梅々
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若いって罪だね・・・。
やっと出来ました。
恥ずかしいことになってるけど気にしないでください。
それではショタロリ土沖! 一応13日の続きです
恥ずかしいことになってるけど気にしないでください。
それではショタロリ土沖! 一応13日の続きです
白い柔肌を桃色に染めて
そっと淫らに堕としてあげる
誰にも内緒だよ
カインの過ち
開け放した障子の向こう、青く広がる空から生まれた風が薄暗い室内を涼しくしていたが、日も落ちかけている今、若干涼しすぎる。
何か、上に掛ける物を。と辺りを見回すが、片付いた室内にはあてになりそうなものは転がっていない。
んん・・・、と小さくうめいて寝返りをうった沖田に視線を戻す。小さく丸まって、スヤスヤ眠っている沖田が口元にあてている小さな手には、土方の指が握られている。
「近藤さんが帰ってきたら起こしなせェ」
そう言って沖田が夢の世界に落ちたのは彼此三時間前。昼寝をさせ過ぎると夜あまり眠れなくなる、ときいたがそろそろ近藤さんも帰ってくる時刻だ。あと三十分しても帰らないのなら起こせばいいか、と手に馴染むサラサラの髪を弄ぶ。
―――――“秘密”を共有してから、沖田の中で俺は“所有物”になったらしい。
それはそれでたまに腹が立つこともあるけれど、距離が縮まったのも事実で。あれから何度も一緒に風呂へ入るようになったし、会話して一緒にいることが増えた。それが何よりも嬉しい。勿論沖田への態度には出さないが。
こうして無防備に寝顔を見せてくれることも、口付けさせてくれることも、欲望を満たしてくれる。
けれど、欲望とは貪欲なもので。もっと、更にその先へ。と絶えることなく膨らんでいく。
「ん~・・・ひじかたぁ」
「近藤さんはまだだぞ?」
起き抜けの甘えたような声に微笑を漏らし、目元を擦ろうとする指先をそっと包む。
寝起きの沖田は風呂に入ってるときよりも可愛いのだと知ったのもキスするようになってからだ。猫のように体を擦り寄せてきたり、キスをねだってきたり、キャラが変わったように甘えてくる。
近藤さんが沖田に甘いのはこの所為か、と納得がいく。
「近藤さん、今日おそい」
「まぁ、仕方がねぇだろ。大事な用事らしいしよ。・・・先、風呂入るか?」
「久々に近藤さんと入る約束したんでさ・・・。最近ずっと、あんたと入ってたから」
そう言われて、そういえば、ここ一週間近く一緒に風呂入ってたなと思い至る。そりゃ少しは寂しいかもしれない―――――と、小さな体を抱き締める。
むずがるように顔を胸元に擦り付け、抱き締め返してくるのは寝起きだからだろう、多分。
俺が煽られてるとはミジンも知らないで・・・。
「明日一緒に入りゃあいい。な?」
「・・・今日はお前で我慢してやらァ」
チュッと触れるだけの口付けを仕掛けられ理性が限界を迎える。もう堪えきれない。何でこんなに可愛いのだろう。でも、手を出したら犯罪だ。犯罪はまずい、キスぐらいなら未だギリギリセーフだろうけどそれ以上は変質者の域だ。それはまずい。
なんて苦悶していると沖田は小首を傾げ、土方? と名を呼んだ。
今度こそ、本当に。
「ちょっ・・・、・・・さっさと風呂行くぞ」
「え? あっ、速ぇよ土方っ」
誰にも邪魔されず二人っきりになれる場所目指して足早に歩くとパタパタと半引きずられるようにして沖田はかける。
けれどそれに気をかける余裕はもう無くて。
着替等を持って入浴中の札を掛けて脱衣所に沖田と二人で入る。
無言でささっと衣服を脱ぐと首を傾げつつも沖田も服を脱いで、馴染みのアヒルを持ち浴室へ入ってくる。
「どうしたんで? 土方」
「お前さ、あの・・・うん、誘ってる自覚ある?」
「は?」
なんだそれと沖田は怪訝そうに首を傾げる。
自覚無いとか何それ。魔性ですかこのやろう。
ギュウ、と引き寄せ荒々しく口付ける。ん、と最初戸惑っていたが軈て応えるように舌を絡ませてきた。拙くも愛らしい愛撫に熱は上がるばかり。
壊して、しまいそう。
壊れて、しまいそう。
「ん、んっ・・・・・・ア、」
「・・・・・・なぁ、もっと気持ちいいことしたくねぇか?」
「コレより、気持ちいいこと? そんなんあるの?」
潤んだ瞳の沖田を抱き上げ、いつも頭を洗ってやっているときの体勢になる。
―――――世でいう、対面座位。
いつもいつも、頭を洗ってやる度どれだけ俺が逸る気持ちを堪えていたか、知らないだろうこの無垢な少年は。
知らないままでいれたなら幸いだっただろう。
けれど、もう。
我慢がきかない。
まずは、と耳を甘噛みすると、んぅ、と沖田は小さく鳴いた。フルフルと震える体をそっと撫でながら、首筋に舌を這わせてゆく。肌の肌理は極上で、耳に満ちる声も子どもにしては官能的過ぎて。チュウと吸い付き、朱印をつける。
「アっ、ん・・・いた、い・・・よ、」
「痛いだけじゃ、ないだろ?」
そっと色付いた胸の飾りに触れるとビクンと小さな体が跳ねた。カァァァ、と頬を染める沖田にもう一度問うと恥ずかしそうにコクリと頷いた。
愛しい。
何も知らない、無垢な君が。
だからこそ、誰かのものになってしまう前に自分のものにしてしまいたくて。
エゴを押し付けてこんなことして、将来殺されたとて文句は言えないだろう。
クニュ、クリ、と強弱つけて揉むと噛み締めた唇の間から鼻にかかった声が洩れてくる。首筋を舌で擽りながら乳首に刺激を与えていると、ギュッと頭を抱き締められる。
「もっ・・・やめ、ァっん・・・」
「気持ちいいくせに」
「ッあ、・・・だって・・・」
赤く染まった目元に口付けそのまま唇を重ねる。
くぐもった声が合わせた唇の下消えていって、とろんとした瞳が見上げてくる。
剥き出しの中心部に指をあてると一際大きく体を跳ねさせイヤイヤと沖田は首を振った。紅葉のような手で必死に俺の手を剥がそうとするが指が当たる度に声を上げ、逆に捕えられてしまう。握った指先ごと沖田の花芯をやわやわと握る。
「あァんっ!!」
羞恥と快感に涙を流しながら背をしならせ、沖田は悦楽の波に飲み込まれてゆく。
蜜で濡れた花芯は天を仰ぎ、解放されることを待ち望みフルフル震えとろぉり、と愛液で更に濡れてゆく。
なんて綺麗な。
なんて甘美な。
こんなにも高ぶるのは背徳的な行為だからだろうか。
それとも。
「ハ、ぁん・・・・・・もぅ、や・・・アッ」
「・・・一回、イッとくか」
先端部位を少し強めに揉むと一際大きく弓形に背をしならせ沖田は泣き叫ぶような声を上げ白濁を散らした。
浅い息を繰り返しぼぅっとしたままの沖田の指先を己の手で包んだまま口許に持ってくる。べっとりと手の平についた白濁は見て分かる程濃くて。
試しに、と舐めてみたら予想通りの濃厚な味。
―――――だけど、苦いが不味いとは感じられない。
ピチャピチャ、態と音をたてて沖田の指先を舐めていると瞳いっぱいに涙を溜めた沖田が今にも泣き出しそうにそれを見ていた。
目と目が合うと吐息交じりに抗議の声が上がるが、それに更に煽られて。
指の付け根まで含み、側面に舌を這わせつつチュウと吸うと大きな雫が頬を伝った。
「も・・・ダメだってばぁ・・・・・・」
「ダメじゃねぇよ。もっともっと気持ちよくしてやっから、総悟」
耳元で吐息交じりに名を呼べば解放された手足で縋りついてくる。腹に当たる先刻達したばかりの幼い性器はまた熱を持ち始めていて子どもながら、何て感度がいいのだろうと嬉しくなる。
己の指先を唾液でたっぷり湿らせて、沖田の先走りで既に濡れている後孔にそっと触れた。途端に沖田はひァと嬌声を上げ、体を硬直させる。
初な反応に口角が上がってしまうのは仕様のないこと。
「そこっ・・・きたな、いッ・・・からァ、ンッ・・・・・・やだァ」
「俺はそうは思わねぇから」
固く閉ざしていた蕾が綻び始め、激しく弛緩と収縮をし始めたヒダを愛撫していた指を軽く侵入させてみると容易く受け入れる。
刹那だけ痛みに顔を歪めた沖田にそっと口付け、ニュク、ずちゅと指先で内部を掻き回せば、襞が余す所無く張り付いてくる。そのいやらしさに当てられて眩暈を感じながら付け根まで挿入する。
「ぁアぅッ!! ックぅ、ん・・・も、っハ・・・・・・ぉかしくなっちゃ・・・」
「俺がいっから・・・安心して壊れとけ」
熱く淫らに蠢く襞はきゅうきゅう締め付けてきて奥へ奥へと誘うようだ。
子どものくせに、なんて淫猥な躯だろう。煽られて煽られて、辛うじて“慣らしておかなければ”と思う程度の理性しか残っていない。
早急に前戯を終わらせようと、指をもう一本追加する。入れた瞬間だけ沖田は痛みにうめくが、熟れた中をそっと撫でるだけでそれが官能的な声に変わる。
「・・・アっ、ふゥ・・・・・・ンァァっ!! ゃッ・・・奥にっ・・・・・・」
幼い故に、理性の抑制がなく本能に忠実な沖田は元来我慢が得意ではない。羞恥も何もかなぐり捨てて享楽に耽り、正体不明な躯の疼きをどうにかしてもらおうと土方に縋る。
「奥がっ・・・なんだって?」
そんな恥態を前にして荒い息もそのままに意地悪く続きを促す。
自分も疾うに限界を迎えている。それでも、愛らしいその声に言って欲しくて。
「ひぁぅッ・・・ぁ、もっとぉ・・・・・・ンぁ、さわッ、て・・・ほしッ、ぃ・・・ァふ・・・」
「いい子だ・・・」
美味そうに指を食んでいた孔から指を引き抜く。「ぁアん!!」と上がった艶めかしい抗議の声に余計煽られた肉棒を、胸に股がつく程足を開き、より露になった菊門に、傷付けないようゆっくりと挿入していく。
「っヒ・・・!! あぁぅ・・・、っつ・・・んぅ、っぐ!!」
ズズ、ズクッと挿れてゆくと呼吸が困難なのか躯は力み、すくむ。途中までは挿入出来たがぎゅう・・・と窒息しそうな程の締め付けは俺にも総悟にも苦痛しか与えない。
「っ・・・息しろ、総悟」
「ッう、はぁっ・・・ン・・・ァ、いた、ぃッ」
徐々に弛んでゆく中に、ジュク・・・と拓き進めつつ挿れている間に萎えていた沖田の性器を再び抜く。
段々と硬く逹ち始めたそれに呼応して内部の収縮も肉棒に絡み付くような甘さを見せ始めた。ズン、ズプッ・・・と軽く穿つ。
「ぁあん・・・!! ぁ、ッひぁ・・・んッ、ひ・・・じかたァッ!!」
強くしがみつかれ、背中に爪を立てられる。心地好い刺激にギリギリまで腰を引いて根本まで一気に貫く。離すまいと吸い付いてくる襞にクラリクラリ。
飛びそうになるのをどうにか堪えて何度も何度も強かに柳腰に打ち付ける。ズブブブブブ・・・と逸物をくわえこむそこは拒むことなく愛撫するように食み、絡む。
「イイな・・・お前ン中・・・っも、イキそうだ・・・」
「ン・・・ク、ハァっ・・・ぉれも・・・だめェッ! アッ、ぁ、あぁぁ!!!!」
ビュク、ビュルル。
達しながらも前立腺を擦られビックンビックン躯を引き攣らせ断続的な射精を繰り返す沖田の秘奥に盛大に吐精する。
ドクン、ドクンと吐き出される感覚にさえ感じるのか沖田は小さく喘ぐ。
受け入れきれず溢れ出てくる白濁が滴り、治まった筈の劣情が再びぶり返す。
試しに軽く律動すると繋がった箇所からやらしい水音が響いた。
「・・・ら、めぇッ・・・!! ・・・あぁ、ぅん・・・・・・またッ・・・はげし、すぎィ・・・」
「煽っからいけねぇんだよっ、お前が、」
「いッゃァァァァ!!」
肢体をしならせ半透明な液体を絶えず射精する沖田を抱え上げ、上下前後、激しく突きあげる。一回目よりスムーズに動け、尚且沖田の感度が良くなっている。
そんなに早い方ではないというのに、再び限界を迎えたそれで深く突き上げつつ、脱力しきった体を片手で抱き締め、口付け、口唇を貪る。
「ん・・・んんゥ―――!!」
「っ・・・」
速ェ、と自分で思いつつもクチュウと締まる其処に白濁を散らした。
くったりと意識を手放した沖田の体を清めつつ、遣りすぎたかと一つ溜め息をついた。
そっと淫らに堕としてあげる
誰にも内緒だよ
カインの過ち
開け放した障子の向こう、青く広がる空から生まれた風が薄暗い室内を涼しくしていたが、日も落ちかけている今、若干涼しすぎる。
何か、上に掛ける物を。と辺りを見回すが、片付いた室内にはあてになりそうなものは転がっていない。
んん・・・、と小さくうめいて寝返りをうった沖田に視線を戻す。小さく丸まって、スヤスヤ眠っている沖田が口元にあてている小さな手には、土方の指が握られている。
「近藤さんが帰ってきたら起こしなせェ」
そう言って沖田が夢の世界に落ちたのは彼此三時間前。昼寝をさせ過ぎると夜あまり眠れなくなる、ときいたがそろそろ近藤さんも帰ってくる時刻だ。あと三十分しても帰らないのなら起こせばいいか、と手に馴染むサラサラの髪を弄ぶ。
―――――“秘密”を共有してから、沖田の中で俺は“所有物”になったらしい。
それはそれでたまに腹が立つこともあるけれど、距離が縮まったのも事実で。あれから何度も一緒に風呂へ入るようになったし、会話して一緒にいることが増えた。それが何よりも嬉しい。勿論沖田への態度には出さないが。
こうして無防備に寝顔を見せてくれることも、口付けさせてくれることも、欲望を満たしてくれる。
けれど、欲望とは貪欲なもので。もっと、更にその先へ。と絶えることなく膨らんでいく。
「ん~・・・ひじかたぁ」
「近藤さんはまだだぞ?」
起き抜けの甘えたような声に微笑を漏らし、目元を擦ろうとする指先をそっと包む。
寝起きの沖田は風呂に入ってるときよりも可愛いのだと知ったのもキスするようになってからだ。猫のように体を擦り寄せてきたり、キスをねだってきたり、キャラが変わったように甘えてくる。
近藤さんが沖田に甘いのはこの所為か、と納得がいく。
「近藤さん、今日おそい」
「まぁ、仕方がねぇだろ。大事な用事らしいしよ。・・・先、風呂入るか?」
「久々に近藤さんと入る約束したんでさ・・・。最近ずっと、あんたと入ってたから」
そう言われて、そういえば、ここ一週間近く一緒に風呂入ってたなと思い至る。そりゃ少しは寂しいかもしれない―――――と、小さな体を抱き締める。
むずがるように顔を胸元に擦り付け、抱き締め返してくるのは寝起きだからだろう、多分。
俺が煽られてるとはミジンも知らないで・・・。
「明日一緒に入りゃあいい。な?」
「・・・今日はお前で我慢してやらァ」
チュッと触れるだけの口付けを仕掛けられ理性が限界を迎える。もう堪えきれない。何でこんなに可愛いのだろう。でも、手を出したら犯罪だ。犯罪はまずい、キスぐらいなら未だギリギリセーフだろうけどそれ以上は変質者の域だ。それはまずい。
なんて苦悶していると沖田は小首を傾げ、土方? と名を呼んだ。
今度こそ、本当に。
「ちょっ・・・、・・・さっさと風呂行くぞ」
「え? あっ、速ぇよ土方っ」
誰にも邪魔されず二人っきりになれる場所目指して足早に歩くとパタパタと半引きずられるようにして沖田はかける。
けれどそれに気をかける余裕はもう無くて。
着替等を持って入浴中の札を掛けて脱衣所に沖田と二人で入る。
無言でささっと衣服を脱ぐと首を傾げつつも沖田も服を脱いで、馴染みのアヒルを持ち浴室へ入ってくる。
「どうしたんで? 土方」
「お前さ、あの・・・うん、誘ってる自覚ある?」
「は?」
なんだそれと沖田は怪訝そうに首を傾げる。
自覚無いとか何それ。魔性ですかこのやろう。
ギュウ、と引き寄せ荒々しく口付ける。ん、と最初戸惑っていたが軈て応えるように舌を絡ませてきた。拙くも愛らしい愛撫に熱は上がるばかり。
壊して、しまいそう。
壊れて、しまいそう。
「ん、んっ・・・・・・ア、」
「・・・・・・なぁ、もっと気持ちいいことしたくねぇか?」
「コレより、気持ちいいこと? そんなんあるの?」
潤んだ瞳の沖田を抱き上げ、いつも頭を洗ってやっているときの体勢になる。
―――――世でいう、対面座位。
いつもいつも、頭を洗ってやる度どれだけ俺が逸る気持ちを堪えていたか、知らないだろうこの無垢な少年は。
知らないままでいれたなら幸いだっただろう。
けれど、もう。
我慢がきかない。
まずは、と耳を甘噛みすると、んぅ、と沖田は小さく鳴いた。フルフルと震える体をそっと撫でながら、首筋に舌を這わせてゆく。肌の肌理は極上で、耳に満ちる声も子どもにしては官能的過ぎて。チュウと吸い付き、朱印をつける。
「アっ、ん・・・いた、い・・・よ、」
「痛いだけじゃ、ないだろ?」
そっと色付いた胸の飾りに触れるとビクンと小さな体が跳ねた。カァァァ、と頬を染める沖田にもう一度問うと恥ずかしそうにコクリと頷いた。
愛しい。
何も知らない、無垢な君が。
だからこそ、誰かのものになってしまう前に自分のものにしてしまいたくて。
エゴを押し付けてこんなことして、将来殺されたとて文句は言えないだろう。
クニュ、クリ、と強弱つけて揉むと噛み締めた唇の間から鼻にかかった声が洩れてくる。首筋を舌で擽りながら乳首に刺激を与えていると、ギュッと頭を抱き締められる。
「もっ・・・やめ、ァっん・・・」
「気持ちいいくせに」
「ッあ、・・・だって・・・」
赤く染まった目元に口付けそのまま唇を重ねる。
くぐもった声が合わせた唇の下消えていって、とろんとした瞳が見上げてくる。
剥き出しの中心部に指をあてると一際大きく体を跳ねさせイヤイヤと沖田は首を振った。紅葉のような手で必死に俺の手を剥がそうとするが指が当たる度に声を上げ、逆に捕えられてしまう。握った指先ごと沖田の花芯をやわやわと握る。
「あァんっ!!」
羞恥と快感に涙を流しながら背をしならせ、沖田は悦楽の波に飲み込まれてゆく。
蜜で濡れた花芯は天を仰ぎ、解放されることを待ち望みフルフル震えとろぉり、と愛液で更に濡れてゆく。
なんて綺麗な。
なんて甘美な。
こんなにも高ぶるのは背徳的な行為だからだろうか。
それとも。
「ハ、ぁん・・・・・・もぅ、や・・・アッ」
「・・・一回、イッとくか」
先端部位を少し強めに揉むと一際大きく弓形に背をしならせ沖田は泣き叫ぶような声を上げ白濁を散らした。
浅い息を繰り返しぼぅっとしたままの沖田の指先を己の手で包んだまま口許に持ってくる。べっとりと手の平についた白濁は見て分かる程濃くて。
試しに、と舐めてみたら予想通りの濃厚な味。
―――――だけど、苦いが不味いとは感じられない。
ピチャピチャ、態と音をたてて沖田の指先を舐めていると瞳いっぱいに涙を溜めた沖田が今にも泣き出しそうにそれを見ていた。
目と目が合うと吐息交じりに抗議の声が上がるが、それに更に煽られて。
指の付け根まで含み、側面に舌を這わせつつチュウと吸うと大きな雫が頬を伝った。
「も・・・ダメだってばぁ・・・・・・」
「ダメじゃねぇよ。もっともっと気持ちよくしてやっから、総悟」
耳元で吐息交じりに名を呼べば解放された手足で縋りついてくる。腹に当たる先刻達したばかりの幼い性器はまた熱を持ち始めていて子どもながら、何て感度がいいのだろうと嬉しくなる。
己の指先を唾液でたっぷり湿らせて、沖田の先走りで既に濡れている後孔にそっと触れた。途端に沖田はひァと嬌声を上げ、体を硬直させる。
初な反応に口角が上がってしまうのは仕様のないこと。
「そこっ・・・きたな、いッ・・・からァ、ンッ・・・・・・やだァ」
「俺はそうは思わねぇから」
固く閉ざしていた蕾が綻び始め、激しく弛緩と収縮をし始めたヒダを愛撫していた指を軽く侵入させてみると容易く受け入れる。
刹那だけ痛みに顔を歪めた沖田にそっと口付け、ニュク、ずちゅと指先で内部を掻き回せば、襞が余す所無く張り付いてくる。そのいやらしさに当てられて眩暈を感じながら付け根まで挿入する。
「ぁアぅッ!! ックぅ、ん・・・も、っハ・・・・・・ぉかしくなっちゃ・・・」
「俺がいっから・・・安心して壊れとけ」
熱く淫らに蠢く襞はきゅうきゅう締め付けてきて奥へ奥へと誘うようだ。
子どものくせに、なんて淫猥な躯だろう。煽られて煽られて、辛うじて“慣らしておかなければ”と思う程度の理性しか残っていない。
早急に前戯を終わらせようと、指をもう一本追加する。入れた瞬間だけ沖田は痛みにうめくが、熟れた中をそっと撫でるだけでそれが官能的な声に変わる。
「・・・アっ、ふゥ・・・・・・ンァァっ!! ゃッ・・・奥にっ・・・・・・」
幼い故に、理性の抑制がなく本能に忠実な沖田は元来我慢が得意ではない。羞恥も何もかなぐり捨てて享楽に耽り、正体不明な躯の疼きをどうにかしてもらおうと土方に縋る。
「奥がっ・・・なんだって?」
そんな恥態を前にして荒い息もそのままに意地悪く続きを促す。
自分も疾うに限界を迎えている。それでも、愛らしいその声に言って欲しくて。
「ひぁぅッ・・・ぁ、もっとぉ・・・・・・ンぁ、さわッ、て・・・ほしッ、ぃ・・・ァふ・・・」
「いい子だ・・・」
美味そうに指を食んでいた孔から指を引き抜く。「ぁアん!!」と上がった艶めかしい抗議の声に余計煽られた肉棒を、胸に股がつく程足を開き、より露になった菊門に、傷付けないようゆっくりと挿入していく。
「っヒ・・・!! あぁぅ・・・、っつ・・・んぅ、っぐ!!」
ズズ、ズクッと挿れてゆくと呼吸が困難なのか躯は力み、すくむ。途中までは挿入出来たがぎゅう・・・と窒息しそうな程の締め付けは俺にも総悟にも苦痛しか与えない。
「っ・・・息しろ、総悟」
「ッう、はぁっ・・・ン・・・ァ、いた、ぃッ」
徐々に弛んでゆく中に、ジュク・・・と拓き進めつつ挿れている間に萎えていた沖田の性器を再び抜く。
段々と硬く逹ち始めたそれに呼応して内部の収縮も肉棒に絡み付くような甘さを見せ始めた。ズン、ズプッ・・・と軽く穿つ。
「ぁあん・・・!! ぁ、ッひぁ・・・んッ、ひ・・・じかたァッ!!」
強くしがみつかれ、背中に爪を立てられる。心地好い刺激にギリギリまで腰を引いて根本まで一気に貫く。離すまいと吸い付いてくる襞にクラリクラリ。
飛びそうになるのをどうにか堪えて何度も何度も強かに柳腰に打ち付ける。ズブブブブブ・・・と逸物をくわえこむそこは拒むことなく愛撫するように食み、絡む。
「イイな・・・お前ン中・・・っも、イキそうだ・・・」
「ン・・・ク、ハァっ・・・ぉれも・・・だめェッ! アッ、ぁ、あぁぁ!!!!」
ビュク、ビュルル。
達しながらも前立腺を擦られビックンビックン躯を引き攣らせ断続的な射精を繰り返す沖田の秘奥に盛大に吐精する。
ドクン、ドクンと吐き出される感覚にさえ感じるのか沖田は小さく喘ぐ。
受け入れきれず溢れ出てくる白濁が滴り、治まった筈の劣情が再びぶり返す。
試しに軽く律動すると繋がった箇所からやらしい水音が響いた。
「・・・ら、めぇッ・・・!! ・・・あぁ、ぅん・・・・・・またッ・・・はげし、すぎィ・・・」
「煽っからいけねぇんだよっ、お前が、」
「いッゃァァァァ!!」
肢体をしならせ半透明な液体を絶えず射精する沖田を抱え上げ、上下前後、激しく突きあげる。一回目よりスムーズに動け、尚且沖田の感度が良くなっている。
そんなに早い方ではないというのに、再び限界を迎えたそれで深く突き上げつつ、脱力しきった体を片手で抱き締め、口付け、口唇を貪る。
「ん・・・んんゥ―――!!」
「っ・・・」
速ェ、と自分で思いつつもクチュウと締まる其処に白濁を散らした。
くったりと意識を手放した沖田の体を清めつつ、遣りすぎたかと一つ溜め息をついた。
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