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梅々

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義兄弟

高杉誕生日おめでとう!
天地が高杉の誕生日祝いしてましたね……。私の住んでるところはバケツをひっくり返したような大雨で済みましたが土砂崩れとか心配ですね。


春コミで風俗でバイトする沖田の小ネタ集みたいのだしたいなぁ。こうして書きたいものばかり増えていくのであった。とりあえず目の前の原稿からやっていきましょう。




義兄弟ネタで冷やし土沖。






「ただいまー」
鍵を開けドアを開けると、暗いドアの隙間からむしむしと暑い空気が漏れてきた。
今日は夜風が涼しいのでエアコンはつけずに窓を開けてから電気をつける。
いつものようにテーブルの上には茶封筒に入った夕飯代が置いてある。
冷蔵庫を開け麦茶をとると同時に土方さんにとっておいた味噌汁がまだあるのを確認する。一度として土方さんが俺の作ったご飯を食べたことはない。そもそも、姉上がいなくなってから何度会話したかも覚えていない。
姉上がいた頃は、土方さんは残業なんかしないですぐ帰ってきて、俺が帰ると「おかえり」と出迎えてくれていた。休みの日には遊びにもつれてってくれていたし、宿題を手伝ってもらったことも数え切れないほどだ。
それなのに、いまは。
平日は俺の方が早く家を出るから朝は会えず、帰ってくるのも毎日のように午前様だ。俺はいつも布団の中で玄関が開く音を聞く。休みの日も俺は部活があるから朝から家にいないし帰ってきても土方さんはいない。日曜日はたまに、一日中家にいるけれど書斎から出てきやしない。
義弟の俺がじゃまなのだ。
だから、金だけおいて、側にいるだけ。いっさい干渉をしない。
テーブルの上に置かれるそれを使わずにおいてもお釣りを戻しておいても封筒ごと受け取っても土方さんは俺に何も言わない。最後に話しかけられたのはいつだろう。覚えていない。
毎朝、こっそりと土方さんの部屋に行って寝顔を眺めてるから顔は見てるけど。
ずいぶん昔に土方さんが買ってくれた携帯がぶるぶる震える。その頃は土方さんと姉上とばかりメールや電話をしていたけれど、今はどちらからも連絡なんてない。姉上は当然だけれど。
こんな扱いするぐらいなら、側に置いておかなければいいのに。義兄だからって、俺の保護者にならなければならないわけじゃない。
こんなに嫌いなら、早く捨ててくれればいいのに。




からの自立心で風俗バイトもありな気がしました。

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祝☆映画化

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