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梅々

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旅行

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明日からサイレントヒルに行ってきます。原稿もちょいちょい進めたいねっ。荷造りは大体終わったのでよしとします。
晴れますように。

スギちゃんには憑いてるようにしか思えないあの怪我。ホラーの特番のせいだよ。




沖土こねた。










つい昨日までは、日付の変わった頃であろうと蝉が鳴いていたというのに。遠方で雷鳴が轟く中、秋の音が響いている。姦しい蝉ではない、静かに鳴く虫の声だ。暑い暑いと日々を過ごしていたが夏は終わりを向かえようとし、既に秋はやってきているのだ。残暑が主役を譲らないだけで。
煙を燻らしていると、空が二三度、ちかちかと瞬いた。音がなるまでの間は長く、遠くで落ちたのだと分かる。このまま雷雲が此方へは来なければいい。静かに眠る、こいつが起きてしまう。
後ろで布団にくるまり眠る顔は幼く、先程までの性交の余韻を感じさせない。あんな幼い寝顔をしている男に、喘がされていたことを思うと苦笑が漏れるが、それは自分が望んでのことだ。俺にはない、若さゆえの純真さで求められる。手段の方は歪みに歪みきっているが総悟らしくて愛しい。
小さかった子どもが、俺を抱くまでになった。あとどれくらい、飽きずにこいつは俺を愛してくれるのだろうか。終わりが来る前に、天寿を全うしたいものだが、若いだけあって新しいものに目移りしちまうだろう。俺だってそこまで老けちゃいないが、三年後五年後、三十代の俺を総悟がどう思うかなんてわからない。
どうか、末永く続くように。
普段は信じていない神に祈った途端に雨が降りだした。

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祝☆映画化

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