梅々
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みだれがみ
- 2013/03/09 (Sat) |
- 沖土 小ネタ |
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春の夜の優しい風が忌々しい男の髪をさらい、ふわりと高い位置で括ってある黒髪が靡いた。
たったそれだけ、なのに何故か目を奪われた。
ちらちらと項が髪の束から覗く。つきあかりに照らされ緑を帯びた白色に光る。眩しい。
胸がざわざわとして落ち着かない。胸を掻くように布を鷲掴めば、少しはマシになったような気がして浅く息を吐く。
「先輩」
男が振り返った。普段は薄氷のような色の瞳が不思議な色に輝いており沖田は面食らう。
ドキリとした。ざわざわしていた心臓が今度は速く脈を刻む。
「こんな時間まで起きてるんじゃねぇ」
「大きなお世話だ」
子供扱いが悔しくて、みとれていたことも悔しくて、沖田はふいと顔を背け部屋へと駆けた。
いずれ沖土になります。
明日から京都旅行です!
たったそれだけ、なのに何故か目を奪われた。
ちらちらと項が髪の束から覗く。つきあかりに照らされ緑を帯びた白色に光る。眩しい。
胸がざわざわとして落ち着かない。胸を掻くように布を鷲掴めば、少しはマシになったような気がして浅く息を吐く。
「先輩」
男が振り返った。普段は薄氷のような色の瞳が不思議な色に輝いており沖田は面食らう。
ドキリとした。ざわざわしていた心臓が今度は速く脈を刻む。
「こんな時間まで起きてるんじゃねぇ」
「大きなお世話だ」
子供扱いが悔しくて、みとれていたことも悔しくて、沖田はふいと顔を背け部屋へと駆けた。
いずれ沖土になります。
明日から京都旅行です!
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