梅々
苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/
成長
- 2015/01/27 (Tue) |
- 未選択 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
見回りの最中、ふと川岸をみた。
土手を走り回る子どもに犬の散歩をする老人。平和な光景に俺が見回りする必要はあるのだろうかと、部屋に残してきた書類の束を思い起こしながら煙草に火をつける。
反対岸では凧揚げをする子ども。そして。
若い女と、髪の茶色い人間が並んで座っていた。
夕日を浴びていつもより赤みを帯びた色に、隊服。見間違えるはずもなくそれは総悟で、総悟が年頃の娘とふつうに談笑しているのだった。あまり近くはないからよく見えないが、女は心底おかしそうにしているし、隣の総悟も見たことない優しい顔をして笑っている。
あいつにも、近藤さん以外に大切な存在ができたのか。
姉の後ろに隠れていた幼い頃の姿を思い返して、月日の流れの速さを感じた。
もうそんな歳かと、感慨深く思う。これは祝ってやらねばとも。
それなのに、仄かに寂しさを感じるのは仕方のないことなのだろうか。
子離れ大事。
原稿をぼちぼちやっています。〆切があるのにバイトをがんがん入れていて大丈夫か不安。
土手を走り回る子どもに犬の散歩をする老人。平和な光景に俺が見回りする必要はあるのだろうかと、部屋に残してきた書類の束を思い起こしながら煙草に火をつける。
反対岸では凧揚げをする子ども。そして。
若い女と、髪の茶色い人間が並んで座っていた。
夕日を浴びていつもより赤みを帯びた色に、隊服。見間違えるはずもなくそれは総悟で、総悟が年頃の娘とふつうに談笑しているのだった。あまり近くはないからよく見えないが、女は心底おかしそうにしているし、隣の総悟も見たことない優しい顔をして笑っている。
あいつにも、近藤さん以外に大切な存在ができたのか。
姉の後ろに隠れていた幼い頃の姿を思い返して、月日の流れの速さを感じた。
もうそんな歳かと、感慨深く思う。これは祝ってやらねばとも。
それなのに、仄かに寂しさを感じるのは仕方のないことなのだろうか。
子離れ大事。
原稿をぼちぼちやっています。〆切があるのにバイトをがんがん入れていて大丈夫か不安。
PR
COMMENT