梅々
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学校の階段
- 2013/05/02 (Thu) |
- 沖土 小ネタ |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
アムネジア面白すぎて。沖土でパロが書きたい。土沖にすると立場的に沖田が女々しくなりそうなので。
ももえちゃんのタイプはオレンジロードの光ちゃんですよね。光ちゃんのほうが可愛いけど!!!
スパコミが楽しみです。ハイキューにも手を出したい。月影と黒研。あと飛研も気になります。ひえいじゃないよとびおだよ。
「総悟」
「土方さん!」
がばり、ソファで寝転がっていた彼が起きあがり、たたたと駆け寄ってくる。足音がしない。けれど、服の裾は確かな強さで掴まれていて。
「今日のお昼は?」
「姉さんの手作り卵焼き」
「やった!」
わーいと俺の手から弁当箱をかっさらい、ソファに座り膝の上に置いた包みを開け始める。それは俺の弁当だ。
日に透けてしまいそうに白い肌、淡く薄い髪色、つぶらな瞳に黄金比で配置された顔のパーツ。この見目麗しい少年は、幽霊なのだという。
俺にしか、見えない。
「ほらさっさと食いやしょう」
「おう」
そのせいか、総悟というこの幽霊は俺にやたらと懐いている。登校したら会いに来るし、たまに授業中も傍につきまとう。
「総悟」
「なんですかィ?」
「…やっぱなんでもねぇ」
「ふうん?」
滅多に存在に気づいてもらえないから、名を呼ばれるだけでも嬉しいようだった。スキンシップも、好きなようだ。
故に隣に並び頭をなでてやれば、勝手に俺の弁当を食べ頬を膨らませながら、子ども扱いをするなと言う。いやそうな顔はしていないが。
餌付けをしているからなのか、愛着がわいているような気がしてきてまずい傾向だと、なでていた手を離す。
こいつは幽霊だ。なのに、昼休みはこの風紀委員で使っている空き教室に来ているし、自習も学校から出られないこいつのために学校で行うようになった。
愛着を持たないように、なんて、今更だ。
という感じでパロ。
ももえちゃんのタイプはオレンジロードの光ちゃんですよね。光ちゃんのほうが可愛いけど!!!
スパコミが楽しみです。ハイキューにも手を出したい。月影と黒研。あと飛研も気になります。ひえいじゃないよとびおだよ。
「総悟」
「土方さん!」
がばり、ソファで寝転がっていた彼が起きあがり、たたたと駆け寄ってくる。足音がしない。けれど、服の裾は確かな強さで掴まれていて。
「今日のお昼は?」
「姉さんの手作り卵焼き」
「やった!」
わーいと俺の手から弁当箱をかっさらい、ソファに座り膝の上に置いた包みを開け始める。それは俺の弁当だ。
日に透けてしまいそうに白い肌、淡く薄い髪色、つぶらな瞳に黄金比で配置された顔のパーツ。この見目麗しい少年は、幽霊なのだという。
俺にしか、見えない。
「ほらさっさと食いやしょう」
「おう」
そのせいか、総悟というこの幽霊は俺にやたらと懐いている。登校したら会いに来るし、たまに授業中も傍につきまとう。
「総悟」
「なんですかィ?」
「…やっぱなんでもねぇ」
「ふうん?」
滅多に存在に気づいてもらえないから、名を呼ばれるだけでも嬉しいようだった。スキンシップも、好きなようだ。
故に隣に並び頭をなでてやれば、勝手に俺の弁当を食べ頬を膨らませながら、子ども扱いをするなと言う。いやそうな顔はしていないが。
餌付けをしているからなのか、愛着がわいているような気がしてきてまずい傾向だと、なでていた手を離す。
こいつは幽霊だ。なのに、昼休みはこの風紀委員で使っている空き教室に来ているし、自習も学校から出られないこいつのために学校で行うようになった。
愛着を持たないように、なんて、今更だ。
という感じでパロ。
みどりの日
- 2013/04/30 (Tue) |
- 銀魂 |
- CM(0) |
- Edit |
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「おまえの命も残り24時間だ。言い残すことは?」
「よいゴールデンウイークを!」
あと一日で四月が終わりますね。今日は一限があって眠くて眠くてたまりませんでした。というか学校休みにしてよねと。
俺の方がよっぽどあの人のこと好きなのに。思いながら視線を向けるが向こうだって、きっと俺がそういったら同じように返すのだろう。主観的な意見のぶつかり合いは譲歩がかなわない。
それに。客観的に見たらあいつのほうが断然有利で、幼い頃からあくどいことばかりしてきた俺に軍配が上がるとは、どうしても思えない。
ふっと、眼下の土方さんが隣の眼鏡に笑いかけて、気分が悪くなる。俺は土方さんをあんなふうに笑わせてやったことなんて一度もない。
「また自傷行為?」
不快な光景から目をそらした途端に後ろから抱きつかれびくりと体がはねる。意外と逞しい体が俺を包んだ。甘い、匂い。
「……せんせい」
呼んだ声は女々しくなった。
「傷のなめあい、する?」
耳元で紡がれる甘言に頷けば、白衣の悪魔は俺に食いついた。
3Zで銀沖→土新。もしこれで銀←新、土→沖で土方と新八が互いにどうしようか作戦会議しているだけだったらどろどろです。
「よいゴールデンウイークを!」
あと一日で四月が終わりますね。今日は一限があって眠くて眠くてたまりませんでした。というか学校休みにしてよねと。
俺の方がよっぽどあの人のこと好きなのに。思いながら視線を向けるが向こうだって、きっと俺がそういったら同じように返すのだろう。主観的な意見のぶつかり合いは譲歩がかなわない。
それに。客観的に見たらあいつのほうが断然有利で、幼い頃からあくどいことばかりしてきた俺に軍配が上がるとは、どうしても思えない。
ふっと、眼下の土方さんが隣の眼鏡に笑いかけて、気分が悪くなる。俺は土方さんをあんなふうに笑わせてやったことなんて一度もない。
「また自傷行為?」
不快な光景から目をそらした途端に後ろから抱きつかれびくりと体がはねる。意外と逞しい体が俺を包んだ。甘い、匂い。
「……せんせい」
呼んだ声は女々しくなった。
「傷のなめあい、する?」
耳元で紡がれる甘言に頷けば、白衣の悪魔は俺に食いついた。
3Zで銀沖→土新。もしこれで銀←新、土→沖で土方と新八が互いにどうしようか作戦会議しているだけだったらどろどろです。