度は一緒にイきやしょう。淫乱なアンタの中に、ぶちまけてやりまさァ」

「なッかは・・・ひぁぁッ! だめ、だっ・・・ぅアン!」

口ではそう言いながら、土方の足は沖田の腰に絡みついていて、自ら腰を振っている。
女泣かせ、なんて嘘じゃないか。
沖田はそう疑うがそんなこと、もうどうでもいい。

土方の体は沖田のものだから。

「そうご、そぅごッ・・・! いっぁぁあぁぁッ!!」

「くっ、じかたさんッ・・・!!」

パンパンッ、と腰を打ち付け、沖田は土方と共に絶頂へ昇りつめる。秘奥をグン、と貫き、宣言通り土方の内部いっぱいに精液を吐き出す。
誘発して頭が真っ白になる感覚に心地好さを覚えつつ土方も達するが、白色は薄く、透明に近い。
びくんびくんと体が痙攣して、全て吐き出した沖田自身にきゅうと絡み付く。
それは、未だ足りないとでもいうような。

「・・・だめだ、やっぱ時間いっぱいやりやす」

「待、てッ・・・体、もたねッ・・・」

「答えは聞いてやせんよ」

「っはぁん! まっ、そうご、ぁああっ!」

有言実行、土方は何も出なくなるまで犯されたとか。

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