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梅々

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良心のかしゃく

漸く完成ー。
昨日から腹痛なのは朝っぱらからこんなのうってるからなのだろうか・・・。
多分、次で終わるだろうなぁ。連休中にはおわらしたいな。





それでは二話目。R18、かな?



















暗黒白百合 弍





上着とベストを脱ぎ捨て総悟の両の手をそっと握って、覆い被さるように口付ける。チュッ、チュとついばむ度、鼻にかかった声が耳に届く。下唇を甘く噛んで唇を開かせ、歯列を殊更ゆっくり辿ると背を、総悟の掌が這った。
情欲を煽る様な、手の動き。
絡んでくる舌を吸い、粘膜同士を擦り合わせる都度ビクビクと震える躯。強く抱き締め直し、呼吸も奪う程激しく、漸く手に入れた唇を堪能する。

「ん、ふッ・・・は、・・・ひじか、さ・・・」

くったりと、肩で息をする総悟の口許は濡れていて。その映像だけで抜けそうだと思うけれど、目の前にどうぞ召し上がれと言わんばかりの状態の総悟がいるのだ、己の欲は後回し、総悟の快楽を最優先させてやろう。
大分息が調ってきた総悟の首筋の形容を唇で辿る。やめろ、と躯を離そうと総悟は躍起になるが叶うわけもなく。
抵抗する両手を掴み、頭上でポケットに常備してある手錠をかけた。
外そうともがくがそれぐらいじゃ外れないことを総悟は既知しているはずだ。無駄で可愛らしい抵抗に過ぎない。

「外してくだせっ・・・も、やめ・・・・・・っ、ア」

首筋を擽りつつムニッ、と柔い胸を揉む。羞恥に顔を赤くした総悟はイヤイヤと首を横にふりバタバタと暴れる。それでも揉み続けると、唇を噛み総悟は愛らしい声を必死に殺そうとした。
薄い生地越しに、赤い実が丸く熟れたのが分かり、ツン、と指で弾く。

「ンンっ・・・ぅ、は、ッくそ・・・」

「悪態ついてんじゃねぇよ。キモチイイくせに」

「ちが・・・ァ、っふ、ぅ」

指で摘んだり軽くひっかいたりいたぶると、手錠のかかった両手でどうにか俺を押し退けようと総悟は真っ赤な顔をしてイヤだ、と繰り返す。
そんな所作に嗜虐心が高揚とし、手の中でピンと張っているソレを強く摘む。

「いってェ・・・・・・痛ッ、も、やめっ・・・」

片手で刺激を与えつつ、手を離したもう片方を口に含む。最早声を殺すことを諦めたらしい総悟が、有り余る快楽をどうにかしようとシーツを強く掴み、髪をなびかせ首を振り乱れる。
今まで抱いた、どの女よりも淫らに喘ぐ姿は壮絶な色香を放っていて、理性の抑えが効かなくて。
淫隈な音をたてしゃぶりながら、ポケットのリモコンのつまみを弱に合わせ、再びスイッチを入れる。

「ヒッアァーー!!」

背を反らし躯を痙攣させ、総悟は白濁を散らした。ビュル、ビュクと長い射精の間もローターに弄ばれ、嬌声を上げ続ける彼はどんなに淫靡なことか。
剥き出しの胸や腹に飛び散った精液を肌に塗り込むように広げると、とろんとした瞳を此方に向け、とめて、と甘い声で言った。何だと、刹那悩んでローターかと気付き一回スイッチを止める。

「おもいっきり、ナカ嬲られてイッたよな、おまえ。そんなよかった?」

「うっさ・・・ッ。も、気ィ済んだだろィ、止めてくだせぇ・・・」

荒い呼吸を繰り返す総悟はそんな愚かな事を言う。こんなんで満足するはずがないだろう? 思ったままを口にすれば、熱った頬に新たな朱が散った。
足を開かせ、欲を放ったばかりの花芯を視線でいたぶるように見つめる。
なんとか足を閉じようと奮闘する総悟とは反対に、視姦され堪らなさそうに色付いたソコは存在を主張し始めている。

「そろそろ薬きれ始めたはずだけど・・・・・・視られるの、そんなにイイか?」

「ン、なわけっ・・・アぁっ・・・・・・イヤぁ・・・も、見んなッ、ダメ・・・」

涙を流ししゃくりあげる姿が愛おしくて。頬を伝う雫を舌で絡めとってやるとお願い、やめて、と懇願してきた。
こんなことをしていても未だ、胸に微かに残っていた良心がチリッ、と痛む。
痛むが、もう止められない。今更引き下がっても、最後までしても、大差はないんじゃないだろうか。

「土方さん・・・、もぅ、ヤだってば・・・」

「・・・悪いな、総悟。痛くはしねぇから」

「えっ・・・? ッハ、ぁぅんッ・・・ふ、ァ・・・」

痛くしなければいいという問題ではないのだが。
唇を重ね荒々しく口内を貪ると総悟は無意識の行動なのか定かではないが、手錠をかけられたまま抱きついてき、たどたどしくも積極的に舌を絡め返してくる。
形容し難い感情が、胸に巣食う。
それは征服感だとか、一種の感動であったりするもので、罪悪感を駆り立てると同時に性欲をも増長させた。

「ん、ンふっ・・・ぁ、ぅン・・・ンンっ!」

腹に総悟の熱が触れる。始めは擦れぬようもがいていたが次第により多くの快感を得ようと娼婦のように自ら腰を振り出した。
その所為でローターがイイ所に触れたのか、声の色が増す。抱き締めたまま唇を離し、愉悦に浸る総悟の顔に見入る。

「ィあぁ・・・!! アッ、ぁんっ! ァ、っくぅ・・・ぅごかし、て・・・ッ。ぉねがッ・・・・・・!!」

「・・・さっきは止めろつってたのになァ。そんなに嬲られてぇのかよ、この淫乱」

「ッああァ! ン、ッひじかたさ・・・っ!! アァ、くッ・・・イくぅーーッ!!」

グッと俺の背に爪を食い込ませ、総悟は二度目の絶頂を迎えた。シャツに目一杯かけられ、肌に布が張り付く。
女のように高い声をあげ達しながらも、前立腺をえぐるようにグィングィンと無機質なローターに悦楽を与えられイきながらも萎えることはなく頭を上げプルプルと震える。

「ア、っあぁん・・・ヒぅ、ッあ、ぁん・・・ッ!!」

「このまま放置しようか?」

「いゃァ・・・!! 行かねぇでっ、ぁあん・・・ヤ、でさァ」

次から次へと性器から蜜を垂らし、総悟はボロボロ涙を流しながらただひたすら真摯に俺を見つめる。
視線に催促されるように、勃ちっぱなしの総悟の性器を手で揉みしだき、尿道を舌でつっつくとそれだけで、口の中を苦い液が満たした。喉を鳴らしてそれを飲み込み、達した後もチュウチュウ吸い続けると腰を振り、俺の頭を固定するように掴んだまま総悟はゆるゆると腰を揺する。

「あっ、アァ、ッヒィ・・・くぅ、んっ、あぁ、あッ!!」

あまりにも扇情的過ぎて、我慢がもう効かない。何度も射精した所為で薄くなった蜜を飲み込むと、吼えていたモノから口を離し、ローターを後孔から引き抜く。
キュウ、と何も無かったかのようにすぼまるそこに指を二本挿れてみる。抵抗するどころか嬉しそうに収縮する襞は短時間でこの行為に溺れてしまったようだ。
此処に、挿れたら。どれ程気持ち良いのだろうか。

「ヒァァっ・・・、やぁん、ダメでさッ・・・!」

「ダメ、じゃねぇだろ。こんなに食い付いてきてるくせによ?」

「ァっふぅ、ン・・・あぁ、っャあ・・・」

指に絡む襞をひっかく、それだけで透明に近い精液をポタポタ溢し総悟は何度目か分からぬ絶頂を迎えた。

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