梅々
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魂だけつながる
- 2015/01/16 (Fri) |
- 土沖 18禁 |
- CM(0) |
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たくさんの拍手ありがとうございます。
今日は突然バイトがヘルプになってしまいました。暇だったからよかったけど家から遠いのががんです。
そして最後のゼミも終わってしまいました。切ない。
では、先日Twitterで盛り上がった幽霊ネタを書き終わりました。不完全燃焼です。
子どもの頃からの、誰にもいえない秘密がある。
幼いながらも口に出してはいけないとわかっていて、姉上にすら、言ったことがない。
それは、とても淫らなことなのだ。
夜も更けた頃、眠りからさめると俺の部屋の障子がすぅと開く。足音もたてず何かが近づいてくる。俺の体は動かない。ただ、意識だけはあって、冷えた指先が俺の頬を撫でてぞわりと鳥肌が立つのを生々しく感じるのだった。
足音がない。触れる指が冷たい。体が動かない。これは幽霊なのだ。
夜な夜な幽霊が、俺の部屋へと忍び込む。
そしてそれだけではなく、布団を剥ぎ寝着を剥ぎ、俺の体のあちこちに触れ、口づけ、舐め回すのだった。
最初のときはこのまま食われてしまうかもしれないと、もしかしたら意識があるのが露見してしまうかもしれないと、生きた心地がしなかった。その恐ろしさは回数を重ねるごとに薄まっていき、代わりに、触れられると自分の体が熱くなっていくようになった。
耳たぶをしゃぶられ、乳首をこねられ、はぁはぁと息が荒くなる。まだ精通を迎えていない性器をしゃぶられて腰が跳ねる。幽霊の指や口の中の熱さを素肌で感じて、精気を奪われているのだと思った。事実、幽霊が去っていった後はひどく体がだるい。
恐ろしかったのは幽霊がでることだけではない、幽霊にこんなことをされて、気持ちよさを感じていることにもだった。
誰にもいえず何ヶ月も甘んじていると、暫く経った頃、俺の性器をなめしゃぶるだけではなく、その後ろ、尻の穴にまで舌を這わせてくるようになった。俺の足を開かせ腿をぐいと押し、幽霊はぺちゃりぺちゃりとそこをなめる。舐められることに慣れてくれば、今度は指を入れてくるようになった。
おぞましい。あんなところに指などはいるのか。座薬は入れたことがあった。しかし、幽霊の指はあれより太く、長い。
それをぬくぬくと抜き差しされる。
俺は、尻をいじられて性器をしゃぶられて精通をむかえた。
夢だと思いたかった。朝起きたら、いつもの体のだるさに加えて股のあたりがかぴかぴになっていたのだ。そのころには幽霊のすることが異常だと知っていて。幽霊に尻をいじられて射精したなど誰にもいえるはずがなかった。
それからも、幽霊の行為はエスカレートして。幽霊のと俺のを併せて手でこねられるとたまらなくて、おかしな声を出して達した。
何度も、何度も。
それは、江戸へ来てからも続いた。
とはいえど、頻度はめっきり減ったのだけれど、その代わりのように、より気持ちいいことをされるようになった。
幽霊は容易に俺の体をひっくり返して俺の尻だけ掲げて、閉じた足の間で性器を抜き差しする。ぱんぱんと尻に幽霊の腰骨や陰毛が当たる。まるで性交しているような錯覚に陥って、余計に気持ちよく感じた。
その幽霊は、どれだけ早く腰を振ろうと荒い息一つ漏らさなければ射精もしないのだった。だから、こんな長年にわたってそれが幽霊だと信じてきた。
ただ、幽霊は幽霊でも、俺の知ってる人の生き霊だったりしやしないかと、そんなくだらないことを想像をしたことがある。けれど、それだけだ。俺をずっと犯してきたものが誰かは、わからずじまい。
「余所事か。余裕だな」
「んなわけ、ねぇでしょ……」
土方さんのものが中にある。
土方さんが俺を好いてくれて、こうして初めてつながった。天にも昇れそうな心地だ。嬉しさでおかしなことを口走りそうで怖い。
たとえば、死んじまってもいいぐらいいま幸せなことだとか。
たとえば、餓鬼の頃から幽霊に犯され続けてきたことだとか。
たとえば、初めてのはずなのに、土方さんの触れ方をよく知っているような気がすることだとか。
全部飲み込んで、もう動いて欲しいと強請った。
今日は突然バイトがヘルプになってしまいました。暇だったからよかったけど家から遠いのががんです。
そして最後のゼミも終わってしまいました。切ない。
では、先日Twitterで盛り上がった幽霊ネタを書き終わりました。不完全燃焼です。
子どもの頃からの、誰にもいえない秘密がある。
幼いながらも口に出してはいけないとわかっていて、姉上にすら、言ったことがない。
それは、とても淫らなことなのだ。
夜も更けた頃、眠りからさめると俺の部屋の障子がすぅと開く。足音もたてず何かが近づいてくる。俺の体は動かない。ただ、意識だけはあって、冷えた指先が俺の頬を撫でてぞわりと鳥肌が立つのを生々しく感じるのだった。
足音がない。触れる指が冷たい。体が動かない。これは幽霊なのだ。
夜な夜な幽霊が、俺の部屋へと忍び込む。
そしてそれだけではなく、布団を剥ぎ寝着を剥ぎ、俺の体のあちこちに触れ、口づけ、舐め回すのだった。
最初のときはこのまま食われてしまうかもしれないと、もしかしたら意識があるのが露見してしまうかもしれないと、生きた心地がしなかった。その恐ろしさは回数を重ねるごとに薄まっていき、代わりに、触れられると自分の体が熱くなっていくようになった。
耳たぶをしゃぶられ、乳首をこねられ、はぁはぁと息が荒くなる。まだ精通を迎えていない性器をしゃぶられて腰が跳ねる。幽霊の指や口の中の熱さを素肌で感じて、精気を奪われているのだと思った。事実、幽霊が去っていった後はひどく体がだるい。
恐ろしかったのは幽霊がでることだけではない、幽霊にこんなことをされて、気持ちよさを感じていることにもだった。
誰にもいえず何ヶ月も甘んじていると、暫く経った頃、俺の性器をなめしゃぶるだけではなく、その後ろ、尻の穴にまで舌を這わせてくるようになった。俺の足を開かせ腿をぐいと押し、幽霊はぺちゃりぺちゃりとそこをなめる。舐められることに慣れてくれば、今度は指を入れてくるようになった。
おぞましい。あんなところに指などはいるのか。座薬は入れたことがあった。しかし、幽霊の指はあれより太く、長い。
それをぬくぬくと抜き差しされる。
俺は、尻をいじられて性器をしゃぶられて精通をむかえた。
夢だと思いたかった。朝起きたら、いつもの体のだるさに加えて股のあたりがかぴかぴになっていたのだ。そのころには幽霊のすることが異常だと知っていて。幽霊に尻をいじられて射精したなど誰にもいえるはずがなかった。
それからも、幽霊の行為はエスカレートして。幽霊のと俺のを併せて手でこねられるとたまらなくて、おかしな声を出して達した。
何度も、何度も。
それは、江戸へ来てからも続いた。
とはいえど、頻度はめっきり減ったのだけれど、その代わりのように、より気持ちいいことをされるようになった。
幽霊は容易に俺の体をひっくり返して俺の尻だけ掲げて、閉じた足の間で性器を抜き差しする。ぱんぱんと尻に幽霊の腰骨や陰毛が当たる。まるで性交しているような錯覚に陥って、余計に気持ちよく感じた。
その幽霊は、どれだけ早く腰を振ろうと荒い息一つ漏らさなければ射精もしないのだった。だから、こんな長年にわたってそれが幽霊だと信じてきた。
ただ、幽霊は幽霊でも、俺の知ってる人の生き霊だったりしやしないかと、そんなくだらないことを想像をしたことがある。けれど、それだけだ。俺をずっと犯してきたものが誰かは、わからずじまい。
「余所事か。余裕だな」
「んなわけ、ねぇでしょ……」
土方さんのものが中にある。
土方さんが俺を好いてくれて、こうして初めてつながった。天にも昇れそうな心地だ。嬉しさでおかしなことを口走りそうで怖い。
たとえば、死んじまってもいいぐらいいま幸せなことだとか。
たとえば、餓鬼の頃から幽霊に犯され続けてきたことだとか。
たとえば、初めてのはずなのに、土方さんの触れ方をよく知っているような気がすることだとか。
全部飲み込んで、もう動いて欲しいと強請った。
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