梅々
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体調不良
眠いので寝ます!
それでは土沖でただのえろ!
それでは土沖でただのえろ!
ねつ
うーと唸り顔を腕で覆った総悟はいつも通りの様子で、溜め息をつきたくなる。つい一瞬前までは、あられもない姿を曝していたというのに暑い暑いと、手で扇ぎ出す始末。進めたまま動けやしない腰をどうするか、いっそのこと抜こうかとも思うがその後一人で慰めるのかと思うと遣りきれず結局動けないまま。
「暑い」
「じゃあ止めるか」
「えー? どうしやす?」
どうしやすじゃねぇよくそったれ。
我慢の糸がミシミシいい始めた。突いていいのか。滅茶苦茶に犯すぞコラ。
だが感じて鳴いてくれねば此方としても気分が悪い。無理矢理やるのもいいが、それは思い合っているからなわけで。恋人だろうと全くその気のない奴を相手にするのは趣味じゃない。それじゃ自慰と同じだ。
呼吸の度襞が蠢き、真綿で首を絞められているような気分に陥る。
小さく息を逃がすと腕が退き、潤んではいるが真っ直ぐな眼差しが此方を見つめた。半端に開いていた唇が弧を描き、きゅっ、と中を絞められる。
「っ、」
「アンタは本当優しいですね」
「あ?」
「暑さ忘れるぐらい俺を満たしてくだせぇよ」
性悪め。
呟いて腰を引き貫けばあっという間に顔を蕩けさせ甘い吐息を吐いた。
膝裏をグイと押し上からぐっと腰を押し付ければ花びらの散った白い胸を突き出してくる。そこを伝う汗の玉を舌に絡めそのままピンと張った果実に吸い付く。押し付けたままの腰で内部をかき混ぜれば品のない音が耳を楽しませた。同時に、声を殺した代わりに生まれた荒い息も。
「ふ、ぅっ、は、ぁ…も、舐めねぇで、」
「好きなくせによ」
「んっ、す、き…だけど、や、」
恥じらいを見せるのは素なのか狙っているのか。どちらにせよ性悪であるのは違いない。我慢させた仕置きとばかりにかぷり、胸の尖りに噛み付けば中の締め付けが一際強くなった。搾り取られそうだ。
「っ、ぁ、あちぃ…し、でかい…っ」
「お前の所為でな」
「ひぅっ」
ゆっくりと確実に、総悟の性感帯を穿つ。殺せずに大きく漏れた喘ぎにより昂る。ぐちゅり、わざと音をたてながら一定の感覚で性感帯を軽く突けば、その度に中は引き締まるが焦れったそうに総悟は頭を振る。激しくされたいと目は言い声に出るが、言葉にはしない。それも嬉しい反応だが言葉がほしい。
それを知っているだろうに総悟は言わない。これじゃあどちらが焦らしているのか分からなくなる。だから優位に立とうと歯を食い縛りながらも、浅い律動に切り替える。
「ふゃ、あぁ、あ、ゃ、もっ…そこじゃね、ぇっ」
「じゃあどこだよ、」
「わかって、るくせに!」
潤んだ目に睨まれて危うく面子がずたぼろになるところだった。ただただ愛らしさと淫らさだけを現した顔に根負けする。
浅い動きを一気に変えると、背に爪が立った。
「うゃん! ひ、あ、あァ、うっ、んぁ」
可愛いげのない言葉ばかりを生む唇がいまは愛らしい喘ぎを止めどなく生む。もっともっとと、腰を掴んで揺さぶればお返しとばかりに爪が食い込み線を引く。痛いぐらいがいい、のはお互い様だ。どちらも同じ、虐げて虐げられたい。
「あ、ぉく、来てっ…も、むりでさ」
「おねだりしろよ」
「アンタこそっ」
「総悟の中に出したい」
僅かに口角を上げてみせた総悟に唇をよせる。重ねただけで離し、お前は?と促せば。
「ひじかっ、さんの…っおくにくだせぇ、んっ、あぁぁぁ!」
「っふ、」
堪えきれなくなり爪が食い込む程腰を鷲掴み最奥を攻め立てれば猫のように背をしならせ総悟は達し、一瞬の弛緩の後に引きちぎる勢いで襞に絡み付かれどぷりと精を吐き出す。
それを受けて無意識に口許を綻ばせた総悟があついと呟いた。
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