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梅々

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挙げ足

今日一日かけて漸く完成・・・。

おつ、自分!

そして今日妹の面倒見つつ留守番してたら親がヘタリア買ってきてくれました!


しかも特装版!!\(^o^)/


クリスマスプレゼントだって・・・。
しかも、「今までで一番嬉しそうにしてる」って。そりゃ、ポーカーフェイス通してきましたからね。土沖打ってる最中の旅客機からの爆撃でテンションおかしくなりますよ。





それでは土沖後編。長いし頑張っていやらしくしたつもりです。よってR18。
















知ることを恐れていた。
だからずっと見て見ぬ振りをしていた。

知ってしまったが最後、戻れなくなりそうで。





浅ましき欲望





屈辱と快感にくらくらと目眩。
薄い胸を上下させ、瞼を閉じハァハァと息を整える。すると喉元に噛みつくように口付けられ、痛みにアッ、と小さく啼いて、俺は徐に瞼を開ける。
優しげな顔をした、けれど気配は剣呑とした土方さんが顔を上げた。

「・・・じかたさん」

「ん? なんだよ」

「・・・これ犯罪だろィ。捕まりまさァ」

「お前さえ言わなきゃ捕まんねぇよ」

不敵に笑い、土方さんは懐から小瓶を取り出す。嫌な予感にそれから視線を反らせずにいると蓋を開けて、とろりと臀部に液体をかけられる。その冷たさに身がすくんだ。
けれど気に止めず、塗りこむように皺の中心を揉みほぐされる。段々と気持ち良くなっていく自分が怖く、嫌だ。
こんなの俺じゃない。
土方さんに変なところをいじられ気持ち良くなるなんて、俺じゃない。
恐怖に無意識にか意識的にか、体が逃げる。

「・・・ハッ、イヤっ・・・ぅん、あっ・・・・・・」

「・・・逃げんなよ」

上体を捻り、上へ上へと逃げていく体をずずっと元の位置に戻される。足をがっちりと押さえたまま土方さんは中指の指先を少し、滑り込ます。
乾いた痛みに自然と呻く。すると直ぐにその指は抜けた。

ホッとはするけれど。

今から逃げたって遅くはない。このままでは間違いなくこの身が危ない。そうは思うが、屈辱的なことに先程達した所為で体に力は入らず。
無情な現実を受け入れるしかなくて。
なんでこうなったのかなんでこんな屈辱的な行為を強いられているのか。
知らぬが行為は進められていく。

「未だ効かねぇのか・・・」

「っなに、が・・・?」

「クスリ。・・・ま、その内効くだろ。取り敢えずほぐしとくか」

ぼやきとともに下半身を持ち上げられた刹那、あらぬところから濡れた感触。
嘘だろ、と思考停止しかけた頭を再起動させたのは、背をかけるムズムズとした感覚だった。
躊躇しつつもそちらに目をやるとぴちゃぴちゃと卑隈な音をたて後孔を舐められていた。
自分で見たことのない場所を見られ、あまつさえ舐められる羞恥が、得体の知れない感覚を倍増させて。
擽ったく、もどかしく、心を蝕む。

「ぅっ・・・アッ、も、ヤだって・・・」

「我慢しろ。男だろ」

「ッとこ相手に、ァッ、な・・・にして、ッふぅ」

「・・・なにって、言わせたいの、お前?」

かかる吐息にさえ感じてしまう。低い声に耳が犯される。丹念に舐められた其所は、侵入してきた舌を快く受け入れる。
より強い官能の悦びを求めて、より淫らに。

抵抗しようという意志は未だ、散ってはいない。然し、意志はあれど体は既に陥落しきっていて。
このまま恥辱的な行為を甘受し矜恃を粉々にされるしか、ない。

ふと。
触れられた所から感じる痺れがより甘美に確実な形を持った。触れられずとも、後ろからの刺激だけで蜜を垂らし出す花芯。
盛られたクスリ―――――媚薬の効果なのだが、そうとは気付かずに自分の体の浅ましさに涙が出そうになった。

「ふぅっア、ひぅっ・・・やぁ、アァッ・・・・・・ぁん・・・」

「漸く、か。指、挿れるぞ?」

二回目の挿入に、痛みは全くなかった。違和感と満足感、それに惨めさと絶大な快楽。
俺の体はどうなってしまうのだろう。
ジュブジュブと、抜き挿しするたびにクスリか土方さんの唾液か分からない液体が潤滑油代わりになって、中へ入ったり、足を伝ったりと泡立つ。

堪らない。

もっと、奥へ―――――。

切ない疼きに急かされ淫らな欲望が胸を満たしても、それを恥じることさえできない。
もっと挿れて、隙間を満たして強く掻き回されたい。
願望を口に出さないようにするので精一杯で、ねちっこい目で俺を見る土方さんに気付けなかった。
入り口を弄んでいた指が一度浅く引き抜かれ、そして―――――。
もう一本の指を伴い、ぐちゃりと奥を擦られる。

「いゃぁぁぁ・・・!!」

どこを触れられても気持ちいいけれど、一ヶ所格段と良い箇所があって、そこに指が当たるだけで、イきそうになる。
羞恥心はある。だけど、傷だらけの矜恃に縋るより、最上の悦楽をくれる土方さんに、縋ってしまう。
激しい水音、熱い視線、体を渦巻く絶頂感。陥落しきった体は従順に、土方さんの仕打に震える。

「あぁんっ! やぁぁ、だめぇ・・・イッちゃうっ!」

「イきてぇかよ?」

「ぅん、イきたっ・・・ハァ、ぁあぅん・・・っきたいでさァ・・・」

なら、と。指を引き抜き根本をきゅぅと握り土方さんは再び懐から何かを取り出す。
ピンクがかった透明の、所謂大人の玩具。それにとろみのあるクスリをかけて、土方さんは笑み混じりに俺に差し出した。
後退りしようにも出来ず、潤む視界をそのままに初めて見るそれを凝視してしまう。
何をする気だろう。何をするのでも―――――イかせてもらえるのなら。
喪失感を訴える後孔がきゅんと疼く。

「これ、自分で挿れてみな。そしたらイかせてやるよ」

「っな、ァン・・・むり、でさァっ・・・っずかし、ぃ」

「いいじゃねぇか。恥ずかしい姿、見せろよ。俺だけに」

嫌がる俺の足を広げて、孔に切っ先を当てがう。冷たい無機物だけれど、喪失感を埋めてくれるのなら・・・とおずおずとそれを掴む。
自分が今、何をしようとしているのか。分かっているけれど止まらない。
少しずつ、手に力を込める。固く冷たい無機物が、中を押し広げていく。

「あぁっ・・・ァん・・・」

「・・・すげぇな」

「ッハ、あぅん・・・見ね、でッ・・・ヤぁん・・・」

視線を感じてきゅうと絞ると内部のものの形が克明にわかり。指が、秘孔が勝手に奥へ奥へと挿入してしまう。
あんなところに自ら淫具を埋め込んでいる様を見られている。そう意識すればする程に、体は甘い疼きに支配されていく。

「淫乱だな、お前」

「あぁっ、ちが、うっ・・・ぁあ、っぅ・・・・・・かせてくだせッ」

「おもいっきりそうじゃねぇかよ」

限界まで挿れると切ない疼きが奥から迫り上がってきて。くちゅくちゅと軽く前後させると射精感が強まるが、塞き止められたままで。
矜恃も何もかなぐり捨てて懇願すると、優しい口付けが振ってきた。
頭が麻痺してしまいそうな口付けに恍惚としていると突然、ヴヴヴ・・・と低い振動が始まり戒めが解かれた。

「んぅ―――ッ!!」

内側から責められ精を放つ。けれどその間も止まる事なく責められ続け、萎える事なく頭は持ち上がる。
その上、唇は解放されることなく蹂躙され、濡れた裏筋を引っ掛かれたら。

何も考えられない程の、愉悦。

目の前の男に縋り、娼婦のように甘ったるい、鼻にかかった声を上げながら達してしまう。
何度も、何度も。

逃げられない快感の前に無力な俺は平伏すしかなく。

「ふぅぅぅ!! ・・・っはぁん、あぅ、ン―――っ」

「・・・随分、やらしいな」

「たすけ・・・ッひぅん・・・、ヤっ・・・とめ、てぇ・・・・・・」

振動を止めない淫具に良い所を責められる度に吐精してしまい、止め処なく溢れる精液は白さが失せて透明になりかけている。あまりの逸楽が恐ろしく、気を失おうにも強い快楽がそれを許さない。

狂ってしまいそうな快楽に数えきれない程射精した頃に漸く散々中を蹂躙していたそれを引き抜かれた。

「ひぅっ・・・・・・はぁ、んっ・・・」

「大丈夫か? 玩具でそんなに感じたのかよ?」

「っちがう・・・、でさ・・・もぅ、ィヤだっ・・・・・・」

「そんなこと言ってよ。俺にも味わわせろって」

ギラギラとした瞳が俺を捕えて。
ドクンドクンと体が震える。
ジジ、とチャックを下ろし、俺のとは全然違う土方さん自身が現れる。それはもう堅く猛っていて、興奮しているのだと思うとつられて熱が上がる。

背徳だ。こんなの間違っている。
そう思うほど耽ってゆき、体が切なくなる。
熱く堅い、あの楔で満たされたら。俺はどうなるのだろう。

「なぁ、どうされたい?」

「・・・そんなのッ・・・・・・言えるわけ・・・」

「言えよ、総悟」

低く耳元で囁かれ、舐められたら。
唇が、勝手に。

「・・・挿れて、くだせ・・・ッじか、さんのっ・・・」

「そんで? どうされたいんだ。挿れるだけでいいのかよ」

ひくつく後孔に熱いものを当てがわれただけで、期待に腰がはしたなく揺れる。
あんな玩具じゃ比べ物にならないほどの期待と切ない疼きにポロポロ涙が流れる。

「んっ・・・ぐちゃぐちゃに、してッ」

「ったく・・・どこまで従順なんだよ・・・」

「早くっ・・・」

「・・・そんなに欲しいなら、自分でやってみな」

えっ、と耳を疑うような発言にまじまじと顔を見ると、淫靡な笑みを浮かべ離れていく。
そして胡坐をかいて来いよ、と挑発的に言う。
そんなことできない。けれどそれに従うしかなくて、腑抜けた体を無理に起こしてよろよろと、土方さんの元へ行く。
足に跨りギュッと黒髪を握り締める。

「本当、素直だな。この淫乱」

「うるさっ・・・アンタが全部悪いんでさァ!! ・・・・・・だからアンタが全部しなせぇよ」

「そこは敢えて、だろ。ほら、挿れろよ」

「ヘタレのくせにっ・・・ぅン」

花芯を擦られて膝が笑う。先端が入り口をつき、少しだけ入ってくる。

そうなったら理性も何もなく。

ゆっくりゆっくり、腰を下ろしていく。笠の部分に押し広げられると腰が砕けそうに気持ちよくて。
体を撫で俺を熟視る土方さんの視線に煽られて、腰を進めていく。
見ないでほしい。だけど見られると、堪らなくて、とろけそうなぐらい良くて。

「あぅ・・・ああぁッ・・・やぁン・・・」

「・・・そんなゆっくり挿れっから焦れんだよ。一気に挿れてみな」

「はぅっ・・・いっき、に・・・?」

「そうだ。こんな風に、な!」

「あぁぁぁ!!」

腰をグッと下に押さえ付けられながら下から強く貫かれ、土方さんの腹部を汚してしまう。その間もガツガツと貪るように腰を打ち付けられて何度もイかされたにも関わらず断続的に長く、達してしまう。
無機物の与える快感とは比べ物にならず、嬌声を上げて目の前の体にしがみつく。

「ひゃぁぁ!! あぁん、らめでさぁっ・・・こわれ、るぅ・・・っ!!」

「なら、てめぇで動けよ」

ピタッと動きを止められる。
きゅうきゅうと襞はトクトク脈打つ異物に絡み付いて離さない。
足らない。動いてくれなきゃ、物足らない。
前後に腰を振って筋肉のほどよくついた腹部に自身を擦り付けながらも、愉悦を味わう。

「ひっぅ・・・やぁん、たんな、いっ・・・・・・突いて・・・ぁン・・・」

「ハッ。そんな顔して何言ってんだ。イイんだろ? 自分から腰振って」

「ああぁんっ・・・いい、でさ・・・でもぉっ」

「なんだ、やっぱ淫乱じゃねぇか。認めりゃ、望み通りぐちゃぐちゃにしてやるよ」

認めるなんて、と躊躇していられない。
兎に角奥に欲しくて、壊れそうなぐらい掻き回されたくて、下から覗きこむように土方さんを熟視る。

「ひぁんっ・・・インランでさ・・・ッれは、淫乱でさァ・・・・・・でも、アンタ・・・ぁっ、だけぇっ」

「―――っ」

ドクン。中の凶器が一際大きくなった。
それで下から秘奥を突かれると意識が飛びそうになる。

「いゃぁん・・・! ッもちぃ・・・あぅ、ひゃぅぅ・・・ッ!!」

「中に、出してやるよ・・・総悟・・・」

「アン、だめ・・・中は、ァぁ・・・ひじ、たさ・・・ッ・・・」

「中はダメ、じゃねぇよ・・・、男好きのくせにっ。・・・くっ・・・総悟ッ!」

「ひあぁ、っじか、さ・・・あぁぁあぁ!!」

詰られて力が入らない程内部を犯されて、熱いものが奥に注がれる感覚に意識を失った。

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