梅々
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小ネタ!
10分でどれだけ打てるか。
おかしいな。絶望ってもっと、甘ったるい味じゃなかったっけな。
「…そう、ご」
ああいた、土方さん。いなくなったかと思って、柄にもなく取り乱しちまったじゃねぇか責任とれ馬鹿土方。
言おうとしたのに舌がもつれた。
何やってんの、アンタ。
その、足の上にある瓦礫はなんだ。地面に広がる赤い色はなんだ。
何やってんのアンタ。馬鹿にしてやるから早く、そんなコンクリ投げ飛ばして俺につっかかって見せてよ。
「足、動きそうにねぇわ」
「そんな嘘つまんねぇですぜ」
「ばか」
おい、そんな風に優しく笑うな。それ死亡フラグだぜ、アンタ知らないの。
とにもかくにも足の上によこたわる瓦礫を退けようと試みる。けれどもびくともしない。重たいどころじゃない、動かない。
何アンタ俺を庇ったりしてんの馬鹿?
そのくせ足つぶしてやんの、かっこつけようとするからだ馬鹿。
足の代わりにぐらいなってやるから、そんな、静かに眠りにつこうとしないで。
「そうご」
ちょっとこい。とでも言いたげな目に体を寄せる。血だらけな手が俺の頭を撫でて、唇を奪った。
おかしいな。絶望ってもっと、甘ったるい味じゃなかったっけな。
おかしいな。絶望ってもっと、甘ったるい味じゃなかったっけな。
「…そう、ご」
ああいた、土方さん。いなくなったかと思って、柄にもなく取り乱しちまったじゃねぇか責任とれ馬鹿土方。
言おうとしたのに舌がもつれた。
何やってんの、アンタ。
その、足の上にある瓦礫はなんだ。地面に広がる赤い色はなんだ。
何やってんのアンタ。馬鹿にしてやるから早く、そんなコンクリ投げ飛ばして俺につっかかって見せてよ。
「足、動きそうにねぇわ」
「そんな嘘つまんねぇですぜ」
「ばか」
おい、そんな風に優しく笑うな。それ死亡フラグだぜ、アンタ知らないの。
とにもかくにも足の上によこたわる瓦礫を退けようと試みる。けれどもびくともしない。重たいどころじゃない、動かない。
何アンタ俺を庇ったりしてんの馬鹿?
そのくせ足つぶしてやんの、かっこつけようとするからだ馬鹿。
足の代わりにぐらいなってやるから、そんな、静かに眠りにつこうとしないで。
「そうご」
ちょっとこい。とでも言いたげな目に体を寄せる。血だらけな手が俺の頭を撫でて、唇を奪った。
おかしいな。絶望ってもっと、甘ったるい味じゃなかったっけな。
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