梅々
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一ヶ月も経ってる・・・;;
よしできた。
一ヶ月経ってしまいましたが猫ネタです!
そしてあまり活用できていない←
沖土でモットーは土方をいやらしく!
一ヶ月経ってしまいましたが猫ネタです!
そしてあまり活用できていない←
沖土でモットーは土方をいやらしく!
言葉も行為も必要で
アーウェルンクスは誰のもの
目が覚めたら体が変だった。また総悟の仕業か、と瞼を開ける。すると周囲の音がやけに煩い。雀の囀りに、エンジン音、隣で呑気に眠る男の呼吸。耳を塞ぎたくなるがそれよりも元凶であろう総悟を起こし、何をしたか問い詰めるのが先だ。
イラッとしたままに、尻尾の先を布団に叩きつけた。勿論、自分のだから痛くない程度に。
自分の、尻尾を。
「なんじゃこりゃああああ!?」
「っうっさ!」
吃驚したままに体を起こしたら掛け布団が捲れ上がった。返った声にまた驚いて、くすんだ金の髪に紛れた、毛並みの良い獣耳を見つける。相当煩かったのだろう。耳は自ずと下がっている。
さっきから耳が良い理由がなんとなく分かってしまって、自分の頭に触ってみる。
当たって欲しくはなかったが予想は的中した。総悟と同じような獣耳がそこにはある。言い方がおかしいが、人間の耳もいつもの位置にあるから、尻尾と耳が付加されただけなのだろう、嫌な悪戯だ。
「オイコラ」
「あり? やっぱ俺まで猫になっちまったかァ」
「なっちまったかじゃねぇよ! なんなんだコレはいつ治る!?」
「うわー。土方さんが猫耳つけても可愛くねぇ・・・。ってぇわけで今日の夜には取れやすぜ」
「悪戯したくせに文句言ってんじゃねぇよてめぇは! ・・・どーすんだコレ」
「部屋から出なきゃ平気だろィ」
今日は珍しく寝起きの良い総悟が、よっと掛け声をかけて上体を起こす。すると寝巻きの下から窮屈そうに、耳と同じ金色のふさふさした尻尾が出てきた。
自分のを前に持ってきて見ると俺のは真っ黒だった。なんだかつまらない。
いや、つまるつまらないじゃなくて。
俺は非番だから良いが総悟は夜番だ。それまでにこの異物はなくなっているのだろうか。いくら俺よりかは似合うと云えども、洒落にならない。
「今日はにゃんこの日なんだから、こんぐらいいいじゃないですかィ」
「・・・よかねぇよ」
甘えるように抱きついてきた総悟は本物の猫のようで、溜め息が出るのを禁じ得ない。
尻尾はどうにか隠せる。だが、耳はどうやっても隠せないだろうと、金色の獣耳を眺めながら思う。ぼんやりと何の気無しに耳を撫でたら、びくんと総悟の体が跳ねた。
「・・・総悟?」
「そういや、思い出しやしたよ」
「な、にを・・・」
見上げてきたその顔が、危険な雰囲気を醸し出していて思わず後ずさる。本能が告げている、逃げなきゃやばいぞと。なので俺は大人しくそれに従おうとするが、尻尾を捕まれたら逃げることなんて出来やしない。嫌な汗が次から次へと頬を伝う。
「中和させれば、一二時間で効果は切れやすよ」
「なに、で」
「精液で」
俺なんかしましたかごめんなさい。
*
神様というのは総じて、悪に味方するんじゃないかなんて思うがきっと、それは真実ではなく、こいつに神様が味方しているというのが真実なのだろう。邪神だとかそういうのが。
心地好い快楽にいつも負けてしまう。求められると恐怖を覚えるのは、快楽に負ける自分が嫌いだからだ。行為自体は嫌いではない。
「んっ・・・」
「口の中、毛がすげぇや」
弱点の尻尾を捕まれしゃぶられ、性器を触られているような錯覚を抱く。それほど、尻尾は敏感らしい。昔茶色い頭の子どもが猫の尻尾を弄ぶ様を幾度か見たが、あれは酷い悪戯なのだと今知った。
だから腹いせに、文句を言いつつ尻尾で遊ぶ男のそれを強く握る。俺が弱いんだからこいつも弱いんだろう、そう思って。
「・・・今日は珍しく積極的ですねィ」
「そんなわけじゃっ、」
「またまたァ」
総悟にあられもない声を出させるのを失敗したどころか、煽っただけという空しい結果に終わって、より追い詰められる。性器にはまだ触られてもいないのに下着が張り付いて気持ち悪いだなんて、総悟にはばれたくない。だがこのままでは絶対にばれるのだ。
尻尾を弄るのに飽きたのか、総悟は俺を押し倒し、今度は耳を撫でてくる。そこも尻尾と同様に気持ち良くて。さっき俺がこの耳さえ撫でなきゃこんなことにはなっていなかったのに。
「んん、ぁっ、ひ!」
「あ、べっちょべちょ」
耳を触りながら、総悟がもう片方の手で袷の間から下着ごと握ってきた。くちゃ、と水の音が届いて一気に頭に血が昇る。怒りではなく羞恥によって。
そのまま耳と同時に下着の上から揉まれて、堪えようのない射精感が渦巻く。イきたい。イきたくてどうしようもない。でも射精したが最後、自分が快楽に飲まれるのは過去の経験より明白で、だからって足掻いても無意味なのも承知済み。
それでも足掻くのは矜恃の所為だ。
「ぁんんっ・・・、は、あっ!」
「我慢しちゃダメでさァ。もっとやらしくなってくだせェ」
それは無茶な注文だ。
思っていても、布越しに尿道の入り口を引っ掛かれ、応えるように絶頂を迎えてしまう。
「っあぁぁぁぁ!」
ビクビク体が痙攣させて自分のものだと信じたくないような甘い声を上げて、この上ない快感に酔しれる。
此に弱いのは知っていて、味を占めると次が欲しくなる自分が嫌だ。
もっと。
もっと欲しい。
これだけじゃない。
この先を俺は知っている。
獣のように内側を犯す、熱を。
欲望が口を支配しかけて、周章てて口を手で押さえつつ息を整える。尻尾に力が入らない。体が気だるい。
欲に浮かされて自分がどんな言動をするか予想がつかなくて怖い。そんなに良いと言うことは俺はこの行為を肯定して、尚且総悟を想っていることに繋がるが、それはいい。もう認めている。
だから、浅ましい姿を見られたくないのに。
肌に張り付いた下着を脱がせ、総悟は俺の体を反転させ、臀部だけをあげるという卑猥な格好を俺に強要した。
抗うことなんてない、ただ、羞恥が矜恃を伐つ感覚により息が乱れる。
「ん、総悟・・・っ」
「慣らさなくて平気そうですかィ?」
「はっ、あぅ・・・いいから・・・っはや、く!」
何の抵抗もなく後孔は総悟の中指を受け入れ、粘膜への愛撫を甘受する。
へなへなになってる尻尾も共に扱かれて、自身がまた滾るのが見なくても分かる。
ちょっと動いただけで中指は抜けてしまい、追い縋るように返り見る。表情がいけなかったのか行動がよくなかったのか。総悟は豹変したかのように荒々しく、性器を女性器のようにとろけた俺の後孔へと宛てた。
そして、一気に進入してくる。
「ひぃあぁ・・・っ!! あ、んっ・・・きつぅ、ぁっ、あ!」
「・・・動きやすぜ」
「待っ、やぁぁ、っあ、んん・・・っひ、」
ぐちゃぐちゃと結合部から音が聞こえる。総悟の尻尾が、俺のそれに器用に絡む。求めた熱さが、体を犯す。
ドMでもいい。この瞬間だけは思う。総悟にやらしい姿を見られて、犯されて、辱しめられて、こんなにも快楽を得られるのだから。
「あぁっ、んく、っそ、ぅご・・・っ! っ、は、そうごっ、あぁっ!」
「可愛い。可愛いですぜ、土方さん」
いやらしい、耳に吹き込まれ奥を突かれる度に軽くイってしまう。
総悟の性器が痛いぐらい強かに前立腺を突いて、意識を失いそうになる。
項にかかる乱れた呼吸も、腰を掴む腕の強さも俺を詰る声の余裕の無さも、堪らなく愛しい。
自ら腰を振って奥へ受け入れようとする。総悟にまた何か囁かれたけど意味なんていらない。
強い快楽に、思考も揺さぶられて。
「あぁっ、ぁ、っひぁ、くぅ、んっ・・・イく、イくぅっ!」
「いい声。イく時もちゃんとイくって言ってくだせぇよ?」
「ぅ、ん・・・っひくぅぅ、はぁ、んっ! いくぅぅぅっ!!」
ぐん、と総悟のものが最奥を貫いた瞬間、それに押し出される様なほど勢いよく射精した。中で達した総悟と同じくらい、断続的に長く。
朝一だからか、総悟は出しきったらあっさり抜いてしまい、物足りなさに後孔が疼いた。別に俺が淫乱なのではなく総悟がいつもはしつこいからだ。他意はない。
そして我に返ると脱力感と途方もない羞恥がどっと押し寄せて。
「・・・やりすぎだろ」
「そいつはすいやせん。でも、愛情を測る行為なんだから荒々しくて当たり前でさァ」
「・・・そうか?」
「だってアンタは、言葉をくんねぇから。体に訊かなきゃ何もわかんねぇんでさァ」
じゃあ、素直に言えばもう少し健全なお付き合いに近づくのか。
なんて訊けないで、今まで通り何も言わないようにしようと決めた俺は、やはりドMか。
動くこともできずずっと布団の中にいた午前、気付けば異常な耳と尻尾は消えていた。
アーウェルンクスは誰のもの
目が覚めたら体が変だった。また総悟の仕業か、と瞼を開ける。すると周囲の音がやけに煩い。雀の囀りに、エンジン音、隣で呑気に眠る男の呼吸。耳を塞ぎたくなるがそれよりも元凶であろう総悟を起こし、何をしたか問い詰めるのが先だ。
イラッとしたままに、尻尾の先を布団に叩きつけた。勿論、自分のだから痛くない程度に。
自分の、尻尾を。
「なんじゃこりゃああああ!?」
「っうっさ!」
吃驚したままに体を起こしたら掛け布団が捲れ上がった。返った声にまた驚いて、くすんだ金の髪に紛れた、毛並みの良い獣耳を見つける。相当煩かったのだろう。耳は自ずと下がっている。
さっきから耳が良い理由がなんとなく分かってしまって、自分の頭に触ってみる。
当たって欲しくはなかったが予想は的中した。総悟と同じような獣耳がそこにはある。言い方がおかしいが、人間の耳もいつもの位置にあるから、尻尾と耳が付加されただけなのだろう、嫌な悪戯だ。
「オイコラ」
「あり? やっぱ俺まで猫になっちまったかァ」
「なっちまったかじゃねぇよ! なんなんだコレはいつ治る!?」
「うわー。土方さんが猫耳つけても可愛くねぇ・・・。ってぇわけで今日の夜には取れやすぜ」
「悪戯したくせに文句言ってんじゃねぇよてめぇは! ・・・どーすんだコレ」
「部屋から出なきゃ平気だろィ」
今日は珍しく寝起きの良い総悟が、よっと掛け声をかけて上体を起こす。すると寝巻きの下から窮屈そうに、耳と同じ金色のふさふさした尻尾が出てきた。
自分のを前に持ってきて見ると俺のは真っ黒だった。なんだかつまらない。
いや、つまるつまらないじゃなくて。
俺は非番だから良いが総悟は夜番だ。それまでにこの異物はなくなっているのだろうか。いくら俺よりかは似合うと云えども、洒落にならない。
「今日はにゃんこの日なんだから、こんぐらいいいじゃないですかィ」
「・・・よかねぇよ」
甘えるように抱きついてきた総悟は本物の猫のようで、溜め息が出るのを禁じ得ない。
尻尾はどうにか隠せる。だが、耳はどうやっても隠せないだろうと、金色の獣耳を眺めながら思う。ぼんやりと何の気無しに耳を撫でたら、びくんと総悟の体が跳ねた。
「・・・総悟?」
「そういや、思い出しやしたよ」
「な、にを・・・」
見上げてきたその顔が、危険な雰囲気を醸し出していて思わず後ずさる。本能が告げている、逃げなきゃやばいぞと。なので俺は大人しくそれに従おうとするが、尻尾を捕まれたら逃げることなんて出来やしない。嫌な汗が次から次へと頬を伝う。
「中和させれば、一二時間で効果は切れやすよ」
「なに、で」
「精液で」
俺なんかしましたかごめんなさい。
*
神様というのは総じて、悪に味方するんじゃないかなんて思うがきっと、それは真実ではなく、こいつに神様が味方しているというのが真実なのだろう。邪神だとかそういうのが。
心地好い快楽にいつも負けてしまう。求められると恐怖を覚えるのは、快楽に負ける自分が嫌いだからだ。行為自体は嫌いではない。
「んっ・・・」
「口の中、毛がすげぇや」
弱点の尻尾を捕まれしゃぶられ、性器を触られているような錯覚を抱く。それほど、尻尾は敏感らしい。昔茶色い頭の子どもが猫の尻尾を弄ぶ様を幾度か見たが、あれは酷い悪戯なのだと今知った。
だから腹いせに、文句を言いつつ尻尾で遊ぶ男のそれを強く握る。俺が弱いんだからこいつも弱いんだろう、そう思って。
「・・・今日は珍しく積極的ですねィ」
「そんなわけじゃっ、」
「またまたァ」
総悟にあられもない声を出させるのを失敗したどころか、煽っただけという空しい結果に終わって、より追い詰められる。性器にはまだ触られてもいないのに下着が張り付いて気持ち悪いだなんて、総悟にはばれたくない。だがこのままでは絶対にばれるのだ。
尻尾を弄るのに飽きたのか、総悟は俺を押し倒し、今度は耳を撫でてくる。そこも尻尾と同様に気持ち良くて。さっき俺がこの耳さえ撫でなきゃこんなことにはなっていなかったのに。
「んん、ぁっ、ひ!」
「あ、べっちょべちょ」
耳を触りながら、総悟がもう片方の手で袷の間から下着ごと握ってきた。くちゃ、と水の音が届いて一気に頭に血が昇る。怒りではなく羞恥によって。
そのまま耳と同時に下着の上から揉まれて、堪えようのない射精感が渦巻く。イきたい。イきたくてどうしようもない。でも射精したが最後、自分が快楽に飲まれるのは過去の経験より明白で、だからって足掻いても無意味なのも承知済み。
それでも足掻くのは矜恃の所為だ。
「ぁんんっ・・・、は、あっ!」
「我慢しちゃダメでさァ。もっとやらしくなってくだせェ」
それは無茶な注文だ。
思っていても、布越しに尿道の入り口を引っ掛かれ、応えるように絶頂を迎えてしまう。
「っあぁぁぁぁ!」
ビクビク体が痙攣させて自分のものだと信じたくないような甘い声を上げて、この上ない快感に酔しれる。
此に弱いのは知っていて、味を占めると次が欲しくなる自分が嫌だ。
もっと。
もっと欲しい。
これだけじゃない。
この先を俺は知っている。
獣のように内側を犯す、熱を。
欲望が口を支配しかけて、周章てて口を手で押さえつつ息を整える。尻尾に力が入らない。体が気だるい。
欲に浮かされて自分がどんな言動をするか予想がつかなくて怖い。そんなに良いと言うことは俺はこの行為を肯定して、尚且総悟を想っていることに繋がるが、それはいい。もう認めている。
だから、浅ましい姿を見られたくないのに。
肌に張り付いた下着を脱がせ、総悟は俺の体を反転させ、臀部だけをあげるという卑猥な格好を俺に強要した。
抗うことなんてない、ただ、羞恥が矜恃を伐つ感覚により息が乱れる。
「ん、総悟・・・っ」
「慣らさなくて平気そうですかィ?」
「はっ、あぅ・・・いいから・・・っはや、く!」
何の抵抗もなく後孔は総悟の中指を受け入れ、粘膜への愛撫を甘受する。
へなへなになってる尻尾も共に扱かれて、自身がまた滾るのが見なくても分かる。
ちょっと動いただけで中指は抜けてしまい、追い縋るように返り見る。表情がいけなかったのか行動がよくなかったのか。総悟は豹変したかのように荒々しく、性器を女性器のようにとろけた俺の後孔へと宛てた。
そして、一気に進入してくる。
「ひぃあぁ・・・っ!! あ、んっ・・・きつぅ、ぁっ、あ!」
「・・・動きやすぜ」
「待っ、やぁぁ、っあ、んん・・・っひ、」
ぐちゃぐちゃと結合部から音が聞こえる。総悟の尻尾が、俺のそれに器用に絡む。求めた熱さが、体を犯す。
ドMでもいい。この瞬間だけは思う。総悟にやらしい姿を見られて、犯されて、辱しめられて、こんなにも快楽を得られるのだから。
「あぁっ、んく、っそ、ぅご・・・っ! っ、は、そうごっ、あぁっ!」
「可愛い。可愛いですぜ、土方さん」
いやらしい、耳に吹き込まれ奥を突かれる度に軽くイってしまう。
総悟の性器が痛いぐらい強かに前立腺を突いて、意識を失いそうになる。
項にかかる乱れた呼吸も、腰を掴む腕の強さも俺を詰る声の余裕の無さも、堪らなく愛しい。
自ら腰を振って奥へ受け入れようとする。総悟にまた何か囁かれたけど意味なんていらない。
強い快楽に、思考も揺さぶられて。
「あぁっ、ぁ、っひぁ、くぅ、んっ・・・イく、イくぅっ!」
「いい声。イく時もちゃんとイくって言ってくだせぇよ?」
「ぅ、ん・・・っひくぅぅ、はぁ、んっ! いくぅぅぅっ!!」
ぐん、と総悟のものが最奥を貫いた瞬間、それに押し出される様なほど勢いよく射精した。中で達した総悟と同じくらい、断続的に長く。
朝一だからか、総悟は出しきったらあっさり抜いてしまい、物足りなさに後孔が疼いた。別に俺が淫乱なのではなく総悟がいつもはしつこいからだ。他意はない。
そして我に返ると脱力感と途方もない羞恥がどっと押し寄せて。
「・・・やりすぎだろ」
「そいつはすいやせん。でも、愛情を測る行為なんだから荒々しくて当たり前でさァ」
「・・・そうか?」
「だってアンタは、言葉をくんねぇから。体に訊かなきゃ何もわかんねぇんでさァ」
じゃあ、素直に言えばもう少し健全なお付き合いに近づくのか。
なんて訊けないで、今まで通り何も言わないようにしようと決めた俺は、やはりドMか。
動くこともできずずっと布団の中にいた午前、気付けば異常な耳と尻尾は消えていた。
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