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梅々

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おきひじ☆










「好きだ・・・本当に好きなんだ」



この身を捧げてもいいと、思える程に。

確かに、誰よりも大切なものは譲れない、彼がいなければ自分は成り立たないから。だが、それとは別の次元で、愛している。

そう、愛しているのだ。

好きなんて生温いものではない。この想いが、自分を構成している土台なんじゃないかと思う程に。



「・・・愛してる」



なのに、お前は答えをくれやしない。

分かってはいるのだ。答えをくれたとて、それがどんなものかを。突き放される、そんなの分かっている。然し、どうにもならぬ程に膨張した想いは溢れ出て。



「アンタを愛してくれる人は他にもたくさんいまさァ。・・・周りをちゃんと見てみなせェよ」



俺の下にいる総悟は幼子に諭すようにそう告げた。

押し倒して驚いたのはたったの一瞬で、それからはその水鏡のような赤が、醜い俺を写す。

好きになってくれ、そんな図々しいことを言う気はない。俺だけを見てくれだなんて、もっと。

受け入れてくれたのだから、それだけでいいと感謝しなければならない、本来ならば。



「・・・なぁ、一回だけでいい。キスさせてくれ」



「・・・いいですぜ」



これで最後、というわけではない。

承諾すると共に総悟の方から唇を寄せてきて、ふわりと重なる、それだけに焦れ舌を出せば、総悟のそれが絡んだ。

俺の方が徒に経験は多いのに、総悟の口付けに酔いしれた。もしかしたら知らぬ間に好き合っている人間がいるのかもしれない、そう考えたら一層離れたくなくなった。



「・・・もう、終わりでさ」



終止符を打ったのは総悟。

無論、俺から離れられるはずがなくて。

見廻り行ってきまさァ、逃げる体ではなく全てを断ち切るようにそう言って総悟は俺に退くよう促す。

いつまでもこのままでは、と退いた俺に一言も言わず、総悟は部屋を出ようとした。

この空間が解放されたが最後、全ては無かったことになる。それをとやかく言うつもりは毛頭ない、だから。

最後に一つ、懇願を。



「俺のものになれとは言わないから、」





―――――どうか誰のものにもならないでくれ。





















突発的沖土。

昨日の反省をして、ニコニコ動画全面禁止にしたし小ネタも書いてしまったし。

20分でこんなもんですかね。もっと早く打てればいいのですが。







というか試験三日だとか\(^o^)/



ちょっとラピュタあたり行ってきます←またか





勉強の息抜きに昔書いたのを読み返しているのですが、どんなものを書いたか忘れているので新鮮ですww

そして書き直したくなりますw

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