梅々
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瑠璃色のユメ
でけたァ!!
けどキャラが一人歩きし始めやがった。特に王子。・・・いや、でもまだズレは直せる。にしても濡れ場にはなりませんでした。次は翌朝にするか、コトの最中にするか・・・悩み中。濡れ場書きたい・・・。でもなァ。短編にしようかな。でも短編は出来る限り百人一首で15禁にしたいって密かな願望が・・・。小ネタっつってもエロじゃ普通に短編に・・・。
すんごい悩んでます。↑こんな具合に。
けどキャラが一人歩きし始めやがった。特に王子。・・・いや、でもまだズレは直せる。にしても濡れ場にはなりませんでした。次は翌朝にするか、コトの最中にするか・・・悩み中。濡れ場書きたい・・・。でもなァ。短編にしようかな。でも短編は出来る限り百人一首で15禁にしたいって密かな願望が・・・。小ネタっつってもエロじゃ普通に短編に・・・。
すんごい悩んでます。↑こんな具合に。
“おまじない”はおまじないでしかなく効き目なんて何も無いんだ。信じていても、信じていなくともかわりなく。
それでも信じてしまうのは、俺が弱いからか、それとも人間の性か。
想いを託し、口付ける。
Diletto 第六話
誘うように口付けられ、唖然とするがそれを悟られないよう、主導権を取り返す。女性経験豊富そうなこの人のことだ。やろうと思えばいつでも俺を抱けるだろう。なんて流れで抱かれてる自分の姿を想像してたらなんか冗談じゃなくなりそうになって、止めた。土方さんはそんな事、絶対しないけれど。
俺の事、そこまで好きじゃないから。
「総悟・・・」
唇を解放した第一声は、いつもかすれ気味に俺の名を呼ぶ。その声が、欲をかきたてる。真っ直ぐな瞳を壊したくなって、酷くしたくなる。別にそうしたっていいのだけれど最初の時みたくなるのは嫌だし、最近土方さん何かおかしいし、堪える。
「どうして欲しいんで?」
「・・・この体勢で、聞くか?フツー」
「この体勢だからこそ聞くんでさァ」
焦らしに放置、鬼畜・・・と例を上げていくと、引きつった声が制止した。苦笑し、頭を撫でる手が雰囲気に削ぐわない程優しくて、ついつい口を尖らせてしまう。
「アンタ、マジで酷くやってやりやすよ?」
「・・・明日仕事だから、いつも通り頼むわ」
小馬鹿にした言い方が、悪気はないとわかっていても目隠しと猿轡ぐらいはかましていいだろとさらに煽る。
「たまには俺の言うことも聞いてもらいやしょうか」
素早く手首をシーツに縫いとめ、ネクタイを外し、蝶々結びに縛る。黒いネクタイが白い素肌によく映える。けどもしこれが黄色いものでも似合うのだろう。だってこの人はモデルだ。生まれつき色んな服装に似合うように出来ているのだから。
「ちょっ・・・何しちゃってんの?お前」
切羽詰まった声が心地良く耳に響く、少し加虐心が満足する。あぁ、俺ってやっぱ変態なのかと今更自覚。
チュッチュッと啄むように首筋に口付けるその度に、体がビクッと反応を返す。気を良くして、胸元に唇を移し、焦らすよう胸の飾りを刺激する。
「総っ・・・!取れ・・・ッあ、」
「何ですかィ・・・?」
徐に朱が差していく顔をまじまじと見つめる。必死に腕で顔を隠そうとしてるが、縛られてる所為で上手くいかないらしくフイ、と顔を背けた。
「ックショ・・・」
「悔しがる前に、気持良くなりやしょうよ」
漸く返ってきた目線が色を含んでいて、艶な表情に見惚れてしまう。
「・・・ホントお前って何も考えてねぇな」
考えてる。ちゃんと、アンタが思ってるよりももっと。俺はそこまで薄情じゃない。何を知りたいかだって、ちゃんと。あんな些細な事別に言ったっていいんだけれど。
土方さんは大人だから、傷ついたところなんか一回も見たことない。だけどそれは虚勢を張ってるようにしか見えない、いつ壊れるか分からない硝子のようにひどく脆く感じる。
「煩わしいぐらいアンタの事しか考えてやせんよ」
「・・・馬鹿じゃねぇの」
一蹴されたけど、これはホントのことだ。呆れるくらい、土方さんのこと考えて生きている、ここ数年。
傷つけるもの全てをこの世から排除したい。
閉じ込めて、手に入れて俺だけのものにしたい。
その瞳が俺だけを捉えるように。
「土方さん」
壊れ物に触るようにそっと、唇を合わせた。
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