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梅々

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花男

こんばんわ!
土方に「手ェ、つないでやってもいいぞ」て言わせたい。絶対バズーカでうたれるけど。

連載やりたいなぁ。と思ってますが、ネタで悩んでます。パラレルでマフィアと警察か、病院もの、そして表のが終わったらその続き。どれにしよう。

それではなんか閃きでかいてみた土沖。











愛色ワルツ


「何ですかィ?これは」 

一応、光に透かしてみたがソレ以外の何物にも見えなかった。 

「眼鏡だよ」 

「わかってまさァ」 

在り来たりの答えに音速で返すと、土方さんは不機嫌そうな顔をした。なんであんたがそんな顔してんだよ。俺がしてぇっつうの。これから補習だから気が重い、ってのに。 

「何?皮肉でも言いにきたんで?チョーうぜー」 

「それつけて、坂田を誘惑してこいや」 

ニヤニヤしてるから、何か、と思ったら。 

何それ。愛しの恋人にそれ? 

「わかりやした。誘ってケツ掘られて来やさぁ。じゃ、戸締り頼みやす」 

そう言い残し、眼鏡とカバン片手に外に出た。 

「・・・早く死ねクソ馬鹿変態エロ土方」 

大体、先生も眼鏡好きじゃないだろうに。っつうかただ単に土方さんがかけさせたかっただけじゃねぇの? 

・・・マジ別れてやろうかな。うぜぇし。でももしストーカーとかになられたらもっとうざいしなァ。 

「おっ、総悟君」 

「あ~先生」 

いつも通りやる気のない顔して盗難されてもすぐ分かりそうなバイクに乗って煙草を蒸かしている。 

いまから出勤、ってどんたけやる気ねぇの。 

「乗ってく?」 

「へい」 

少し前に詰めてくれて、そこに座り、ギュッと抱きついた。土方さんとは少し違うけど、煙草臭いのには変わりない。 

「・・・先生は眼鏡っ子っとか好きなんで?」 

「納豆女は嫌いだけど」 

クラスにいるドMを思い浮かべるとは、先生も色々と大変なのかな、と少しだけ同情した。 

「いや、全体的に」 

「総悟君だったら大歓迎だけどね」 

ついたよ、と言われ、体を離し先に降りる。 

俺だったら、ってどんなだ。 

「じゃあ、眼鏡かけんで補習なしにしてくだせぇ」 

「・・・えっ?」 

振り向いた先生の表情が面白かった。困惑と期待とが入り交じった感じな複雑怪奇な顔。 

カバンから、先程渡された眼鏡を取り出す。 

「・・・大串君に殺されそうなんだけど・・。ってか何するかわかんないよ?銀さん」 

「大丈夫でさァ。ちゃんと許可とってありまさァ。てか別れるし」 

「えっ!?別れんの?」 

「えぇ。・・・っと、どうですかィ?」 

普通にかけてみるが、やっぱ慣れてないからヘンな感じがする。眼鏡のかけ方に間違いなんてないと思うけど、間違えたかな・・? 

「・・・サイコー」 

「え?」 

視線を上げると、笑ってはいるのだが、目が―――――例えるなら、ヤる直前の土方さんみたいな目だった。 

そして、ギュッと抱き締められた。 



――――これで、サボれるのか。 



唇が重なろうとした、その瞬間―――。 

「ちょっと待ったぁぁあぁ!!!」 

伏せていた瞳を開き、ハァ、と溜息をつきながらその人物に視線を向ける。 

「何?土方さん」 

「おまっ・・・似合いすぎっ・・・!じゃなくてダメだ!冗談に決まってんだろっ!アホの坂田、総悟に触んな!」 

そう言って、ガッと抱き寄せられた。 

「うぜぇ・・・マジ別れやしょうや」 

「ハァ!?何処がうぜぇんだよ」 

「全部」 

「・・・あのさぁ、未練たらしいのはよくないと思うけど?大串君」 

「うるせぇ。てめぇには絶対に総悟はやんねぇからな」 

「先生・・・」 

「・・・ま、今回は補習ナシにしてやるよ。大串君に隙が出来たらナイフで刺して俺ントコおいでね。じゃっ」 

後ろ手をヒラヒラとふり、去っていく姿が妙にかっこよく見えた。が、後ろ姿が消え去るまで眺めていたかったのに、土方さんが手を握って反対方向へとズンズン歩いて行ってしまう。 

「・・・離しなせぇ」 

「ムリ」 

そのまま校内へ入って行った。そして、保健室の前で立ち止まった。 

「・・・ヤだ」 

「・・・ムリ」 

抵抗しようとする俺を悠々と室内へ入れ、ドアに鍵をかけた。 




**** 




「・・はぁ・・っあっ・・・ん・・・土方・・・さ・・」 

「・・・っんだよ?」 

擦れてる声が色っぽくて、意識してないのに襞が絡み付いてゆく。 

「・・なん・・で・・・って・・来た・・・んで?」 

「あぁ・・・。冗談のつもりだったから・・謝ろうと・・・」 

照れ臭そうに言う姿がやけに可愛くて、背に回した腕に力を込め、足を絡ませた。 

「あっ・・ん・・・眼鏡・・とりてぇっ・・」 

・・・結局、眼鏡をとろうとする度に敏感なトコを触られ、繋がっているいまでさえ眼鏡をかけている。 

「駄目だ。・・・いつもよりエロく見えっから」 

「・・・あぁ・・・っん・・変態っ・・」 

思ったことを素直に告げただけなのに、土方は意地悪く最奥まで突いてきた。 

「・・・あっ・・・土・・・方さっ・・・」 

切なげな声をあげ、沖田は上り詰めた。 





「アンタ本当サイテーっ!」 

「悪かったよ」 

眼鏡かけさせて、その上、学校でコトに及んだ―――――ありえない!と沖田はいきり立っている。 

が、土方としては沖田が直ぐには立てないくらい、もっと激しくやりたかったのだ。それを堪えただけでも、マシだと思うのだが。 

「・・・悪かった。だから機嫌直せよ。な?」 

「・・・次やったら殺しやすよ」 

「いいぜ」 

総悟に殺されるのなら、本望だと思う俺はおかしいのだろうか。











メガネフェスタ。 

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