梅々
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留学生
たたた、と青年は走り出す。
私はそれを後ろから眺めて、(ああ、信号がもうじき変わってしまうのか)と思った。だがしかし。その予想は尽く外れたのだった。
軽快に小走りしたスーツ姿の青年は、5mばかし先を行く同じ様なスーツに身を包む青年の肩をぽん、と叩いた。
「はよ」
「ああ、おはよ」
仲睦まじく肩を並べ歩く二人の後ろ姿を眺め私は悩まずにいられなかった。
彼らはどのような関係なのだろう─────と。
確かこれ、私が誕生日の朝目撃したんですよ。
最初、女の人に話しかけたのかな?同僚・・・うん、そんな関係っぽい。親友以上恋人未満、みたいな?って思ったんだけどよく見たらズボンだった。
幼馴染みなのかな・・・。バスは一緒だけど会社は違って、別れ際に「今日頑張れよ」「お前こそ」とか毎日やってるといい。
土→沖で。
「昨日、上司がヤらしい目で俺のこと見てきやがったんでさァ」
「ハァ? 有り得なくね」
「だろィ? だから股間けっ飛ばしてやりやした」
「お前らしいな」
みたいな。
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