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梅々

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あ、13日の金曜日

嫌だ、と逃げようとした腕をにゅるりと、なんともいえない冷たい感触が捕え、俺の両手を頭上で拘束した。
すると、俺を捕まえた物体を正面から見る形になっておぞましさに寒気がした。蛍光に近いピンク色の、全長一米程の塊。それは半透明なゼリー状の物質で、本体らしきそれから次々に伸びてくる腕のような触手が、服の裾から入り込み素肌を撫でる。そのたびに沖田は悪寒に堪え、解放を求め暴れるしかない。

「っのやろ! 土方てめぇさっさと俺を助けて死ね!」

「それは無理な相談でござるよ、沖田先輩。その宇宙生物を貰ったときから沖田先輩の悩ましい姿を見ることだけを望んできたナリ。ここで止めるぐらいなら切腹するでござる!」

「さっさと切腹しろカス!! ヤだこんなのっ・・・離せよっ!!」

「だって先輩が拙者との性交を嫌がるのが悪いでござる。拙者じゃ押さえつけて尚且先輩を感じさせるなんでできないから、しかたないナリ!」

「あたりまえだろ死ねぇぇぇぇ!! っん、」

触手の一つが、沖田の胸の飾りを掠め思わず沖田は首を反らした。トッシーに抱かれる気はないが土方には毎日のように身を委ねているため、元から感じやすい胸は更に感じやすくなっているのだ。
沖田はこれにより、性感帯に触れられたらたとえどんなにおぞましい物体にでも感じさせられてしまうのだと分かった。そう、だから土方にされるようなことをこれにされると、沖田は土方の視線をも感じトッシーの望む通りのあられもない姿を見せることになる。土方を乗っ取ったトッシーの視線でも、見た目は土方だから、その事実だけで沖田はとろけそうな羞恥と矜恃の葛藤を強いられより感じてしまう。

(だって、こんな化け物に凌辱されてる俺を土方さんがガン見してる)

土方のフリをしたトッシーに騙され連れられた廃屋は防音機能が優れているらしく、どれだけ騒いでも誰も来ないのは先程の会話により嫌でも分かった。
沖田は、トッシーが本来の土方に戻るかトッシーが満足するまでこの宇宙生物に凌辱されるしかない。

「いやぁぁぁっ! ん、はっ・・・ぁ、んぅ!!」

「唇を噛むのは良くないナリ~! 沖田の可愛い声を聞きたいでござるよ! 折角媚薬効果もあるんだから諦めるナリっ!」

「なっ、媚薬って・・・はぁ、んっ!」

触手の先から分泌されている液はそれかと、沖田の目の前が真っ暗になった。











13日の金曜日だしとカッとなって書いたら案外長くなってしまいました( ̄▽ ̄;)
トッシー×沖田がみたいです。うまく見つけられなかった昨日・・・。少しは読んだことあるのですが、もの足らない。誰か書いてー(>_<)
あと触手も好きです。天人ばっちこい、でもハタ皇子はダメな。
いま飢えてる二つを組み合わせたらこうなりました↑
読みたい方がいたら、続きを書くかもしれません。その前に肆萬打リクと遊郭ネタがありますが!

気付いたら来週から試験二週間前でした(・・;)
来週までにリクをやろう。

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