梅々
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終わりよければすべてよし
- 2014/12/31 (Wed) |
- 土沖 |
- CM(0) |
- Edit |
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拍手ありがとうございます。
今年も残すところ二時間を切りました。
一年が終わるのが異様に早いです。
上半期は就活であくせくして、下半期は論文やバイトであくせくして。
そして今年も一年土沖に萌えて参りました。
モブ沖にもね!
そしてアニメ四期おめでとうございます。ほんとうにおめでとうございます。
来年もまたアニメに興奮し銀魂に萌えて燃える一年にしたいです。社会人になるので自活も目標。
同人的な目標は……文章力のアップですかね。本を読むだけで、それを取り込む努力、語彙のあっぷ!がんばる!
では健全目な年越しネタです!一応3Zのはずでした。
よいお年を!
「今年もまたアンタと年越しかぁ」
炬燵を囲んでテレビを見ていたら総悟がぼやいた。
湯飲みに伸ばした手を引っ込めて総悟を見れば、総悟はじっとテレビを見ていた。
「またって去年は近藤さんがいたろ」
「近藤さん、昨日はトイレで年越してやした」
「あー……」
そういやそうだった。
今年は、近藤さんは想い人の初詣について行くと意気揚々とストーキングしに行った。
なので、今年はふたり。
総悟は嫌そうな物言いをしたが、実際に嫌なのだろう。総悟は姉と近藤さん以外の人間には興味がない。それと、よくわからないが何故か担任にはなついているように思える。
俺は、その他大勢に汲みしているのかよくわからない位置にいる。他に対するのと接し方が違う。悪い意味で。冗談ではすまないことをしてくる、常に喧嘩を売っておちょくってくる。
「嫌なら近藤さんと行けばよかっただろ」
「俺はいいんです。ただアンタは、俺と二人じゃつまんねぇでしょ」
なんて、おかしなことを言う。俺と一緒じゃつまらないと言うだろうと思ったのに、逆に気遣われた上に、つまらないだろうとは。
そんな感情抱く暇ももたせないくせに何を言っているのだろう。
「一緒にいてつまんねぇやつと年越さねえって」
そういったら、総悟がちらりと俺を見た。
その瞳があまりにも雄弁に心情を語っていて、呼吸を詰めた。
「……なんでさ。そんな見ねぇでくだせェ」
「だっておまえ、」
たったあれだけの言葉にそんな嬉しそうに、丸い瞳をきらきらさせて。
普段あれだけ俺のことを嫌っているかのように振る舞うくせにまるで別人になったかのような反応を寄越されて、動揺しないわけがないだろう。
「……嬉しいの?」
「はぁ? アンタなに言ってんの」
馬鹿じゃねえの、なんて憎まれ口をたたくけれど表情は柔い、ように思えるのは気のせいだろうか。
「ほら、もうカウントダウン始まりますぜ」
そうテレビを見つめる総悟の無防備に投げ出された手に手を重ねたら、大げさなまでにびくりと肩を跳ねさせた。
今年も残すところ二時間を切りました。
一年が終わるのが異様に早いです。
上半期は就活であくせくして、下半期は論文やバイトであくせくして。
そして今年も一年土沖に萌えて参りました。
モブ沖にもね!
そしてアニメ四期おめでとうございます。ほんとうにおめでとうございます。
来年もまたアニメに興奮し銀魂に萌えて燃える一年にしたいです。社会人になるので自活も目標。
同人的な目標は……文章力のアップですかね。本を読むだけで、それを取り込む努力、語彙のあっぷ!がんばる!
では健全目な年越しネタです!一応3Zのはずでした。
よいお年を!
「今年もまたアンタと年越しかぁ」
炬燵を囲んでテレビを見ていたら総悟がぼやいた。
湯飲みに伸ばした手を引っ込めて総悟を見れば、総悟はじっとテレビを見ていた。
「またって去年は近藤さんがいたろ」
「近藤さん、昨日はトイレで年越してやした」
「あー……」
そういやそうだった。
今年は、近藤さんは想い人の初詣について行くと意気揚々とストーキングしに行った。
なので、今年はふたり。
総悟は嫌そうな物言いをしたが、実際に嫌なのだろう。総悟は姉と近藤さん以外の人間には興味がない。それと、よくわからないが何故か担任にはなついているように思える。
俺は、その他大勢に汲みしているのかよくわからない位置にいる。他に対するのと接し方が違う。悪い意味で。冗談ではすまないことをしてくる、常に喧嘩を売っておちょくってくる。
「嫌なら近藤さんと行けばよかっただろ」
「俺はいいんです。ただアンタは、俺と二人じゃつまんねぇでしょ」
なんて、おかしなことを言う。俺と一緒じゃつまらないと言うだろうと思ったのに、逆に気遣われた上に、つまらないだろうとは。
そんな感情抱く暇ももたせないくせに何を言っているのだろう。
「一緒にいてつまんねぇやつと年越さねえって」
そういったら、総悟がちらりと俺を見た。
その瞳があまりにも雄弁に心情を語っていて、呼吸を詰めた。
「……なんでさ。そんな見ねぇでくだせェ」
「だっておまえ、」
たったあれだけの言葉にそんな嬉しそうに、丸い瞳をきらきらさせて。
普段あれだけ俺のことを嫌っているかのように振る舞うくせにまるで別人になったかのような反応を寄越されて、動揺しないわけがないだろう。
「……嬉しいの?」
「はぁ? アンタなに言ってんの」
馬鹿じゃねえの、なんて憎まれ口をたたくけれど表情は柔い、ように思えるのは気のせいだろうか。
「ほら、もうカウントダウン始まりますぜ」
そうテレビを見つめる総悟の無防備に投げ出された手に手を重ねたら、大げさなまでにびくりと肩を跳ねさせた。
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