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梅々

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病。

拍手ありがとうございます(*´ω`*)
昨日は風邪で声が出ず、バイト休んでしまいました。収入が……。
今日は親の結婚記念のお祝い(過ぎてるけど)で焼き肉食べて31行ってきました。
明日は6時からバイトなので早く寝たかったのに親が買い物とろとろしたり妹がお風呂とろとろしたりでこんな時間です(´・ω・`)
仕方ない仕方ない。




病ネタ。





もしかしたら、と思ったことがなかったわけではない。けれど、まさか起こることはないだろうと、楽観視していた。
俺はなんて愚かだったんだろう。
「……総悟」
暗い部屋、浮かび上がるように白い敷布に点々と染みが広がる。光源があればあの黒い染みは、恐らく赤く見えるのだろう。忌々しい、血の色に。
「あーあ、ばれちまった」
口元を手の甲で拭い、総悟は自嘲を浮かべた。
隠していたのか。
いつからだ、なんでひとりで、治療は、進行は。
言葉は次々に浮かぶがそれは口から生まれずに、頭の中が混乱して忙しないかわりに他の部分はぴくりとも動かない。風呂から出たばかりだというのに指先が冷たく感じる。いやな汗が背を伝う。
「すいやせん、土方さん」
何でおまえが謝る。おまえはなにも悪いことをしていないだろうに。
きっと今なら、天人の技術でどうにかなるのではないか。なんて、心の隅で楽観的なことを思うがそんな奇跡のようなことは現実で起こり得る筈はない。
たとえ治らなくても、それが移るものでも、手放したくはない。ずっと、傍に、おいておきたい。
わかっている、これは余りにも我が儘で俺のエゴでしかない。立場からして組織からして、移る病を、戦えない者をおいておくべきではない。
だが。
「総悟、おまえを、」
「土方さん。……アンタの傍にいたくない。俺を、おいてってくだせェ」
今度浮かべた笑みはただ、美しかった。潔く、揺らぐことを許さない笑みだった。
全く反対のことを告げた彼の姉を思い出す。
俺は、結局どちらの言うことも聞いてやれなさそうだ。




姉と正反対の言葉を使う沖田に絶望する土方が書きたかったのに。

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祝☆映画化

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