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梅々

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コミケ行ったぞ!

ツイッターのフォロワーの方四人に、会えました!
自分から声をかけられた今日の私すごい。
コピ本いれて30冊の戦利品!かつアニメイトのオンリーショップでいろいろ買い、高杉の重複率があがりました。

冬コミ楽しかったー!
詳述は無理です。寝ます。
ではクリスマスネタ終わったー!
クリスマス関係ないし、鬼畜どえす関係ないですが!














俺は結局弱いんだ

おまえに











カシャン、カシャン。手を無造作に動かし、煩わしい音をたてる。無言の反抗はそれだけでなく、キッと睨んできてもいる。いつもは一番に反抗する唇が確りと噛みしめられているのは、愛らしい声を出さない為だろうと踏んでいるが、実際は分からない。どんな始まりだろうと触られれば感じる、はずだ。それなりには躾をしてきた。
優しくこねていただけの先に爪を立ててみる。びくん、と跳ねたが、くぐもった声をあげただけで面白味がない。我慢しているからこそ、声を出させたいというのに。

「声出せよ」

「そんなに罵られたいんですかィ、このヘタレ。手ェ縛んねぇと俺に悪戯さえできないんだろィ」

「・・・手ェ縛るのはやんちゃな猫が悪戯しねぇようにだ。俺のは躾だ」

「っとか、言って・・・自分が気持ち良くなりたいだけでしょ」

くりくり、爪をたてたまま指を動かすと綺麗な顔が歪んだ。素直に感じているのもいいが、快感を堪えようとしている表情も良い。つまり沖田が感じていれば俺もいいのだ。
半端に足に引っ掛けられていたズボンと下着を取り払い後方に投げる。そのまま両手でさらに足を開かせると、沖田が拘束された両手を己の下肢に当てた。隠そうとする小癪な仕草、それさえも煽る。
今日は、泣かせたい。泣いて懇願するぐらいに、乱れさせたい。いつもより頑なな今日だからこそ。
白魚のような手の間から僅かに覗く、性器をぺろぺろと拙く舐めてやる。止めさせようと手が先端の方を隠したところで、空いた幹を手で擦る。

「っく、ぁ・・・そんな、に・・・奉仕したいんで・・・っ?」

「てめぇがイく顔が見てぇんだよ」

「下手な奉仕、じゃ・・・期待に、は、応えられやせんぜっ、」

息を荒くしながらも未だ、そんなことを言う。
ならば、と沖田の手を退かし先端にちゅうっと吸い付いた。がっ、と足が畳を蹴って、沖田の手が今度は口を覆う。そこまでするか。今夜の攻防は長くなりそうだ。
そのままちゅうちゅう吸って時折窪みに舌をねじ入れるようにすると、殺しきれない吐息が甘く漂う。言葉は取り繕うことができても、声や吐息などはそう易々と取り繕えない。そんなこと百も承知だろうにそれでもまだ言葉は反抗する。余程気に食わないようだ。朝のことから始まり、今こうして始まった行為が、躾の一貫だということも。
だがそれを言えば俺自身も気に食わない。何故聖夜に、こんなピリピリした空気でしなければならないんだ。どうせなら、もっと、甘い空気とやらを味わってみたいのだが。
悉く無縁らしい。日頃の関わり方からも分かるけれど。昨日は良かったというのに。苛立ち混じりに少し強めに噛むと、ほんのりと甘さを滲ませて沖田は呻いた。

「お前いま感じただろ? 噛まれて」

「馬鹿言いなさんな、アンタが俺のしゃぶってんの見たからでさ」

「口でされんの好きだもんな? おまえ」

「んぁっ、」

くちゅり、濡らすだけ濡らして放置していた孔に中指を切れないようにそっと入れる。白い喉が仰け反り露になる。色好い反応に卑怯かもしれないと思いながらも中を攻める。
痛みが多少あろうとも、沖田がここで感じるのはよく知っている。それはそれは丁寧に教え込んできたのだから。喘ぎ始めた沖田により攻める手を強める。
すると、潤み始めた目が俺を捉え、足がすっと動いた。ぐ、とスラックス越しに刺激が与えられ思わず息を詰める。

「ふっ、あんた・・・足で踏まれて感じ、てっ、ぁあ!」

「おまえは尻弄られて感じてんだろ、っ!」

ぐちぐち、指を増やし奥ではなく浅い部分を嬲れば仕返しとばかりに器用な足の指が愛撫を弱める。焦らし合ってもどかしさに、息が上がる。
鼬ごっこだ、これでは。

「・・・総悟、」

「はぁ、んっ・・・観念、しなせっ・・・ひじかたさんっ」

とろけた表情で目付きだけは鋭くして、そんな風に宣う沖田に音をあげてしまいそうになる。我慢強さでいえば沖田の方が上手なのだ。根っこの部分では。ただそれが、限られたものに対してであるから飽き易いように見えるだけであって。それを何も、こんなことに発揮しなくても良いのにと思わずにはいられない。
唇を重ねようと体を寄せると、体勢的に無理な所為か愛撫していた足が離れていく。キスの一歩手前、間近で顔を熟視れば、沖田が一つ瞬きをした。
それが許可を与えるもののように思えたので、両手でその顔を包んで唇を合わせる。ん、と声を漏らし沖田の手が首の後ろに回る。鎖が項に触れて身震いをする。

「・・・アンタとゆっくりしたかった、とか言えば、気持ち良くしてくれんでしょう?」

「・・・俺が気持ち良くなるだけだろ」

「アンタが気持ち良けりゃ俺もいいですぜ。痛がってた方がいいですけど」

足が腰に絡まる。
下半身が合わさり沖田が顔を反らして声を上げる。互いに熱が溜まっていて、躾直そうとしていたのだけれど此方が堪えきれない。
ジッパーを下げ自身を取り出す。根負けを認めたようなものなのに、沖田はニヤリ、笑って言う。

「入れさせてください、は・・・?」

「何言ってんだ、クリスマスプレゼントだっての」

「じゃあ俺は毎日がクリスマスですねィ」

「で? 餓鬼はプレゼント強請るもんだろ」

言いながら擦り付けた。言葉遊びで負けたのは沖田で、赤い顔をしたまま黙りこくっている。
そろそろ限界だ、くっと蕾に押し付け、言葉を促す。

「入れさせて、やりまさァ。明日は一日休みにしてくだせェ」

「そんなんでいいのか・・・っ?」

「ふぁあ、っ!」

一気に挿入すると爪を立てられた。容赦なく抉って、沖田は口角を上げ性悪な笑みを浮かべる。
傍にいられればそれで十分だ。こうして繋がることができるのならそれ以上はない。だからプレゼントなんかいらない。なんて言ったら馬鹿にされるのは目に見えて、いる。
ゆっくり抜いては一息に突く。内部の蠢動はあまりにも性感を高め、きゅうっと収縮されると直ぐにも弾けそうになる。

「んぁ、ひっ、かたさ・・・っ、ぁうっ!」

「・・・なんだ」

「明日・・・はっ、そばにい、なせェっ」

「っ好きにしろ・・・!」

こんなときにそんな風に言われたら断れないのを分かっていて言うから質が悪い。それに、わざわざ言わなくても傍に来られたら無下にできないのを知っていて。
可愛さ余って憎さ百倍、首筋に思いっきり噛みついた。

「ぅっ、あああぁぁ!!!」

またもや爪を立て、背をしならせ達した沖田の中へ、種を散らす。
実を結ばない種がプレゼントになるものか、一瞬本気で考えかけてそんな無粋なことはすぐに頭から振り払う。所詮、どうでもいいことだ。
はぁ、と息を吐いた沖田の腕の手錠を取ってやり、抜かないまま体勢を変え、沖田を俯せにする。繋がったままの腰を高く掲げさせ、腹筋に力を入れ中をかき回す。

「ひゃあっ! やでさっ、何して、っん!」

「お前は我が儘だから一回で我慢できねぇだろう」

「そんなことなっ、ん、あ!」

「こういう時だけ遠慮すんな」

「んゃあ! っあ、ぁあ!」

ぐちゅり。淫猥な音に沖田が嫌だと首を振る。剥き出しの背に舌を這わしながら穿つと、嗜虐心が疼いた。なんという格好だろう。シーツを鷲掴み顔を擦り付けながら身悶える。その格好は威嚇する猫のようで、しなやかなそのラインに見惚れもする。
ぐちゅっ、ぐちっと繰り返し揺さぶると頭が溶けそうなほど気持ち良い。

「んぁっ、も・・・またっ!」

「今度は何処に出してほしい?」

「ん、またっ、なか、に・・・かけさせてやりまさ・・・」

必死に此方を振り向きながら言うものだから、唇を塞ぐ。
キスと律動に合わせ沖田の腰も揺れ、襞の絡み付きも激しくなる。
唇が離れた隙を見計らい今度は、貫いたまま沖田を膝の上に乗せた。

「やぁぁ! ふかっ・・・!」

「お望み通り、中にかけてやるよ」

「ぁんんん・・・っ!!」

どくどく、二度目の射精を沖田の中で迎える。それを受けて身を捩りながら沖田も吐精した。
生産的か否かではないのだ。気持ちを確かめ、情欲だけではない、独占欲やら支配欲までも満たしてくれる。だからこそ性別など関係なく、こうして求めあう。
だから、手荒になんか扱えないし俺が我慢できない。

「・・・躾はまたの機会な」

気を失った総悟を布団に横たえさせ髪を撫でた。

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