梅々
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けむいけど
- 2013/05/10 (Fri) |
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いつものように旦那とだべっていたら喫煙所へと土方さんが来た。ベンチに腰掛けたまま見ていれば、俺の隣にたち壁に背を預けた土方さんが胸ポケットをまさぐり煙草を取り出す。
「あ」
煙草をくわえたところで土方さんがくぐもった声を出す。
「どうしたんで?」
「ライターなくしたっぽい」
「あーあ」
「おい坂田。ライター貸せ」
「ん」
それに答えるように旦那はくわえた煙草の先を土方さんに近づける。そうしてちらり、土方さんを見て促す。
「おい。いいからライター」
「面倒だからいーじゃんこれで」
「よかねぇよ」
「いーじゃんよ」
しばらくその応酬を繰り返したけれどはぁと溜息をついて土方さんが折れた。
そうして旦那の煙草から火をもらう。
「……いちゃいちゃしやがって」
普段は仲悪い癖に、とからかってやれば土方さんは心底いやそうに顔をゆがめた。
大学喫煙所にたまる土方銀さん高杉、あおして土方のあとくっついて入り浸りな後輩沖田があつい。
いつものように旦那とだべっていたら喫煙所へと土方さんが来た。ベンチに腰掛けたまま見ていれば、俺の隣にたち壁に背を預けた土方さんが胸ポケットをまさぐり煙草を取り出す。
「あ」
煙草をくわえたところで土方さんがくぐもった声を出す。
「どうしたんで?」
「ライターなくしたっぽい」
「あーあ」
「おい坂田。ライター貸せ」
「ん」
それに答えるように旦那はくわえた煙草の先を土方さんに近づける。そうしてちらり、土方さんを見て促す。
「おい。いいからライター」
「面倒だからいーじゃんこれで」
「よかねぇよ」
「いーじゃんよ」
しばらくその応酬を繰り返したけれどはぁと溜息をついて土方さんが折れた。
そうして旦那の煙草から火をもらう。
「……いちゃいちゃしやがって」
普段は仲悪い癖に、とからかってやれば土方さんは心底いやそうに顔をゆがめた。
大学喫煙所にたまる土方銀さん高杉、あおして土方のあとくっついて入り浸りな後輩沖田があつい。
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