しぬかとおもった

相棒のびすたんが壊れて、ファンの音がするだけになって死ぬかと思いました。昨日一日かけた論述がぱーになったらびすたん抱えて投身しようと思った。分解して埃除いたらよみがえったので良かった。本当に。

そんなわけで英語が予定の半分ぐらいしかできてないです。明日の一限だめだこりゃ。次行ってみよう。





では海の日こねた。書けるところまで書いただけなので中途半端。土沖現パロかな？














日付が変わった頃に電話が来た。ひさしぶり、いま平気か、今日あいてるか、あいてるなら海の日だし海に行かないか。はぁまぁ、とかそんな相槌を返してたら通話は終わって、表示を見たら一分ぐらいしか話してない。着信履歴を調べたら三ヶ月ぶりの会話だった。てっきり俺のことなんて忘れて新たな地で女でも作ってるのかと思った。いや、作ったから、ちゃんと明日終わらせようとしているのかもしれない。
一個上の幼馴染み。高校まで保育園から一緒でずっと一緒にいて、その傍にいる意味合いが変わったのは俺が中三のときだった。受験勉強を見てもらっていたら唇を奪われた。それから、告白されて思春期だからかあっという間に誰にも言えないことをして、はまってしまくって、やっぱりいつでも隣にいた。
それが、あの人が大学の側へ越してしまって、土方さんがどこにもいない嘘みたいな生活が始まった。電話もメールも互いに嫌いだからあんまりしないでいたら、三ヶ月音沙汰なし。これは恋人同士といえるのか。
漸くいないことになれてきていたのに。履歴を見れば姉上に山崎、神山とか担任の先生ぐらいしかなくて、かろうじて一個土方さんからのがある程度。
どうせ別れを切り出すならいま電話ですればよかったのに。ダメージが少なくてすむ。きっと滑らかに忘れていける。
でも会ったら、駄目だ。きっと愛しさがよみがえる、ぶり返す、触りたくなる。振られたら当分は海へ行けなくなる。約束をとりつけておいてあれだけど、行きたくなんてなくなった。朝なんて来なければいい。
そう思ったのに問答無用で朝は来て、待ち合わせ場所へと自転車を漕ぐ。サイクリングロードを通って行こうと行っていたからあの人は当然自転車だろう。去年とかなら俺は土方さんの後ろに乗っただろうけど、別れ話の後に土方さんの漕ぐ自転車になんて乗ったら信じまう。下手したら心中しちゃうかもしれない。
約束の時間ぎりぎり、駅前の広場をきょろきょろ見回していると、総悟、と名を呼ばれた。
たったそれだけで、ぶわっと鳥肌が立って心臓が騒いだ。
直接、名を呼ばれただけでこれだなんて。面を見たら、ふられたら、俺はどうなるんだ。
そう思いながら、振り返った。