梅々
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痛い
- 2014/11/10 (Mon) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
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拍手ありがとうございます!
昨日はドラキュラzero見てきましたー!!
主人公ドラキュラ公の背中がかっこよかった……。ストーリーも好きです。でも真祖かと思ったら違った。ドラキュラと契約して、ドラキュラになるんですね。モチーフというからてっきり真祖かと。
結末も良かったんですが、終わり方がB級だったかな~と思いました。
そして今日は映画の影響でVassalord読みました。そしてららぽーとにつれてかれて論文全くやってないに明日やらなきゃ。
「おい」
手の甲で頬についた返り血を拭っていたら、煙草に火をつけていた土方さんが眉を顰めて温度の低い声を出した。
またなんかやらかしただろうかと首を傾げると、近づいてきた土方さんが俺の手を握った。
おやおやこれは気持ち悪いぞ。
と思っていたらため息をつかれた。
「切れてる」
「え? あ、本当だ」
全く痛くなかったから気づかなかった。捕まれたままの手をみれば、小指の付け根辺りがぱっくり切れていた。全部よけたつもりでも掠っていたのだろうか。腕が鈍ったかもしれない。
「気をつけろ」
「気をつけてはいるんですけどねェ」
タイで止血しようともう片方の手でタイの結び目を解いていると、ぺろりと土方さんがその傷口を舐めた。
ぬめりと舌が這う感覚。しかも、素肌の上ではなく、なんというのかさらにじかに、触れられているような。傷口を舐めているのだから当然なのかもしれないけれど。
「汚ェですぜ」
「知ってる」
なんだか違う捉え方をされたようだけれどあえて言及するのもばからしいので口を閉ざす。
怪我をしているのは俺なのに、土方さんは手負いの獣のように静かに興奮している。
「……また、宿行くんですかィ」
「嫌ならいかねぇ」
「嫌じゃねぇけど」
こういうときは直接帰らず、土方さんと連れ込み宿へ行く。そこへいったらする事は一つで、俺は、土方さんの気が済むまで相手をする。
俺は触覚以外の感覚がなくて、普通とはちょっと違うらしいので、普通は怪我をしたら痛いし、性交は気持ちの良いもので、食べ物もそれぞれ味は違うし世の中には匂いというものが溢れているのだそうだ。
それら全部、俺は知らないけれど。
ただ、土方さんのが中にあるのは、傷口を舐められたときよりももっと、奥深くの部分でふれあっている感覚がすごくて。
その感覚は、好きだ。
「疲れるからほどほどにしてくだせェよ」
「わかってる」
それに、普段見れない土方さんの顔が見れるのも好きだから、いいのだけれど。
らぶれすのゼロシリーズのように、触覚以外がない沖田もいいなって。
昨日はドラキュラzero見てきましたー!!
主人公ドラキュラ公の背中がかっこよかった……。ストーリーも好きです。でも真祖かと思ったら違った。ドラキュラと契約して、ドラキュラになるんですね。モチーフというからてっきり真祖かと。
結末も良かったんですが、終わり方がB級だったかな~と思いました。
そして今日は映画の影響でVassalord読みました。そしてららぽーとにつれてかれて論文全くやってないに明日やらなきゃ。
「おい」
手の甲で頬についた返り血を拭っていたら、煙草に火をつけていた土方さんが眉を顰めて温度の低い声を出した。
またなんかやらかしただろうかと首を傾げると、近づいてきた土方さんが俺の手を握った。
おやおやこれは気持ち悪いぞ。
と思っていたらため息をつかれた。
「切れてる」
「え? あ、本当だ」
全く痛くなかったから気づかなかった。捕まれたままの手をみれば、小指の付け根辺りがぱっくり切れていた。全部よけたつもりでも掠っていたのだろうか。腕が鈍ったかもしれない。
「気をつけろ」
「気をつけてはいるんですけどねェ」
タイで止血しようともう片方の手でタイの結び目を解いていると、ぺろりと土方さんがその傷口を舐めた。
ぬめりと舌が這う感覚。しかも、素肌の上ではなく、なんというのかさらにじかに、触れられているような。傷口を舐めているのだから当然なのかもしれないけれど。
「汚ェですぜ」
「知ってる」
なんだか違う捉え方をされたようだけれどあえて言及するのもばからしいので口を閉ざす。
怪我をしているのは俺なのに、土方さんは手負いの獣のように静かに興奮している。
「……また、宿行くんですかィ」
「嫌ならいかねぇ」
「嫌じゃねぇけど」
こういうときは直接帰らず、土方さんと連れ込み宿へ行く。そこへいったらする事は一つで、俺は、土方さんの気が済むまで相手をする。
俺は触覚以外の感覚がなくて、普通とはちょっと違うらしいので、普通は怪我をしたら痛いし、性交は気持ちの良いもので、食べ物もそれぞれ味は違うし世の中には匂いというものが溢れているのだそうだ。
それら全部、俺は知らないけれど。
ただ、土方さんのが中にあるのは、傷口を舐められたときよりももっと、奥深くの部分でふれあっている感覚がすごくて。
その感覚は、好きだ。
「疲れるからほどほどにしてくだせェよ」
「わかってる」
それに、普段見れない土方さんの顔が見れるのも好きだから、いいのだけれど。
らぶれすのゼロシリーズのように、触覚以外がない沖田もいいなって。
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