梅々
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ヒトカラ。
- 2014/05/20 (Tue) |
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ヒトカラデビューしました。一時間半で二十数曲しか歌えなかった。案外安かったし楽しかったのでまたやろうと思います。歌下手だから練習したい。そして気兼ねなく暗い歌歌えるのがいい。
「ただいま、そうちゃん」
玄関の方から扉が開閉する音と姉上の声が聞こえてきて、味噌汁の味見をやめてぱたぱたと、玄関へ向かった。
仕事で疲れてる姉上のお帰りだ。おでむかえしてくれるだけで疲れが吹っ飛んじゃう、そう前に姉上が言っていたから、毎日欠かさず出迎えるようにしている。
「お帰りなさい、姉上! ご飯にしやす、それともお風呂に……」
エプロンで手を拭いながら玄関へ向かったら。
姉上の後ろにもう一人、いた。
なんでこいつがここに。
問う前に姉上が答えてくれた。
「帰り道、送ってくださったの。だからご飯にお誘いしたの」
「……邪魔する」
気まずそうに俺をみた土方さんは、再び俺からふいと視線を逸らした。気まずそうに。
そりゃ気まずい。
姉上の同級生な土方さんと俺は、つい先日別れたばかりなのだから。
「ただいま、そうちゃん」
玄関の方から扉が開閉する音と姉上の声が聞こえてきて、味噌汁の味見をやめてぱたぱたと、玄関へ向かった。
仕事で疲れてる姉上のお帰りだ。おでむかえしてくれるだけで疲れが吹っ飛んじゃう、そう前に姉上が言っていたから、毎日欠かさず出迎えるようにしている。
「お帰りなさい、姉上! ご飯にしやす、それともお風呂に……」
エプロンで手を拭いながら玄関へ向かったら。
姉上の後ろにもう一人、いた。
なんでこいつがここに。
問う前に姉上が答えてくれた。
「帰り道、送ってくださったの。だからご飯にお誘いしたの」
「……邪魔する」
気まずそうに俺をみた土方さんは、再び俺からふいと視線を逸らした。気まずそうに。
そりゃ気まずい。
姉上の同級生な土方さんと俺は、つい先日別れたばかりなのだから。
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