梅々
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不倫?
- 2014/10/14 (Tue) |
- 土沖 小ネタ |
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拍手ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ
そうそう。新刊の表紙は、装丁からデザインまですべてお任せなのですがとても素敵でした。表2、つまり表紙の裏側が真っ赤なのです。艶のある赤。素敵。そして私の本大体赤と黒ですね。今度は黄色とかにしたい。
イベントが終わったので論文書き始めました。しかしうまく捗らないのは戦利品一頁も読んでないからかな……。
華麗なるギャッツビー見たら案外恋愛ものでしかも間男で興奮しました。しかし大体落ち分かってたけど胸くそ悪い。
現パロ土沖。社高+α。
土方さんはいつも俺の家へ入るなり、腕時計を外す。何でか分からないでいたけれど、それはつまり時間を気にせず傍にいたいということなのだそうだ。テレビで言っていた。でもまさかなぁと思って前に確認したら土方さんに苦笑された。肯定もしてくれたけれど。
「今日は帰れそうにないな」
「台風すごいですもんね」
二人で狭い湯船に浸かり、土方さんに後ろから抱きしめられていると、少し困ったように土方さんは呟いた。
耳をすますまでもなく、窓にたたきつける雨の音がする。木々の揺れる音に、時折何かが転がる音も。でも、通学通勤時にはそこまでひどい天気にはならないらしい。
明日は平日で、俺は学校、土方さんは会社がある。だからやましいことは一切していないけれど、もし泊まるとなったらどうなるのだろう。
なんて、不純な期待をしてしまう。
入浴剤で白く濁ったお湯からは薔薇のいい匂いがする。いまは煙草の匂いもせず、土方さんも俺と同じ匂いなのだろうかと振り返って首筋をくんくん嗅ぐ。うん、おんなじ匂い。
「なんだよ」
擽ったそうにいう土方さんに、ついつい甘えるように抱きつく。
「泊まってって」
そのままぽろりと言葉が滑り出て、あっと思ったけれどもう遅い。
しかときかれてしまって、尻を撫でられた。
軽く揉んだりしたなと思えばするりとそれが尻の狭間を撫でて背が反った。
「なにしてんでさ」
「お前が可愛いからいけない」
不埒な行為を咎めれば、いけしゃあしゃあと返す。そして飽きもせず敏感な穴の縁をそっと指が這う。
「なんもしねぇから、泊めてくれよ」
「もうしてるくせに」
笑いながら言われて怒ってみせるけれど、俺だって土方さんに触られるのも触るのも好きなので拒まないし、肩に手をおいて、むしろもっとと喉仏に噛みつく。羨ましい凹凸だ。
明日辛くなってもいいから、好きにしてほしい。恥ずかしいことは嫌だけど、うんと愛されてるのが分かるから。
「土方さん、」
「……布団行くか?」
「ん」
指がぐりぐり穴を押して、じんと体が甘く痺れた。目を見て名を呼べば察してくれて、抱き上げられる。
憎たらしいほど男前で、でもそれを相殺できるほど味覚音痴な土方さん。
優しくて、ただの男子学生な俺を愛してくれて。
俺は、恥ずかしくて面と向かってはいえないけれどそんな土方さんが大好きで。
だからこそ聞けない。
財布の中に入ってる、結婚指輪の意味を。
そうそう。新刊の表紙は、装丁からデザインまですべてお任せなのですがとても素敵でした。表2、つまり表紙の裏側が真っ赤なのです。艶のある赤。素敵。そして私の本大体赤と黒ですね。今度は黄色とかにしたい。
イベントが終わったので論文書き始めました。しかしうまく捗らないのは戦利品一頁も読んでないからかな……。
華麗なるギャッツビー見たら案外恋愛ものでしかも間男で興奮しました。しかし大体落ち分かってたけど胸くそ悪い。
現パロ土沖。社高+α。
土方さんはいつも俺の家へ入るなり、腕時計を外す。何でか分からないでいたけれど、それはつまり時間を気にせず傍にいたいということなのだそうだ。テレビで言っていた。でもまさかなぁと思って前に確認したら土方さんに苦笑された。肯定もしてくれたけれど。
「今日は帰れそうにないな」
「台風すごいですもんね」
二人で狭い湯船に浸かり、土方さんに後ろから抱きしめられていると、少し困ったように土方さんは呟いた。
耳をすますまでもなく、窓にたたきつける雨の音がする。木々の揺れる音に、時折何かが転がる音も。でも、通学通勤時にはそこまでひどい天気にはならないらしい。
明日は平日で、俺は学校、土方さんは会社がある。だからやましいことは一切していないけれど、もし泊まるとなったらどうなるのだろう。
なんて、不純な期待をしてしまう。
入浴剤で白く濁ったお湯からは薔薇のいい匂いがする。いまは煙草の匂いもせず、土方さんも俺と同じ匂いなのだろうかと振り返って首筋をくんくん嗅ぐ。うん、おんなじ匂い。
「なんだよ」
擽ったそうにいう土方さんに、ついつい甘えるように抱きつく。
「泊まってって」
そのままぽろりと言葉が滑り出て、あっと思ったけれどもう遅い。
しかときかれてしまって、尻を撫でられた。
軽く揉んだりしたなと思えばするりとそれが尻の狭間を撫でて背が反った。
「なにしてんでさ」
「お前が可愛いからいけない」
不埒な行為を咎めれば、いけしゃあしゃあと返す。そして飽きもせず敏感な穴の縁をそっと指が這う。
「なんもしねぇから、泊めてくれよ」
「もうしてるくせに」
笑いながら言われて怒ってみせるけれど、俺だって土方さんに触られるのも触るのも好きなので拒まないし、肩に手をおいて、むしろもっとと喉仏に噛みつく。羨ましい凹凸だ。
明日辛くなってもいいから、好きにしてほしい。恥ずかしいことは嫌だけど、うんと愛されてるのが分かるから。
「土方さん、」
「……布団行くか?」
「ん」
指がぐりぐり穴を押して、じんと体が甘く痺れた。目を見て名を呼べば察してくれて、抱き上げられる。
憎たらしいほど男前で、でもそれを相殺できるほど味覚音痴な土方さん。
優しくて、ただの男子学生な俺を愛してくれて。
俺は、恥ずかしくて面と向かってはいえないけれどそんな土方さんが大好きで。
だからこそ聞けない。
財布の中に入ってる、結婚指輪の意味を。
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実写化…
- 2014/10/11 (Sat) |
- 未選択 |
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いよいよ明日スパークですね!楽しみです。
寝坊しないようにしなきゃ。
一応、スパークについては先週とか一昨日とかあげている情報ですべてですが、改めて少し。
明日は東5た29b「モノクロハート」様のところにお邪魔してます。
新刊とノベルティあります!ペーパーも刷りました。
既刊は重たいので、それぞれ五部以下しか持って行かない予定です。あと机上にはおかないと思うので、おっしゃってください~。
因みにちありさんのスペースにいる銀縁眼鏡が私です。
こんなところかな……。
ぬ~べ~やばかったですね!
原作読みたいなぁ。
あと銀魂のあゆみ四年目まで読んで、ミツバ篇と動乱篇にやられました。あとジャンプもやばかったね………………………つらい。
あ!
ちありさん発行のアンソロにお呼ばれしましたので、そして豪華な執筆陣なので、是非、是非…!早く読みたい。
ではおやすみなさい。明日は楽しむぞ!
寝坊しないようにしなきゃ。
一応、スパークについては先週とか一昨日とかあげている情報ですべてですが、改めて少し。
明日は東5た29b「モノクロハート」様のところにお邪魔してます。
新刊とノベルティあります!ペーパーも刷りました。
既刊は重たいので、それぞれ五部以下しか持って行かない予定です。あと机上にはおかないと思うので、おっしゃってください~。
因みにちありさんのスペースにいる銀縁眼鏡が私です。
こんなところかな……。
ぬ~べ~やばかったですね!
原作読みたいなぁ。
あと銀魂のあゆみ四年目まで読んで、ミツバ篇と動乱篇にやられました。あとジャンプもやばかったね………………………つらい。
あ!
ちありさん発行のアンソロにお呼ばれしましたので、そして豪華な執筆陣なので、是非、是非…!早く読みたい。
ではおやすみなさい。明日は楽しむぞ!
銀さんお誕生日おめでとうございます!!!
- 2014/10/10 (Fri) |
- 銀魂 |
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おめでとう!!!ございます!!
という銀誕(銀八沖)小ネタ。
もっと早く訊かれるかと思えば、訊かれたのは結局昨日だった。
「沖田くん、明日のご予定は?」
ちょっとそわそわした様子がおかしい。上がりそうな口角を意識して、いつも通りの顔をする。
「金曜だから、バイトでさ」
居酒屋のバイトは金曜と土曜が稼ぎ時だ。特に用がないときは必ず入る。
なのでそう答えれば、先生はふーんと言った。
「お疲れさまでーす」
バイト先をでて時計をみる。バイトは入っていたけど今日は早上がりさせてもらったのでまだ日付は変わっていない。急いで帰れば明日が来る前に家へつけるだろう。
高校で担任だった先生と、高校三年生の秋からつきあい始めて丸一年。
大学入学を期に先生のところへ転がり込んで、家事は折半、生活費はバイト代から少し出して同棲している。まだ学生なんだから金は気にしないで勉強しろ、進学しただけで奇跡なんだからと先生には言われたけれどそれはなんだかいやで。授業の入っていない夜に働ける居酒屋でのバイトを始めた。時給もいいし。
バイトを始めたのは、先生のお荷物になりたくないからというのもあるけれど。
俺だって男なので、自分で稼いだ金で先生にプレゼントを渡したかったのだ。
おめでとうとは、日付が変わった瞬間に言った。ソファに並んで録画したバラエティ見ながら。
先生は「おー……ありがとな」なんて言って、反応薄いなぁとテレビを見てたら唐突に抱きしめられて。
おめでとうって言ったの俺なのに、俺が嬉しくなっちゃったりなんてして。
そのままソファで食われそうになったけど授業もあったしバイトもあるしでなんとか納得させて(でも色々されたしさせられたけど)煎餅布団で抱き合って眠った。
でも、きっと今日の予定をきいたということは夕飯を一緒に食べたかったのだろう。せっかく恋人同士で同棲しているのに誕生日に一緒にいられないなんて、呆れられるだろうか。そんなことを今更考えてしまう。
ドアノブを握るときに少し、こわいと思った。こんな風に後悔するぐらいならイベント時にバイトは入れない方がいいな。クリスマスは先生と一緒にいよう。
「ただいまー」
「おう、おかえり」
玄関を開ければすぐ台所があってその奥に居間がある。台所と居間の間の硝子戸は空いていて、先生がソファに座ったまま此方を向いて、出迎えてくれた。目に見えてすねたり怒ってはしていない。
「おつかれさん。風呂、俺入ったばっかだから温いよ」
「へーい。飯は?」
「坂本たちと食ってきた」
嫉妬しちゃう自分が憎たらしい。ううバイト入れなければよかった。
時計を確認する。まだ大丈夫、日付が変わる十分前。
鞄の中からプレゼントを取り出して、テレビをぼーっと見てる先生の後ろに回る。
「せんせ」
「ん」
「誕生日、おめでとうございやす」
そのままぐっと首に巻けば、うっと息を詰めた旦那がギブギブ、と俺の腕をたたく。体格も体力も負けてるけど不意うちすりゃ勝てるかも、なんて物騒なことを考えていれば先生の顔色も大分悪くなってきたので手を離す。
「ゲホッ、ゴホ、っなに、誕生日なんだよね?お祝いなんだよね?」
「へい。誕生日プレゼントでさ」
「なんで誕プレで殺されそうにならなきゃいけねぇの…」
喉をさすりながらも先生は首に巻かれたプレゼントを手に取ってみた。
紺色にピンクのワンポイントの入ったネクタイ。
「どうでさ」
「……ネクタイプレイしようか」
「えっ」
それは気に入った反応なのか。
呆気にとられていたら押し倒されてあれよという間に腕を括られて。
「明日は朝ゆっくりだもんね、沖田くん」
言いながら耳を舐められてぞくっとよろしくない感覚に肩が跳ねる。
風呂に入っていないのに、おなかも減ってるしとかうだうだ考えていたのもキスに全部さらわれた。
という銀誕(銀八沖)小ネタ。
もっと早く訊かれるかと思えば、訊かれたのは結局昨日だった。
「沖田くん、明日のご予定は?」
ちょっとそわそわした様子がおかしい。上がりそうな口角を意識して、いつも通りの顔をする。
「金曜だから、バイトでさ」
居酒屋のバイトは金曜と土曜が稼ぎ時だ。特に用がないときは必ず入る。
なのでそう答えれば、先生はふーんと言った。
「お疲れさまでーす」
バイト先をでて時計をみる。バイトは入っていたけど今日は早上がりさせてもらったのでまだ日付は変わっていない。急いで帰れば明日が来る前に家へつけるだろう。
高校で担任だった先生と、高校三年生の秋からつきあい始めて丸一年。
大学入学を期に先生のところへ転がり込んで、家事は折半、生活費はバイト代から少し出して同棲している。まだ学生なんだから金は気にしないで勉強しろ、進学しただけで奇跡なんだからと先生には言われたけれどそれはなんだかいやで。授業の入っていない夜に働ける居酒屋でのバイトを始めた。時給もいいし。
バイトを始めたのは、先生のお荷物になりたくないからというのもあるけれど。
俺だって男なので、自分で稼いだ金で先生にプレゼントを渡したかったのだ。
おめでとうとは、日付が変わった瞬間に言った。ソファに並んで録画したバラエティ見ながら。
先生は「おー……ありがとな」なんて言って、反応薄いなぁとテレビを見てたら唐突に抱きしめられて。
おめでとうって言ったの俺なのに、俺が嬉しくなっちゃったりなんてして。
そのままソファで食われそうになったけど授業もあったしバイトもあるしでなんとか納得させて(でも色々されたしさせられたけど)煎餅布団で抱き合って眠った。
でも、きっと今日の予定をきいたということは夕飯を一緒に食べたかったのだろう。せっかく恋人同士で同棲しているのに誕生日に一緒にいられないなんて、呆れられるだろうか。そんなことを今更考えてしまう。
ドアノブを握るときに少し、こわいと思った。こんな風に後悔するぐらいならイベント時にバイトは入れない方がいいな。クリスマスは先生と一緒にいよう。
「ただいまー」
「おう、おかえり」
玄関を開ければすぐ台所があってその奥に居間がある。台所と居間の間の硝子戸は空いていて、先生がソファに座ったまま此方を向いて、出迎えてくれた。目に見えてすねたり怒ってはしていない。
「おつかれさん。風呂、俺入ったばっかだから温いよ」
「へーい。飯は?」
「坂本たちと食ってきた」
嫉妬しちゃう自分が憎たらしい。ううバイト入れなければよかった。
時計を確認する。まだ大丈夫、日付が変わる十分前。
鞄の中からプレゼントを取り出して、テレビをぼーっと見てる先生の後ろに回る。
「せんせ」
「ん」
「誕生日、おめでとうございやす」
そのままぐっと首に巻けば、うっと息を詰めた旦那がギブギブ、と俺の腕をたたく。体格も体力も負けてるけど不意うちすりゃ勝てるかも、なんて物騒なことを考えていれば先生の顔色も大分悪くなってきたので手を離す。
「ゲホッ、ゴホ、っなに、誕生日なんだよね?お祝いなんだよね?」
「へい。誕生日プレゼントでさ」
「なんで誕プレで殺されそうにならなきゃいけねぇの…」
喉をさすりながらも先生は首に巻かれたプレゼントを手に取ってみた。
紺色にピンクのワンポイントの入ったネクタイ。
「どうでさ」
「……ネクタイプレイしようか」
「えっ」
それは気に入った反応なのか。
呆気にとられていたら押し倒されてあれよという間に腕を括られて。
「明日は朝ゆっくりだもんね、沖田くん」
言いながら耳を舐められてぞくっとよろしくない感覚に肩が跳ねる。
風呂に入っていないのに、おなかも減ってるしとかうだうだ考えていたのもキスに全部さらわれた。