梅々
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おいしいネタが浮かんだ(^q^)
ぶぶぶ、と携帯が震えた。光っているディスプレイを見たら、総悟と書いてあって。参考書を置いて携帯を開く。
喧嘩別れしてしかも滅多にメールなんて寄越さないのに。なんて思いながらメールを開く。
『アンタなんかだいっきらい。ばーか』
わざわざそんなことをメールで送るな、苛立ちがまたムクムクと頭をもたげかけて溜め息を吐いた。
今日のはいつもの喧嘩より少し、深刻なものだった。一緒に大学見学をしに行く約束だった日に、急遽予定が入ってしまったのだ。それがバイトだとか、その手なら総悟が怒っても仕方がない。だが、俺の進路に関係する大事な予定なのだ。受験生の秋、それを優先するのはおかしいことじゃない。なのに。
―――――ふざけんな、一ヶ月前から決めてたじゃねぇですかィ!
そう唇を尖らせて、まぁ見た目は可愛いんだけど駄々をこねて。悪い、と心の底から謝っているのにぐちぐち言いやがって。今年最後のオープンキャンパスなのも、その日姉が行けず俺が断れば一人で行く羽目になるのも、知っている。でも、全部が思い通りにいくわけではない、世の中。それぐらい妥協するだろう、普通。普通じゃないのは前々から知っていたけれど。
これ以上逆ギレしても泥沼化するのは目に見えているので適当に受け流し謝ろうと、いつも通り引用返信のボタンを押す。
返信を打とうとして、おかしなことに気付いた。文字数の割りに容量がでかい。それに、何故かデコメになっている。しかし、至って普通の文句しか並んでいない文面だ。じゃあなんだ。
よくよく見れば、文句の下に、一行余白があることに気付いた。しかも、文字色が白の表示も出ている。
罵倒でも書いてあるのか、半ば呆れながら、デコレーションを消す。
「・・・っ!」
そこにあったのは、素直じゃない総悟が、あいつなりに本心を伝えようとしたのが分かる文字だった。
思えば、受験生だからとここ最近、あまり一緒に休日を過ごしたりしなかった。
時計を見ると午後八時。メールは送られてきたばかりだから今から行っても大丈夫だろうと、急いで総悟の家へ向かう支度をする。明日また会える、だけど今すぐ会いたい。
『アンタなんかだいっきらい。ばーか
すきでさ』
馬鹿はおまえだろ。
あーもう今すぐ抱き締めたい。
というわけで。ツンデレ沖田でしたー。
空メと思わせて「すき」にしようかと思ったんですが、それはまたの機会です。
これ土方が気付かなかったら沖田の機嫌最悪だけど気付いたら気付いたで照れてツンツンしそう。
あぁ可愛いよ可愛いよォォォォォォォォ!!!!!!
今日は精神的に俺のブルーだったので脳内は土沖の世界にいました。一日中。
試験二週間前入ったのになにもしていない。あうち。
とにかく保存メールに書きかけの小説が三つ入っていて、阿修羅になりたいと思いました。顔三つ!腕六つ!
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