梅々
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早寝したい
今日千葉から親戚が来ました。久しいなぁ。
そんなだから部屋の片付けさせられてたいへんでした。
眠いのであっぷだけします。こないだの続き完結。もろ濡れ場注意です☆
そんなだから部屋の片付けさせられてたいへんでした。
眠いのであっぷだけします。こないだの続き完結。もろ濡れ場注意です☆
夜を忌む君を抱き
抱き合ったまま二人して一瞬固まった。まさか呼び掛けられるとは思っていなかったのだ。土方は耳をすまし、階段を昇る音がしないか確認した。
土方の機嫌が悪いのを山崎も知っているから、極力近づかないようにするはずだ、だがここで返事をしなければ彼のことだ、不審に思い二階まで来るだろう。
ふぅ、と土方は息をつき、腕の中の沖田の背を撫でた。
「なんだ」
「粗方終わりましたー。どうします?」
「二番隊は念のため外で待機。異常があったら言え。その他は撤収」
「分かりました!」
階段から離れる足音が耳に届き、安堵した。これで邪魔する者はもういない。
山崎と会話している最中もやわやわと愛撫をしていたからか、手の中のものは萎えることなくひっきりなしに蜜を溢し続ける。二度目の絶頂もすぐだろう、そう思い背を撫でていた手をそのまま下に下ろして、さっきのように内部を解す。
「ん、っは、ぅ・・・あっ、」
「よく萎えねぇな」
「っあんただって、萎えて・・・ねぇくせにっ」
揶揄するように言えば挑むような目付きで睨めつけてくる。三本に増やした指でぐっ、と奥をつくと、真っ白な喉を晒し沖田は込み上げてくる射精感と声を堪えた。新雪のようなその喉元に土方は赤い花弁を残し、淫猥な手付きで綻んだ襞を更に綻ばせてゆく。
普段は土方に攻撃する手も、罵る口もいまは土方の思うがままで、至上の優越が土方の口角を上げさせる。
相性の良さは身を持って知っている。だが、心理的なものになると話は別だ。この行為に感情が伴っているのか―――――土方自身にも分からないのだ。愛しているのかというと、家族愛のようなものでしかなく、それならば昔からよくある衆道の契りかと思うがそれも当てはまらない。それならば間違いなく相手は大将である近藤な筈であり、独占欲にも似た執着は抱かなかったはずだ。
考えれば考えるほど分からない。
「っね、早くしなせ・・・っ」
「あ? ああ・・・」
余裕のない声で沖田が催促する。涙に濡れた赤い瞳が綺麗で、見惚れながらも指を外気に晒した。
ベルトを外し前を開け、限界まで反り返った土方自身を取り出すと沖田がそれを見つめ、はぅ、と息を吐いた。恍惚とした表情に物欲しげな瞳、唾液に照る唇。
それを見たら理性など海の藻屑となり、土方はまよいなく沖田を押し倒し、満開の菊の花を自身の欲望で一気に貫いた。
「ぅあああ―――!!」
「締まりいいな・・・っ」
誰か知らない人間と行為に及んでいたわけではなさそうだ、そう思った自分に呆れながらも、沖田の健気に土方を受け入れる器官に馴染ませるように腰を揺する。小刻みに、沖田に与える苦痛を最小限に留められるよう。
荒い息に甘さが織り込まれ、半端に隊服を纏った腕が土方に縋るように伸ばされた。それがもっと動いてほしいという主張であるのは一目瞭然で、土方は遠慮せずに自身を先端まで抜き、ずぶっ、と根本まで差し入れた。
「んやぁ、あぁっ・・・! ひんっ、はげし・・・っや、あ!」
「おまえがっ、毎晩、部屋にいねぇのが・・・悪いっ!」
「あぁぁっ!! ゃだ、っそこ・・・、こわれ、るっ・・・ぅあ、ぁあっ」
身も蓋もなく身悶え土方の背に爪をたてる沖田を本能のままに犯しながら、土方はここのところ感じていた乾きや何やらを一切感じていないことに気付いた。それどころか、充足感に満ちている。つい先程まで感じていたにも関わらず、だ。
そうなると因果関係は火を見るよりも明らかで。
「あん! ぁっ、ひゃあ! も、だめぇっ・・・ひ、じかっ・・・さ・・・!」
「全部やるよ・・・おまえに、全て」
「ぅ、っひゃぁぁぁぁ・・・・・・ッ!!」
「総悟っ・・・!」
沖田の体内に白濁を吐き出しながら、ひくひく痙攣し、断続的な絶頂を繰り返すしなやかな体を抱き締める。毎日女を買っていたというのに、大量に沖田を汚す己の精液は何なのだろう。誰よりも気持ち良かったからか。思いの丈の分だと言われたらどうしようもないのは確かだ。
全て出し余韻に浸りながらも一つから二つに別つ。満足感に体の力を抜いた沖田はどこをとっても露骨な性の香りがして、土方はそれに再び誘われそうになる。
「・・・土方さん、動けねぇ」
「・・・どうしろってんだ」
「おぶって俺の部屋まで連れてってくれるなら、もう一回さしてやってもいいですぜ?」
拙い口調とは裏腹に淫らに歪む口許。好ましい誘惑を無下にする理由のない土方はすぐにその柔肌に身を埋めた。
抱き合ったまま二人して一瞬固まった。まさか呼び掛けられるとは思っていなかったのだ。土方は耳をすまし、階段を昇る音がしないか確認した。
土方の機嫌が悪いのを山崎も知っているから、極力近づかないようにするはずだ、だがここで返事をしなければ彼のことだ、不審に思い二階まで来るだろう。
ふぅ、と土方は息をつき、腕の中の沖田の背を撫でた。
「なんだ」
「粗方終わりましたー。どうします?」
「二番隊は念のため外で待機。異常があったら言え。その他は撤収」
「分かりました!」
階段から離れる足音が耳に届き、安堵した。これで邪魔する者はもういない。
山崎と会話している最中もやわやわと愛撫をしていたからか、手の中のものは萎えることなくひっきりなしに蜜を溢し続ける。二度目の絶頂もすぐだろう、そう思い背を撫でていた手をそのまま下に下ろして、さっきのように内部を解す。
「ん、っは、ぅ・・・あっ、」
「よく萎えねぇな」
「っあんただって、萎えて・・・ねぇくせにっ」
揶揄するように言えば挑むような目付きで睨めつけてくる。三本に増やした指でぐっ、と奥をつくと、真っ白な喉を晒し沖田は込み上げてくる射精感と声を堪えた。新雪のようなその喉元に土方は赤い花弁を残し、淫猥な手付きで綻んだ襞を更に綻ばせてゆく。
普段は土方に攻撃する手も、罵る口もいまは土方の思うがままで、至上の優越が土方の口角を上げさせる。
相性の良さは身を持って知っている。だが、心理的なものになると話は別だ。この行為に感情が伴っているのか―――――土方自身にも分からないのだ。愛しているのかというと、家族愛のようなものでしかなく、それならば昔からよくある衆道の契りかと思うがそれも当てはまらない。それならば間違いなく相手は大将である近藤な筈であり、独占欲にも似た執着は抱かなかったはずだ。
考えれば考えるほど分からない。
「っね、早くしなせ・・・っ」
「あ? ああ・・・」
余裕のない声で沖田が催促する。涙に濡れた赤い瞳が綺麗で、見惚れながらも指を外気に晒した。
ベルトを外し前を開け、限界まで反り返った土方自身を取り出すと沖田がそれを見つめ、はぅ、と息を吐いた。恍惚とした表情に物欲しげな瞳、唾液に照る唇。
それを見たら理性など海の藻屑となり、土方はまよいなく沖田を押し倒し、満開の菊の花を自身の欲望で一気に貫いた。
「ぅあああ―――!!」
「締まりいいな・・・っ」
誰か知らない人間と行為に及んでいたわけではなさそうだ、そう思った自分に呆れながらも、沖田の健気に土方を受け入れる器官に馴染ませるように腰を揺する。小刻みに、沖田に与える苦痛を最小限に留められるよう。
荒い息に甘さが織り込まれ、半端に隊服を纏った腕が土方に縋るように伸ばされた。それがもっと動いてほしいという主張であるのは一目瞭然で、土方は遠慮せずに自身を先端まで抜き、ずぶっ、と根本まで差し入れた。
「んやぁ、あぁっ・・・! ひんっ、はげし・・・っや、あ!」
「おまえがっ、毎晩、部屋にいねぇのが・・・悪いっ!」
「あぁぁっ!! ゃだ、っそこ・・・、こわれ、るっ・・・ぅあ、ぁあっ」
身も蓋もなく身悶え土方の背に爪をたてる沖田を本能のままに犯しながら、土方はここのところ感じていた乾きや何やらを一切感じていないことに気付いた。それどころか、充足感に満ちている。つい先程まで感じていたにも関わらず、だ。
そうなると因果関係は火を見るよりも明らかで。
「あん! ぁっ、ひゃあ! も、だめぇっ・・・ひ、じかっ・・・さ・・・!」
「全部やるよ・・・おまえに、全て」
「ぅ、っひゃぁぁぁぁ・・・・・・ッ!!」
「総悟っ・・・!」
沖田の体内に白濁を吐き出しながら、ひくひく痙攣し、断続的な絶頂を繰り返すしなやかな体を抱き締める。毎日女を買っていたというのに、大量に沖田を汚す己の精液は何なのだろう。誰よりも気持ち良かったからか。思いの丈の分だと言われたらどうしようもないのは確かだ。
全て出し余韻に浸りながらも一つから二つに別つ。満足感に体の力を抜いた沖田はどこをとっても露骨な性の香りがして、土方はそれに再び誘われそうになる。
「・・・土方さん、動けねぇ」
「・・・どうしろってんだ」
「おぶって俺の部屋まで連れてってくれるなら、もう一回さしてやってもいいですぜ?」
拙い口調とは裏腹に淫らに歪む口許。好ましい誘惑を無下にする理由のない土方はすぐにその柔肌に身を埋めた。
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