梅々
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というわけで。
有言実行してみました。
今日は雨なので、六時に目覚ましかけて目を開けたら部屋が暗くてびびりました。こんなに暗いんだし起きなくていいかと結局起きたのは6時45分。まぁ、間に合うからいいけどさ。
そう。このあいだ零~紅い蝶~を買いました。まだパッケージしか見とらんです←
冬休みに友人とやろうと思っていますが、悲鳴を上げず、びびらないことを誓いたいと思います。フラグ?なにそれおいしいの\(^p^)/
では、多分土沖作品200作目です。
間違っていたら恥ずかしい←
あ、微妙に背後注意?
今日は雨なので、六時に目覚ましかけて目を開けたら部屋が暗くてびびりました。こんなに暗いんだし起きなくていいかと結局起きたのは6時45分。まぁ、間に合うからいいけどさ。
そう。このあいだ零~紅い蝶~を買いました。まだパッケージしか見とらんです←
冬休みに友人とやろうと思っていますが、悲鳴を上げず、びびらないことを誓いたいと思います。フラグ?なにそれおいしいの\(^p^)/
では、多分土沖作品200作目です。
間違っていたら恥ずかしい←
あ、微妙に背後注意?
捕えたのか囚われたのか
檻の中の遊戯
「俺はアンタのことが好きでさァ。それだけじゃ、ダメなんですかィ?」
真摯な瞳で、正座までしてそう言うけれど。
お前は知らないんだ。何も。
吸っていた煙草を苦々しい気持ちと共に灰皿で潰す。まだ半分も残っているけれどそんなことはどうでもよく。言い表せない感情を蟠らせたまま、言葉を探す。
お前の言う好きは違うんだ。腹を割って言ったのかもしれない、お前は。それでも、足りない。そんな生易しいものならば、こうも苦悩しやしなかった。確かに、ミツバの弟であるのに、とは思うけれどそれは大した障害ではない、この場合。それよりも、大きな。
「・・・お前の言う好きは、家族とか、そう言う意味か?」
「違いやす。・・・アンタと同じでさァ」
「・・・同じ筈があるめぇよ」
言葉を紡ぐその桜色の唇が、どんな嬌声を上げるのか。
肌理細かく白いその肌が、如何に真紅に染まるのか。
華奢なその姿態が、如何に淫靡な熱に犯されるのか。
俺だけのものにして、誰の目にも触れさせずに監禁して愛でたい。毎日毎日ぐちゃぐちゃに成る程愛したい。その瞳の強さが霞むまで。
俺の頭の中を知ったら、必ずお前は離れていく。だから俺は何もせず何も言わず、ただひたすらに堪える。
一度触れたら我を失って欲望の限りを尽くしてしまいそうで、何もできなかった。
「どう、違うんで」
「・・・お前は綺麗過ぎるんだ。悪く言えば無知だな」
「どういうことでさ。全然わかんねぇ」
「だから、」
薄い肩をぽん、と押す。突然のことに総悟の体はなすがまま倒れ、起き上がる前に馬乗りになる。細い腰を意識しないようにして、呆気にとられる総悟の顔を無表情で見下ろす。
ここでキスしたら今までの我慢は無駄になりやしないか。悩むよりも早く、総悟の冷たい指先が俺の項を撫でた。
総悟の双眼は変わらず力強く真っ直ぐだが、一瞬、揺らいだ。
「っ・・・ん!」
それは俺の良く知る欲情で、それを認めた途端蠱惑的な唇に荒々しく唇を重ねていた。盛れた声は存外に高く響き、熱が溜まるのが意識せずとも分かる。
柔らかい入り口に触れただけでは治まらず、その奥の熱を求めて抉じ開け中へ入る。強く瞼を閉ざした総悟の顔に朱が散った。
「んんっ・・・」
鼻に抜ける声、頭を押さえつける手。嫌がる素振りを見せない総悟の口内を舐めると愛らしい声が響いた。
普段の生意気な言葉は生まれず、従順に長い責め苦に堪える、総悟により欲情して、服の上から体を撫で回す。赤色に染まった目元に雫ができ、総悟は身を捩らす。
「ふ、はっ・・・ぁ、っひじかた、さん・・・」
口唇を解放するととろけた表情で俺を熟視た。想像の中では何度も汚したけれども、こんなに淫らではなかったと濡れた口元を指で拭う。
無垢で世間知らずで、汚れに染まらないのだと、いまでも半ば信じるように思っている。こんなに乱れていても。
小さな棘のような罪悪感が胸を苛んで、今なら未だ間に合うと、体を離そうとする。だが、背に回された手が強かにそれを拒んだ。
「・・・土方さん」
「こんなもんじゃ足んねぇんだよ、総悟。・・・お前を汚すわけにはいかねぇ」
「アンタになら、汚されても何されてもいい」
「おまえ、分かってんのかよ・・・」
「土方さんこそ何も分かってねぇ。俺は、殺して一人占めにしたいぐらいアンタを好きなんでィ」
綺麗に澄んだ瞳が色欲を鮮やかに映す。そんな目に望まれたら、風の前の塵と化して求めることだけしかできない。
檻の中の遊戯
「俺はアンタのことが好きでさァ。それだけじゃ、ダメなんですかィ?」
真摯な瞳で、正座までしてそう言うけれど。
お前は知らないんだ。何も。
吸っていた煙草を苦々しい気持ちと共に灰皿で潰す。まだ半分も残っているけれどそんなことはどうでもよく。言い表せない感情を蟠らせたまま、言葉を探す。
お前の言う好きは違うんだ。腹を割って言ったのかもしれない、お前は。それでも、足りない。そんな生易しいものならば、こうも苦悩しやしなかった。確かに、ミツバの弟であるのに、とは思うけれどそれは大した障害ではない、この場合。それよりも、大きな。
「・・・お前の言う好きは、家族とか、そう言う意味か?」
「違いやす。・・・アンタと同じでさァ」
「・・・同じ筈があるめぇよ」
言葉を紡ぐその桜色の唇が、どんな嬌声を上げるのか。
肌理細かく白いその肌が、如何に真紅に染まるのか。
華奢なその姿態が、如何に淫靡な熱に犯されるのか。
俺だけのものにして、誰の目にも触れさせずに監禁して愛でたい。毎日毎日ぐちゃぐちゃに成る程愛したい。その瞳の強さが霞むまで。
俺の頭の中を知ったら、必ずお前は離れていく。だから俺は何もせず何も言わず、ただひたすらに堪える。
一度触れたら我を失って欲望の限りを尽くしてしまいそうで、何もできなかった。
「どう、違うんで」
「・・・お前は綺麗過ぎるんだ。悪く言えば無知だな」
「どういうことでさ。全然わかんねぇ」
「だから、」
薄い肩をぽん、と押す。突然のことに総悟の体はなすがまま倒れ、起き上がる前に馬乗りになる。細い腰を意識しないようにして、呆気にとられる総悟の顔を無表情で見下ろす。
ここでキスしたら今までの我慢は無駄になりやしないか。悩むよりも早く、総悟の冷たい指先が俺の項を撫でた。
総悟の双眼は変わらず力強く真っ直ぐだが、一瞬、揺らいだ。
「っ・・・ん!」
それは俺の良く知る欲情で、それを認めた途端蠱惑的な唇に荒々しく唇を重ねていた。盛れた声は存外に高く響き、熱が溜まるのが意識せずとも分かる。
柔らかい入り口に触れただけでは治まらず、その奥の熱を求めて抉じ開け中へ入る。強く瞼を閉ざした総悟の顔に朱が散った。
「んんっ・・・」
鼻に抜ける声、頭を押さえつける手。嫌がる素振りを見せない総悟の口内を舐めると愛らしい声が響いた。
普段の生意気な言葉は生まれず、従順に長い責め苦に堪える、総悟により欲情して、服の上から体を撫で回す。赤色に染まった目元に雫ができ、総悟は身を捩らす。
「ふ、はっ・・・ぁ、っひじかた、さん・・・」
口唇を解放するととろけた表情で俺を熟視た。想像の中では何度も汚したけれども、こんなに淫らではなかったと濡れた口元を指で拭う。
無垢で世間知らずで、汚れに染まらないのだと、いまでも半ば信じるように思っている。こんなに乱れていても。
小さな棘のような罪悪感が胸を苛んで、今なら未だ間に合うと、体を離そうとする。だが、背に回された手が強かにそれを拒んだ。
「・・・土方さん」
「こんなもんじゃ足んねぇんだよ、総悟。・・・お前を汚すわけにはいかねぇ」
「アンタになら、汚されても何されてもいい」
「おまえ、分かってんのかよ・・・」
「土方さんこそ何も分かってねぇ。俺は、殺して一人占めにしたいぐらいアンタを好きなんでィ」
綺麗に澄んだ瞳が色欲を鮮やかに映す。そんな目に望まれたら、風の前の塵と化して求めることだけしかできない。
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