梅々
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ありがとうございます
- 2015/03/28 (Sat) |
- 土沖 小ネタ |
- CM(0) |
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拍手とキリ番175000打ありがとうございます!!
羽生君見入っていたら175000打向かえてました。本当にありがとうございます。
「どこへ行く気だ」
出掛けに呼び掛けられて、振り返ることもせず傘立てから一本を失敬しつつ溜め息を殺す。
「聞くのは野暮ですぜ」
「……おまえな、」
温度の下がった声を聞き流し玄関の戸に手をかける、同時に肩を掴まれてむっとした。
力ずくで振り向かされて土方さんを睨み上げる。向こうもこちらを睨んでいた。相変わらず堅気には見えない顔をしていらっしゃる。
これ以上何か言われても余計に腹立たしくなるだけなので、先手必勝とばかりに口を開く。
「一回寝たぐらいで干渉すんの止めてくだせぇ」
「ってめ、」
怒りで言葉にならないようで青筋立てて本当に怒った土方さんは俺の胸ぐらを掴んで拳を握った。
あれ食らったら相当いてぇだろうな、睨み返しながらも若干怯んでいれば鶴の一声ならぬザキの一声、副長!と叫び手に持っていたシーツをほっぽりだし土方さんを止めに入る。そんなじゃ制止にはならないけど、全力で殴られるのは阻止されたわけで、こういうときばかりは山崎は頼りになる。俺より地味に力は強い。
やめてくださいだの何があったんですかだの言う山崎のことを無視して青筋立てたままの土方さんは未だ拳を握ったまま俺を見据える。
「じゃあ何回ヤりゃあ、てめぇは俺のモンになんだよ」
「…………」
ドスの利いた低い声に言葉をなくしたのは俺だけではなく山崎もそのようで、俺と土方さんを交互に見比べてからそっと土方さんから離れ後ずさっていく。さがるだけに。うまくないけど。
「アンタ、何言ってんの」
「おまえあんだけよがってたろ。数え切れねぇくらいイってたし嫌じゃねぇんだろ。なら、俺でいいだろーが。なんで他へ行く必要がある?」
「なっ……!」
山崎がいなくなってて良かった。
こんなことを聞かれていたら俺はあいつを殺しておれも死んでた。
そりゃ、土方さんとしたとき気持ち良すぎて我をなくして、終いには失神するほど良かったけれど、それとこれとは話が違う!
そもそもそんなことを、こんな公共の場で言うかこの野郎!
「アンタのそういうデリカシーねぇとこがいやなんです! あとそうやってすぐ所有者ぶるところとか! アンタじゃなくても気持ち良くしてくれる人はたくさんいやす!」
「てめぇはデリカシーどころか貞操もねぇだろうが誰彼構わず足開きやがって!」
「アンタだって女と見りゃ見境ねぇでしょ! 人を色情魔みてぇに言うけどアンタこそそうだろうが! 俺はちゃんと選んでやすっ」
「どういう野郎を選んでんだ」
それまでの怒鳴り声とは打って変わって、冷静な声に頭に昇っていた血がさぁと引いていく。こんなところで、と思ったそばから俺も大概なことを喚いたぞ、と早速後悔めいたものをしていれば再度問いかけられる。
「別に、アンタに言う義務はねぇ」
ふんと顔を背けたらその途端、足下がふわっとして視界が変わった。えっと周りを見ればどうやら肩に担がれたようで手にしていた傘を奪われて草履も脱がされて、どこかに拉致られる。
「ちょっと、土方さん!」
「うるせぇ」
一喝されて何をしたいのか分からないまま、土方さんの部屋に連れてこられた。
からの土沖濡れ場ください。
羽生君見入っていたら175000打向かえてました。本当にありがとうございます。
「どこへ行く気だ」
出掛けに呼び掛けられて、振り返ることもせず傘立てから一本を失敬しつつ溜め息を殺す。
「聞くのは野暮ですぜ」
「……おまえな、」
温度の下がった声を聞き流し玄関の戸に手をかける、同時に肩を掴まれてむっとした。
力ずくで振り向かされて土方さんを睨み上げる。向こうもこちらを睨んでいた。相変わらず堅気には見えない顔をしていらっしゃる。
これ以上何か言われても余計に腹立たしくなるだけなので、先手必勝とばかりに口を開く。
「一回寝たぐらいで干渉すんの止めてくだせぇ」
「ってめ、」
怒りで言葉にならないようで青筋立てて本当に怒った土方さんは俺の胸ぐらを掴んで拳を握った。
あれ食らったら相当いてぇだろうな、睨み返しながらも若干怯んでいれば鶴の一声ならぬザキの一声、副長!と叫び手に持っていたシーツをほっぽりだし土方さんを止めに入る。そんなじゃ制止にはならないけど、全力で殴られるのは阻止されたわけで、こういうときばかりは山崎は頼りになる。俺より地味に力は強い。
やめてくださいだの何があったんですかだの言う山崎のことを無視して青筋立てたままの土方さんは未だ拳を握ったまま俺を見据える。
「じゃあ何回ヤりゃあ、てめぇは俺のモンになんだよ」
「…………」
ドスの利いた低い声に言葉をなくしたのは俺だけではなく山崎もそのようで、俺と土方さんを交互に見比べてからそっと土方さんから離れ後ずさっていく。さがるだけに。うまくないけど。
「アンタ、何言ってんの」
「おまえあんだけよがってたろ。数え切れねぇくらいイってたし嫌じゃねぇんだろ。なら、俺でいいだろーが。なんで他へ行く必要がある?」
「なっ……!」
山崎がいなくなってて良かった。
こんなことを聞かれていたら俺はあいつを殺しておれも死んでた。
そりゃ、土方さんとしたとき気持ち良すぎて我をなくして、終いには失神するほど良かったけれど、それとこれとは話が違う!
そもそもそんなことを、こんな公共の場で言うかこの野郎!
「アンタのそういうデリカシーねぇとこがいやなんです! あとそうやってすぐ所有者ぶるところとか! アンタじゃなくても気持ち良くしてくれる人はたくさんいやす!」
「てめぇはデリカシーどころか貞操もねぇだろうが誰彼構わず足開きやがって!」
「アンタだって女と見りゃ見境ねぇでしょ! 人を色情魔みてぇに言うけどアンタこそそうだろうが! 俺はちゃんと選んでやすっ」
「どういう野郎を選んでんだ」
それまでの怒鳴り声とは打って変わって、冷静な声に頭に昇っていた血がさぁと引いていく。こんなところで、と思ったそばから俺も大概なことを喚いたぞ、と早速後悔めいたものをしていれば再度問いかけられる。
「別に、アンタに言う義務はねぇ」
ふんと顔を背けたらその途端、足下がふわっとして視界が変わった。えっと周りを見ればどうやら肩に担がれたようで手にしていた傘を奪われて草履も脱がされて、どこかに拉致られる。
「ちょっと、土方さん!」
「うるせぇ」
一喝されて何をしたいのか分からないまま、土方さんの部屋に連れてこられた。
からの土沖濡れ場ください。
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