梅々
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かみさま
今日の試験は前回の英語よりは良かったです。月曜が折り返し。頑張ります。
来週の水曜に試験があるのは分かっていたが、まさかの五限でびびっています。君火曜三限の子だよね?どうしたの迷子?
そして明日提出しようと髪も乾かさず作業用BGMかけつつ真面目に課題やっていたら時報が流れてびっくりしました。明日六時おきです。両手必要なぐらい寝ないとバイタリティーが残念な私はやばいのでいま必死こいてドライヤーをしております。
新暦での沖田さんの命日らしいのでこねた。それも昨日でしたね。
だってあなたが手にいれるなんて許せないの。
咳と共に咲いた、真っ赤な血の花に、呼吸が止まった。
なんで、どうして、そんな、何故だ。
言葉は生まれても声にならず、その光景を焼き付けんとするかのように、視線を離せない。
総悟。呼び掛けに答えるかのように驚いた瞳がこちらを見た。すんだ水のように青い瞳が見開かれている。
困惑している。それは、俺だって同じだ。
――どうして、おまえまで。
「……姉上が、待ってんですね」
「総悟」
それなら仕方ねぇやと寂しそうに笑う、その顔が泣いているようにも見えて抱き締めた。
なんでおまえまで。嘘だ、なんで。これ以上俺から何も奪うなよ。
神様なんてもん信じていなかったけれど、いまだけは。
どうかコイツを、総悟だけは、助けてくれ。
――神様は言いました。
「罰は一番理不尽じゃなくちゃね」
愛する人を二度も労咳で失う土方を。生存戦略してください。
来週の水曜に試験があるのは分かっていたが、まさかの五限でびびっています。君火曜三限の子だよね?どうしたの迷子?
そして明日提出しようと髪も乾かさず作業用BGMかけつつ真面目に課題やっていたら時報が流れてびっくりしました。明日六時おきです。両手必要なぐらい寝ないとバイタリティーが残念な私はやばいのでいま必死こいてドライヤーをしております。
新暦での沖田さんの命日らしいのでこねた。それも昨日でしたね。
だってあなたが手にいれるなんて許せないの。
咳と共に咲いた、真っ赤な血の花に、呼吸が止まった。
なんで、どうして、そんな、何故だ。
言葉は生まれても声にならず、その光景を焼き付けんとするかのように、視線を離せない。
総悟。呼び掛けに答えるかのように驚いた瞳がこちらを見た。すんだ水のように青い瞳が見開かれている。
困惑している。それは、俺だって同じだ。
――どうして、おまえまで。
「……姉上が、待ってんですね」
「総悟」
それなら仕方ねぇやと寂しそうに笑う、その顔が泣いているようにも見えて抱き締めた。
なんでおまえまで。嘘だ、なんで。これ以上俺から何も奪うなよ。
神様なんてもん信じていなかったけれど、いまだけは。
どうかコイツを、総悟だけは、助けてくれ。
――神様は言いました。
「罰は一番理不尽じゃなくちゃね」
愛する人を二度も労咳で失う土方を。生存戦略してください。
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