梅々
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ちあり様より。
※昨日投稿したのに反映されていなかった!
ちありさんからいただいたお年賀社大土沖ですー!
素敵っ!
土方がイケメンです!
名前呼びの破壊力は無限大ですね。
ありがとうございます!
*社大*
去年は31日に土方さんちに行って一緒に年越しをしたけど、今年は俺が下宿を始めたから俺の下宿先で一緒に年越しをすることにした。
初めて家を出たから年末には家に帰って来いと言われたけど、バイトが忙しいのを口実にして1日の午後に家に帰ることにした。
バイト先に店には人が足りてないのは事実だけど、別に帰れないほどじゃない。
大体下宿先から家まで一時間くらいで帰れるし、嘘もバレてるんじゃないかと思うけど、その辺ことはあまり考えないことにしておく。
31日の朝にウチに土方さんが来て、ソバとか年始の縁起ものとかを買いに行った。
土方さんは29日から休みだったけど、29、30日と俺はバイトがあったから、31日から1日にかけて一緒に居ることにした。
しかし年末の買い物をしてウチに帰るってまるで新婚みたいだなと思って、頭が沸騰しそうになった。
姉上が結婚した時に土方さんにプロポーズ的な言葉をもらったので、あながち間違ってないかもしれない。
そんなことを思う自分が恥ずかしいとは思うが、あんなことを真顔で言える土方さんはもっと恥ずかしいと思う。
顔を赤くしたのがバレて「どうした?」と聞かれたが、どうしたかなんて言える訳がない。
夕方まで部屋の掃除と片づけをして、適当にテレビを見ていると7時を回っていたので、ソバを食べることにした。
一緒に台所に立っていると、土方さんがぼそっとつぶやいた。
「こんなことしてるとさ、新婚みたいだな」
「はァァァ!!?」
俺も思ったこととはいえ、いきなり土方さんに言われると動揺してしまう。
「ちょ、総悟!ソバこぼれんだろ!!」
慌てて土方さんが俺の手をひっこめた。
「し、新婚って!!」
「なんだよ、嫌なのか?」
土方さんの機嫌が途端に悪くなる。
「嫌って訳じゃないですけど、恥ずかしいんでさァ…」
恥ずかしくて俯くと、隣で土方さんがふっと笑った。
「…来年はこういうのももうちょっと慣れてくれ」
ちらりと顔を窺うと、とても穏やかに笑っていた。
恥ずかしくて言葉は発せなかったから、土方さんの服の裾をきゅっと握ってこくんと頷いた。
年越しは今年も紅白からのゆく年くる年だった。
ちょっとジジくさいかもしれないが、これが一番しっくりくる。
「そういやさ、明日姉ちゃん帰ってくんの?」
「帰ってきますよ。旦那さんと一緒に一日は実家に泊まりまさァ」
そうかというと、土方さんは少し考えるような仕草を見せた。
「じゃあおまえを家に送るついでに、おまえの姉ちゃんに『今年もおまえのこと幸せにする』って挨拶しに行こうかな」
飲んでいたお茶を盛大に吹いてしまった。
「なんだよ、汚いな」
「ちょ、アンタ、何言ってんの!?」
「おまえの姉ちゃんおまえのことを何よりも大事にしてたから、ちゃんと誓っとかないと俺がどやされそうなんだよ」
だからって、そんな恥ずかしいことは耐えられそうにない。
何を言ったらいいのか分からなくて口をパクパクしていると、俺の頭を撫でて真剣な顔で土方さんが口を開いた。
「おまえとのことは真剣なんだよ」
まっすぐ目を見て言われたら、俺は黙って頷くしかない。
そうこうしてるうちに鐘の音が聞こえて、年が明けた。
「俺からも宜しくお願いします、十四郎さん」
不意打ちで名前を呼んでキスをすると、今度は土方さんが真っ赤になって固まった。
それを笑ってやると、仕返しと言わんばかりに濃厚なキスをされた。
「これからも宜しく、総悟」
ちありさんからいただいたお年賀社大土沖ですー!
素敵っ!
土方がイケメンです!
名前呼びの破壊力は無限大ですね。
ありがとうございます!
*社大*
去年は31日に土方さんちに行って一緒に年越しをしたけど、今年は俺が下宿を始めたから俺の下宿先で一緒に年越しをすることにした。
初めて家を出たから年末には家に帰って来いと言われたけど、バイトが忙しいのを口実にして1日の午後に家に帰ることにした。
バイト先に店には人が足りてないのは事実だけど、別に帰れないほどじゃない。
大体下宿先から家まで一時間くらいで帰れるし、嘘もバレてるんじゃないかと思うけど、その辺ことはあまり考えないことにしておく。
31日の朝にウチに土方さんが来て、ソバとか年始の縁起ものとかを買いに行った。
土方さんは29日から休みだったけど、29、30日と俺はバイトがあったから、31日から1日にかけて一緒に居ることにした。
しかし年末の買い物をしてウチに帰るってまるで新婚みたいだなと思って、頭が沸騰しそうになった。
姉上が結婚した時に土方さんにプロポーズ的な言葉をもらったので、あながち間違ってないかもしれない。
そんなことを思う自分が恥ずかしいとは思うが、あんなことを真顔で言える土方さんはもっと恥ずかしいと思う。
顔を赤くしたのがバレて「どうした?」と聞かれたが、どうしたかなんて言える訳がない。
夕方まで部屋の掃除と片づけをして、適当にテレビを見ていると7時を回っていたので、ソバを食べることにした。
一緒に台所に立っていると、土方さんがぼそっとつぶやいた。
「こんなことしてるとさ、新婚みたいだな」
「はァァァ!!?」
俺も思ったこととはいえ、いきなり土方さんに言われると動揺してしまう。
「ちょ、総悟!ソバこぼれんだろ!!」
慌てて土方さんが俺の手をひっこめた。
「し、新婚って!!」
「なんだよ、嫌なのか?」
土方さんの機嫌が途端に悪くなる。
「嫌って訳じゃないですけど、恥ずかしいんでさァ…」
恥ずかしくて俯くと、隣で土方さんがふっと笑った。
「…来年はこういうのももうちょっと慣れてくれ」
ちらりと顔を窺うと、とても穏やかに笑っていた。
恥ずかしくて言葉は発せなかったから、土方さんの服の裾をきゅっと握ってこくんと頷いた。
年越しは今年も紅白からのゆく年くる年だった。
ちょっとジジくさいかもしれないが、これが一番しっくりくる。
「そういやさ、明日姉ちゃん帰ってくんの?」
「帰ってきますよ。旦那さんと一緒に一日は実家に泊まりまさァ」
そうかというと、土方さんは少し考えるような仕草を見せた。
「じゃあおまえを家に送るついでに、おまえの姉ちゃんに『今年もおまえのこと幸せにする』って挨拶しに行こうかな」
飲んでいたお茶を盛大に吹いてしまった。
「なんだよ、汚いな」
「ちょ、アンタ、何言ってんの!?」
「おまえの姉ちゃんおまえのことを何よりも大事にしてたから、ちゃんと誓っとかないと俺がどやされそうなんだよ」
だからって、そんな恥ずかしいことは耐えられそうにない。
何を言ったらいいのか分からなくて口をパクパクしていると、俺の頭を撫でて真剣な顔で土方さんが口を開いた。
「おまえとのことは真剣なんだよ」
まっすぐ目を見て言われたら、俺は黙って頷くしかない。
そうこうしてるうちに鐘の音が聞こえて、年が明けた。
「俺からも宜しくお願いします、十四郎さん」
不意打ちで名前を呼んでキスをすると、今度は土方さんが真っ赤になって固まった。
それを笑ってやると、仕返しと言わんばかりに濃厚なキスをされた。
「これからも宜しく、総悟」
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