梅々
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通販更新しました。
- 2015/03/18 (Wed) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(1) |
- Edit |
- ▲Top
拍手ありがとうございますー!
あと、通販をやっと更新しました。大変遅くなってしまいすみませんでした。
残部少のものは代替5部以下の物ですー。
通販ページにも書きましたが、メール便のあと何を使うかはまだ検討中です。
では大変遅くなった上に短くて申し訳ないですが、土方からの告白。
R15くらいです。
繋がりを解けば、総悟はあっと小さくあえいで切なげに眉を寄せた。
上体を起こし、無防備に膝を立てたままの総悟の足の間を見やる。薄闇の中、口を開けたままの穴はひくひくと疼き、余韻に浸っている。中々蠱惑的な景色だが既に三回も致している。総悟の体もこうも続け様では辛いだろう。
使用済みの避妊具の口を閉じゴミ箱へ放り、総悟の隣に横たわる。
すると、力なくだが入れ違うように総悟は上体を起こした。
「どうした?」
「どうしたって、部屋に、帰るんでさ」
未だ吐息は甘く掠れているというのに、気丈に振る舞い下着と寝着に手を伸ばす。
こいつは、総悟はいつもこうなのだ。
呼べば文句も言わず部屋へ来る。腕の中に大人しく包まれる。昼間の総悟とは別人のように、俺に身を委ねる。
けれど行為が終われば何もなかったふりをしてそそくさと部屋へ戻るのだ。立つことすら辛いくせに、膝が笑っているくせに、頑なに。
いつものように座ったまま下着を履き寝着に袖を通す。帯が見つからないようできょろきょろするので、腕を伸ばしそれを取ってやれば、どうもと素っ気なく言う。
そのくせ指先が触れ合えばぎこちなく体を強ばらせるのだ。
帯も締め、立ち上がる総悟をいつものように見上げていたら途端にやるせなくなった。
手を伸ばし白い袖口から覗く腕を掴む。
筋力がないわけではないが細い腕だ。その細い腕の掴んだ手首よりさらに奥、二の腕の内側に二つ、痕を残したけれど総悟は気づいているのだろうか。
訝しげに振り返った総悟は無言でなんだと問う。
「好きだ」
「……は、」
あからさまに動揺した総悟は、俺から視線を逸らすとちっと舌打ちした。
「アンタ、俺を馬鹿にしてんの」
そのまま俺の手を振り払い立ち上がる。
馬鹿にしているとはどういうことだ。
好きだと告げた、これは本心からだ。
それなのに何故馬鹿にしたと見なされなければならない。
「総悟、」
「俺はそんな風に言えば落ちる、アンタの周りにいる女とは違う」
そう言い捨てぱしんと音を立て障子を閉め、部屋から去っていってしまう。
なんでそんなに怒ってんだよ、これが、例えば初めて抱いたときだったならまだ分からなくもないがなんでいまさら、なんで。
本心だというのに。
あと、通販をやっと更新しました。大変遅くなってしまいすみませんでした。
残部少のものは代替5部以下の物ですー。
通販ページにも書きましたが、メール便のあと何を使うかはまだ検討中です。
では大変遅くなった上に短くて申し訳ないですが、土方からの告白。
R15くらいです。
繋がりを解けば、総悟はあっと小さくあえいで切なげに眉を寄せた。
上体を起こし、無防備に膝を立てたままの総悟の足の間を見やる。薄闇の中、口を開けたままの穴はひくひくと疼き、余韻に浸っている。中々蠱惑的な景色だが既に三回も致している。総悟の体もこうも続け様では辛いだろう。
使用済みの避妊具の口を閉じゴミ箱へ放り、総悟の隣に横たわる。
すると、力なくだが入れ違うように総悟は上体を起こした。
「どうした?」
「どうしたって、部屋に、帰るんでさ」
未だ吐息は甘く掠れているというのに、気丈に振る舞い下着と寝着に手を伸ばす。
こいつは、総悟はいつもこうなのだ。
呼べば文句も言わず部屋へ来る。腕の中に大人しく包まれる。昼間の総悟とは別人のように、俺に身を委ねる。
けれど行為が終われば何もなかったふりをしてそそくさと部屋へ戻るのだ。立つことすら辛いくせに、膝が笑っているくせに、頑なに。
いつものように座ったまま下着を履き寝着に袖を通す。帯が見つからないようできょろきょろするので、腕を伸ばしそれを取ってやれば、どうもと素っ気なく言う。
そのくせ指先が触れ合えばぎこちなく体を強ばらせるのだ。
帯も締め、立ち上がる総悟をいつものように見上げていたら途端にやるせなくなった。
手を伸ばし白い袖口から覗く腕を掴む。
筋力がないわけではないが細い腕だ。その細い腕の掴んだ手首よりさらに奥、二の腕の内側に二つ、痕を残したけれど総悟は気づいているのだろうか。
訝しげに振り返った総悟は無言でなんだと問う。
「好きだ」
「……は、」
あからさまに動揺した総悟は、俺から視線を逸らすとちっと舌打ちした。
「アンタ、俺を馬鹿にしてんの」
そのまま俺の手を振り払い立ち上がる。
馬鹿にしているとはどういうことだ。
好きだと告げた、これは本心からだ。
それなのに何故馬鹿にしたと見なされなければならない。
「総悟、」
「俺はそんな風に言えば落ちる、アンタの周りにいる女とは違う」
そう言い捨てぱしんと音を立て障子を閉め、部屋から去っていってしまう。
なんでそんなに怒ってんだよ、これが、例えば初めて抱いたときだったならまだ分からなくもないがなんでいまさら、なんで。
本心だというのに。
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COMMENT
感想
なんだか切ないです..
早く続きが見たい!
梅々さんの作品全部大好きです╰(*´︶`*)╯
感想コメントありがとうございます(*´▽`*)
コメントありがとうございますー!
続きが読みたいと言っていただけると書く気がもりもりとわいてきます!
原稿終わったら書かせていただきます(´▽`)
作品全部好きとのお言葉に身悶えました。本当に本当にありがとうございます(*^^*)
早良