梅々
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薔薇
- 2012/06/07 (Thu) |
- 沖土 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
10:30に寝る予定だったのに色々やっていたらこんな時間です。課題はやれていないのに!資料が多すぎるのが大変ですね。うむ。
明日明後日と二連勤ですがそんぐらいじゃあもう挫けません。四時間専門科目の後の居酒屋のバイトは自殺行為だとは思いますが。毎週辛い。
沖土小ネタ。
毅然と咲く赤い花。
真っ直ぐに伸びる茎に触れたら怪我をした。
それでも、何故か無性にほしいと思って手を伸ばす。
まるで、あの人に手を伸ばしているようだとくすりと笑って、棘が刺さる痛みを感じながらも花を手折った。
こんな風に容易く、俺の手に入ればいいのに。
「土方さん」
「あ?」
部屋の入り口から覗き込む。紫煙漂う部屋で此方に背を向けて書類をしている姿に地味に距離を感じて自嘲しながら足を進めて、土方さんの真後ろに立ってみた。
好きですよアンタのこと。手に入るなら怪我をしたって構わない。何をしたって、構わない。
でも悲しませたくないという想いが強いから、いまはまだ。
「花、あげまさァ」
「……俺は女じゃねぇよ」
苦笑混じりにそう言いつつ、ありがとなと受けとるその声の柔らかさに、また俺は逃げ道をなくす。
じんじんと胸に棘が刺さった。
明日明後日と二連勤ですがそんぐらいじゃあもう挫けません。四時間専門科目の後の居酒屋のバイトは自殺行為だとは思いますが。毎週辛い。
沖土小ネタ。
毅然と咲く赤い花。
真っ直ぐに伸びる茎に触れたら怪我をした。
それでも、何故か無性にほしいと思って手を伸ばす。
まるで、あの人に手を伸ばしているようだとくすりと笑って、棘が刺さる痛みを感じながらも花を手折った。
こんな風に容易く、俺の手に入ればいいのに。
「土方さん」
「あ?」
部屋の入り口から覗き込む。紫煙漂う部屋で此方に背を向けて書類をしている姿に地味に距離を感じて自嘲しながら足を進めて、土方さんの真後ろに立ってみた。
好きですよアンタのこと。手に入るなら怪我をしたって構わない。何をしたって、構わない。
でも悲しませたくないという想いが強いから、いまはまだ。
「花、あげまさァ」
「……俺は女じゃねぇよ」
苦笑混じりにそう言いつつ、ありがとなと受けとるその声の柔らかさに、また俺は逃げ道をなくす。
じんじんと胸に棘が刺さった。