梅々
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八坂神社行きたい
そう、昨日書こうと思ったことをすっぽり忘れていました。
一昨日ぐらいから零~月蝕の仮面~(四作目ですね)の実況を見始めたのですが、小西さんの声に惚れました。あのくらいの渋さがあるのいいですね。長さん好きです。で、今更ながら思った。アメリカ=草灯なんですよね。本当今更ながら。草灯の声のいやらしさに堪らなく悶絶したのですがアメリカは普通の好青年すぎて結び付かなかったのです。コムイさんもいるけど、あれもはっちゃけてますし。つまり小西さんも好きです。
それではまだ場内に入らないネズミーランドネタです。
なんかごめんなさいなのり。
一昨日ぐらいから零~月蝕の仮面~(四作目ですね)の実況を見始めたのですが、小西さんの声に惚れました。あのくらいの渋さがあるのいいですね。長さん好きです。で、今更ながら思った。アメリカ=草灯なんですよね。本当今更ながら。草灯の声のいやらしさに堪らなく悶絶したのですがアメリカは普通の好青年すぎて結び付かなかったのです。コムイさんもいるけど、あれもはっちゃけてますし。つまり小西さんも好きです。
それではまだ場内に入らないネズミーランドネタです。
なんかごめんなさいなのり。
そういうわけで、傍にいましょう?
体を揺すられる感覚に、いつのまにか寝ていたのだと気付いた。程よく与えられる振動にまだ酔っているとバシン、と頭を叩かれた。
痛い、声に出したはずが、んん、という呻き声になっていて、漸く瞼を開けると総悟が目の前にいた。
朝の日差しにキラキラと髪を煌めかせて、白い肌を少し紅潮させている総悟は明らかに興奮していて。朝にそこまで強くない総悟がこうしているのはとても新鮮だ。沖田が泊まるのも久々なので、起こされるのも久しぶりだ。
「はよう」
「おはようごぜぇやすっ」
寝起きの目には輝くような笑顔がとても眩しい。神々しい光に見えて、土方は目を瞑る。
昨日した約束を忘れたわけではない。だからこそ余計に驚いている、そんなに行きたかったのかと。喜んでくれるのはとても嬉しい。だからのっそりとだが、起き上がる。
顔を洗いリビングへ出るとテーブルの上にはサラダとトースト、コンソメスープが置いてあってそれを見た途端固まった。まさか総悟が、こんなものを作れるなんて。料理なんかできない、サラダを盛るだけでどこかを焦がしたりだとか、そんな不可解な現象を起こすだろうと思っていたのに。トーストの焼き具合は俺好みだし、サラダの盛り付けも見映えがいい。写メろう、そう思い携帯を構えると総悟が変な顔をした。
「なにやってんの」
「いやだって、おまえの初めての手料理だし」
「馬鹿言ってねぇでさっさと食って着替えなせぇ」
照れ隠しに突き放すように言って、総悟はいただきますと手を合わせた。
やっていることは同じなのに、総悟が作ったのだと思ったら変に美味しくて、あっという間にたいらげると呆れたように総悟は息をついた。
その後は慌ただしく支度をし、買ったばかりではなく貰ったばかりの車に乗り込んだ。あーとかおーとか総悟が言っているのは初めて乗せるからだと気付いて、運転には慣れているがなんだか、緊張する。
総悟を乗せる為だけに免許をとったのだから仕方がない。
「総悟、忘れ物ねぇ?」
「へい。ハンカチ持ちやしたか?」
「おまえのありゃ平気だろ」
いつものように車を走らせていると総悟は、助手席側の窓に張り付き、興味深げに外の景色を眺めた。高速道路を走っているのだ、外を見ていても何もないだろうに。初めて乗せるからな、可愛らしい所作に微笑ましくなり、つられて少しわくわくした。柄ではないから、表には出さないが。
「十年ぶりなんでさ」
「あれ?中学の卒業遠足で行かなかったっけか?」
「俺その日腹痛で休んだんでさ」
「・・・そうか」
そりゃあ楽しみだろう。
ならば、事前にどこを回るかとか、そういうのも決めておけばよかった。計画するのも醍醐味の一つなのだから。
のろのろ若干滞りながらも駐車場につく。ついたはついたが、駐車場も広く、入り口まで200mはあるんじゃないかという距離に、指示に沿って停車した。入り口からここまで、ずらりと一列に車の止まっている様は圧巻だろう。車の展示場じゃないかとさえ思ってしまう。
「ささ、行きやしょ行きやしょ」
「・・・にしても人多いな。さぞかし儲かるんだろうな」
「あんたね、ユメとマホウの国でんなこと言わねぇの」
家族連れの中に紛れて、指と指とを絡めて繋いできた総悟の手を強く握り返し、甘い陶酔に浸る。
ここは夢と魔法の国なのだから、いつもは望めないものを望んでもいいのだろうか。
木々の奥に見える様々なアトラクションを視界に入れつつ、そんなことを思った。
体を揺すられる感覚に、いつのまにか寝ていたのだと気付いた。程よく与えられる振動にまだ酔っているとバシン、と頭を叩かれた。
痛い、声に出したはずが、んん、という呻き声になっていて、漸く瞼を開けると総悟が目の前にいた。
朝の日差しにキラキラと髪を煌めかせて、白い肌を少し紅潮させている総悟は明らかに興奮していて。朝にそこまで強くない総悟がこうしているのはとても新鮮だ。沖田が泊まるのも久々なので、起こされるのも久しぶりだ。
「はよう」
「おはようごぜぇやすっ」
寝起きの目には輝くような笑顔がとても眩しい。神々しい光に見えて、土方は目を瞑る。
昨日した約束を忘れたわけではない。だからこそ余計に驚いている、そんなに行きたかったのかと。喜んでくれるのはとても嬉しい。だからのっそりとだが、起き上がる。
顔を洗いリビングへ出るとテーブルの上にはサラダとトースト、コンソメスープが置いてあってそれを見た途端固まった。まさか総悟が、こんなものを作れるなんて。料理なんかできない、サラダを盛るだけでどこかを焦がしたりだとか、そんな不可解な現象を起こすだろうと思っていたのに。トーストの焼き具合は俺好みだし、サラダの盛り付けも見映えがいい。写メろう、そう思い携帯を構えると総悟が変な顔をした。
「なにやってんの」
「いやだって、おまえの初めての手料理だし」
「馬鹿言ってねぇでさっさと食って着替えなせぇ」
照れ隠しに突き放すように言って、総悟はいただきますと手を合わせた。
やっていることは同じなのに、総悟が作ったのだと思ったら変に美味しくて、あっという間にたいらげると呆れたように総悟は息をついた。
その後は慌ただしく支度をし、買ったばかりではなく貰ったばかりの車に乗り込んだ。あーとかおーとか総悟が言っているのは初めて乗せるからだと気付いて、運転には慣れているがなんだか、緊張する。
総悟を乗せる為だけに免許をとったのだから仕方がない。
「総悟、忘れ物ねぇ?」
「へい。ハンカチ持ちやしたか?」
「おまえのありゃ平気だろ」
いつものように車を走らせていると総悟は、助手席側の窓に張り付き、興味深げに外の景色を眺めた。高速道路を走っているのだ、外を見ていても何もないだろうに。初めて乗せるからな、可愛らしい所作に微笑ましくなり、つられて少しわくわくした。柄ではないから、表には出さないが。
「十年ぶりなんでさ」
「あれ?中学の卒業遠足で行かなかったっけか?」
「俺その日腹痛で休んだんでさ」
「・・・そうか」
そりゃあ楽しみだろう。
ならば、事前にどこを回るかとか、そういうのも決めておけばよかった。計画するのも醍醐味の一つなのだから。
のろのろ若干滞りながらも駐車場につく。ついたはついたが、駐車場も広く、入り口まで200mはあるんじゃないかという距離に、指示に沿って停車した。入り口からここまで、ずらりと一列に車の止まっている様は圧巻だろう。車の展示場じゃないかとさえ思ってしまう。
「ささ、行きやしょ行きやしょ」
「・・・にしても人多いな。さぞかし儲かるんだろうな」
「あんたね、ユメとマホウの国でんなこと言わねぇの」
家族連れの中に紛れて、指と指とを絡めて繋いできた総悟の手を強く握り返し、甘い陶酔に浸る。
ここは夢と魔法の国なのだから、いつもは望めないものを望んでもいいのだろうか。
木々の奥に見える様々なアトラクションを視界に入れつつ、そんなことを思った。
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