梅々
苑咲早良が運営する銀魂BL小説サイトです。 心意気は18禁。 著作権的な何かは放棄していません。マナーは守ってください。 メールフォームやコメント欄は下にありますので、何かございましたらお気軽にご使用ください。感想とか頂ければ舞い上がります! 不定期更新な別館を作成しました。ミツバさん愛してる! 気が向いたらお越しください→http://tokosienoai.dou-jin.com/
既婚者ネタが好き
- 2013/08/13 (Tue) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
団地妻の響き、未亡人の響き。
どちらも好きですがそこはやっぱ新婚さんでしょう。ねとるなら。
どちらも好きですがそこはやっぱ新婚さんでしょう。ねとるなら。
酔った勢いで好きだと言ったことがあった。その日は珍しく僅かに酒が回っていて、行灯の光ですら煌めいていた。
そんなだから土方さんの姿も、いつもの二割り増しに見えてしまって。
馬鹿なことをしたと、思う。
世界がどんなにまぶしくうつくしく見えたってそれは酒の魔法で俺にしか通用しなくて、酔わないようちびちび飲んでいた土方さんには通用しなかったのだ。
「へべれけじゃねぇか。もう寝ちまえ」
優しく土方さんはそう言った。意識はちゃんと残っていたからいつものように、あんたは俺のかぁちゃんかと返して俺も寝たふりをしたけれど。
未だに胸がズキズキ痛む。
どうせなら押し倒してやっちまえばよかった。酒のせいにできるのなら。
馬鹿なことをした。
そう、白無垢を着た嫁さんと話している土方さんを遠くから見つめながら後悔する。
そんなだから土方さんの姿も、いつもの二割り増しに見えてしまって。
馬鹿なことをしたと、思う。
世界がどんなにまぶしくうつくしく見えたってそれは酒の魔法で俺にしか通用しなくて、酔わないようちびちび飲んでいた土方さんには通用しなかったのだ。
「へべれけじゃねぇか。もう寝ちまえ」
優しく土方さんはそう言った。意識はちゃんと残っていたからいつものように、あんたは俺のかぁちゃんかと返して俺も寝たふりをしたけれど。
未だに胸がズキズキ痛む。
どうせなら押し倒してやっちまえばよかった。酒のせいにできるのなら。
馬鹿なことをした。
そう、白無垢を着た嫁さんと話している土方さんを遠くから見つめながら後悔する。
PR
COMMENT