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梅々

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まにあうかな?

おきひじとしこしねたです。

はいごちゅうい!






























おこたは退けて











噛みつくように口づけられ、首の後ろに腕が回る。そのまま土方さんに引っ張られて押し倒す形になる。

相当ノリノリなんだなぁ、なんて頭の?%E:606%#ナ思いながら伊達に女泣かせの異名があるわけではない、翻弄させられそうな口づけのお返しを。

見慣れた単の上から胸を撫で、大腿は直に触れる。いつもは寄せている眉間のしわは今は弱々しさを見せていて、烏玉の髪は畳に千千に散らばり、灯りのないこの暗い部屋に溶け込むことなく乱れる。見惚れてしまったのが?%E:606%#オくて、意地悪をした。



「ひっ・・・あ、ぁっ・・・」



すると恨みがましくも嬉しそうな瞳をするものだからつまらない。布の上から摘んだそれの力を込める。すると一瞬だけ痛そうな顔をしたからにっこり、笑う。

痛いのもきもちいいなんてあんたは生粋の変態だ。

詰ると目許に涙を貯めて睨み付けられた。ああ本当、この人は俺のツボをついてくる。こう愛しさが募ると、泣き顔を見たくなるからいただけない。表情を眺めながら半端な愛撫をしていると催促するように頭を捕まれた。素直に従ってやろうかなとも思ったけれど、それじゃあ面白くない。



「なんですかィ? 酔っ払いサン」



「しゃわれよ、しょーご」



「・・・うわ」



本気で舌が回っていなくて、とろんとした口調でそんな風に誘われたら拒めない。だから人前で飲んで欲しくないんだ、酔ったら半端じゃない程色気を振り撒くから。当てられるのは、俺だけで十分。なんて、本当は誰にも見せたくないだけだが。

直接胸の飾りに触れ、舐めて強弱つけて甘噛みする。段々とそれが存在を主張しはじめて、声も甘みが増してきた。そろそろかな、と性器に触るとそれはもう潤っていて。胸にちゅうちゅう吸い付きながら、それに爪をたてる。



「んぁ、っやめっ・・・いて・・・・・・っしょ、ご・・・」



「俺は総悟ですぜ、土方さん」



「あっ、ぁあ! ひ・・・しょっ、ご、んっ」



録音してやろうと顔を胸から離して携帯を手繰り寄せる。指先にカツンと土方さんの携帯が当たって、後で自分のに送りゃあいいかとともかく録音を始める。録音をしたんだから泣かせてやらなきゃ、とやる気がめきめき出てきて、あんまり好きではないから普段はやらないけれど特別に、かぷっと性器を口に含む。



「ひぁぁ!? っしょーご、まっ、んんっ」



「んっ。あー、あんたの無駄にでかいから疲れるんですよねィ」



「あぁっ! しゃべ、っな、んぅ、ふっ・・・」



はらはらと涙を流して、いつになく甘えたように泣く。

その声を堪能しながら追い上げるように吸うと、呆気なくも、土方さんは達した。



「ひぁぁぁっ!!」



「・・・苦ェ。甘けりゃ毎日でも飲んでやんのになァ」



「んっ、迷惑っ・・・はぁ」



ちょっとは酔いが覚めたのか迷惑だなんて言われた。それと同時に携帯が録音の終了を告げ、確認は後回しにして役目を終えた携帯を部屋の?%E:606%#ヨ放る。

しどけなく呼吸を合わせている土方さんに次はどんなことをしてやろうか考えて、結局は敢えて普通にすることにした。

夜は未だ明けないのだから。



「・・・そういや、夜が明けたらもう年が変わりますねェ」



「・・・?」



「今年の終わりも、来年の始まりも、繋がっていやしょうか」



「・・・っ」



ごくり。と土方さんが喉を鳴らす音が大きく聞こえた。想像したのか、蜜を放ったばかりの性器も欲が溜まり始めている。いやらしい人だなぁ、なんて茶化す代わりに接吻をした。

涙の筋を頬に作り、嬉しそうに応えてくる土方さんの双丘を両手で割り開いて、その中心で小さく震える窄まりの周りを撫で、焦らす。



「んっ、んんぅ・・・、あっ、は・・・しょう、ご・・・」



「可愛い顔しないでくだせェ。このまま挿れたくなりまさァ」



「ひっ・・・」





堪らない、と涙目で此方を熟視る表情に此方まで堪らなくなる。だからつぷり、と指を中に沈め、その感触を確かめるように内部を探る。

わざと最も感じる所を避けて指を蠢かせていると、目前の腰が揺らめいた。瞑目して快感を追う姿が綺麗で、指をぴたりと止めじいっと見ていると余程焦れったくなったのか、ゆっくりと目蓋が開かれた。それと同時に滴が頬を伝い、きらめく。

言葉はなく目でじぃっと訴えられて、それが懇願の色を宿していたから指をもう一本追加して、お望み通りに土方さんが好きな所に触れてやった。



「んぁぁっ、はぁ・・・うっ、ん!」



「気持ちいいだろィ?」



「んっ、いぃっ・・・! あ、あっ・・・!」



身も蓋もなく身悶え悦ぶ。そんな姿を見ていたらなんだか自分はこの人に尽くしているような錯覚がしてきた。錯覚だろうがそんなことは許せなくて、どうせなら尽くされたくて。悦ばせていた指を一気に引き抜く。

即ち物足りなさげに声を上げて、徐に土方さんが此方を見ると同時に自分の性器を、絶賛発情中で本来は排泄器官のそこに当てる。



「しょうご・・・っはやくっ・・・!」



「あんたって本当もう、」

「んぁ、あっ、あ・・・ん、ぁっ」



どうしようもない。その言葉は飲み込んで一気に自身を解れた中へと挿れた。

思えばこんなに喘いだことないんじゃないか。いつもは羞恥心と矜恃によって構成されているような人だから必死になって声を抑えようとしてその分体が敏感になったりしていて。こう素直に快楽を受けている姿は新鮮で欲を煽る。

なんて余所事に思考を奪われていると俺よりか逞しい腕がしなやかに、背に絡んだ。共に足も俺の腰に絡んできゅうと襞に?%E:606%#゚付けられる。



「俺の、ことだけっ・・・考え、ろ」



「・・・あんたがそんなこと言うなんて珍しい」



望まれるままに目前の存在だけに全てを向けたら自然と腰が動いていた。労りなんていらない、求められていないし端からそんな気毛頭ないし。だから体が動くままに揺さぶって、自己中心的に悦楽を求める。

いつもよか数倍淫らに嬌声を上げるから、今夜はそう長く保たないかもしれない。だが一回で終わらすなんて生温い真似、思考回路にさえ入っていないから早かろうが遅かろうが問題ではない。



「ひぃ、あっ、ぁあ・・・んっ、くは、あ、ああ!!」



「いつもこんぐらい、泣いてくれりゃいいんですがねッ・・・」



「んっ、や、待っ・・・だめっ、しょこ・・・!」



道連れに一緒にイかせてやろうと、善意で感度が頗る良い所を貫いていると口先だけが嫌がり、襞は弛緩と?%E:606%#゚付けを交互に、しかも巧みに繰り返す。

流石土方さん、もう我慢がきかない。だから速度を上げて腰を打ち付けると土方さんももう無理らしく。



「あ、んっ・・・しょ、ご・・・んんんんっ!!」



二人仲良く同時に達している最中に、遠くから咆哮がきこえた。近藤さん達の声だな、なんて思いつつ、ふぅと繋がったまま息を吐く。



「年越しで、イッちまいやしたね」



「・・・うるさい」



大分酔いの覚めたらしい土方が恥ずかしげに眉を寄せた。

あけまして、おめでとう。

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