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梅々

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納豆のひ

下の3000HIT絵は一応そーごのつもりです。土沖チックだけど、この後ご主人様をどうにでもすることができます。
A誘う(襲われる)
B襲う(御奉仕?)
あなたはどっち?私は両方♪

でね、今沖土ブーム真っ盛り。だからこの波に乗って連載を・・・!でも表もやらなきゃ・・・。そういや今更かもだけど、そごたん結局にこ書いちゃったね。頑張ったね。さりげなく、あれ表と裏です。ケーキに花束・・・。あ、でもそーごが留守番とかは一緒だ。

それじゃ久々沖土連載。
















全部知りたい、なんて女々しいこと考えてる訳じゃあない。俺は束縛するのもされるのも好きではないし。ただ、この生活に早くも慣れてしまったから。壊したくない、だから知りたい。

刹那的な愛し方なんて俺は知らない。 










Diletto 第四話 










前は総悟に写真を撮られる度に、心が満たされていた。彼に見られてる、という意識が俺をそうさせた。 

なのに今は。 

「土方さん。もっとレンズ睨みなせェ」 

カシャ、と音がする度溝が出来てる気がする。それはきっと、俺が作ったものなのだろうが、深く暗い、その溝を飛び越える事が今の俺には出来ない。 
後ろ向いてる総悟に駆け寄るなんて、出来ない。 

「今日の土方さんはよくねぇなァ・・・」 

「どういう意味だよ」 

「なんか、俺の好きな土方さんじゃない」

じゃあ、俺は。 

どうすればいいんだ?何でお前の望み通りじゃないんだ?些細な、何気無く呟いたその一言で俺がどんだけ悩むかお前は知らないだろ?人は日々変わりゆくものなのに、いつまでも出会った時のまま真っ直ぐなお前には、俺の事なんて。 

「土方さん?」 

何も言い返さないのを疑問に思ったのか、総悟は眉を寄せ聞き返す。なんでずっと、お前は変わらずいられるんだ? 

「別に・・・。少し休憩してくる」 

―――――否、コイツは変わった。隠し事なんて似合わないくせに、何故隠す?何で、ヒントだけ提示しいつまでも答えを教えない?
スタジオを出て扉を閉じると、ドアの隙間から総悟の携帯の着信音が溢れてき、消えた。
少し歩きたくなってフロントまで歩いていき、茶を買った。茶ぐらい、スタジオに買い貯めしてある。けれど、総悟の傍から離れたかった。いくら悩んだって無駄なのに、顔を見る都度悩んでしまうから。 

「トシ」 

「・・・近藤さん」 

後を追ってきたのか、軽く息を弾ませ、近藤さんは隣に腰かけた。スタジオから持ってきたのだろう、野菜ジュースを握り締め。 

「お前ら何かあったのか?」 

「何で?」 

疑問詞に疑問詞で返すのはおかしいような気もしたが、近藤さんはそんなちっぽけなこと、気にも留めない。 

「最近なんかおかしくねぇか?お前ら。交互に見つめ合ってよ、そのくせ視線をあんまり交さない。おかしくないなんて訳ねぇだろ。付き合い始めのアベックが」 

「・・・そう、だな」 

はたから見てるとそう映るのか。外野としては確かにもどかしくて堪らないだろう。折角くっついたのに、何をしてんだコイツら、と。 

「何かあったのか?」 

再び近藤さんはそうたずねる。必ず答えるという確信を持って。 

「アイツが隠し事してやがんだよ」 

「・・・あぁ。確かにそんな感じだ。」 

「浮気、とかじゃねェんだけどよ」 

「ならよ、堂々と聞きゃあいい。いつものお前らしく。な?」 

そんな事しても、答えるはずがない。と思うしそれに、聞く度アイツは上手く逃れる。 

「総悟が絶対打ち明けるように、先ずはお前が打ち明けりゃいいんだよ何思ってるのか、正直に。アイツは嘘を見抜くのが上手いから、嘘は駄目だぞ?」 

「あぁ・・・やってみるよ」 

本心。俺の、嘘じゃない、想い・・・。不安で堪らないとかどうすべきかわからない、とかそういうことか?素直に、なんてガラじゃないが、やってみる価値はあるよな。
足取り軽くスタジオに戻ると、早速総悟にギュッと抱きつかれた。倒れずに済んだのは後ろにあった扉のお陰だ。 

「土方さん、今日俺ちょっと友達ン家行ってきやすね。泊まりで」 

「あぁ・・・」 



恋人同士とはこうもすれちがう生き物なのか、ならなんで恋人同士になんだよと半ばヤケになり思った。

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