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梅々

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理科準備室。

がさごそ、がさごそ。
紙を扱う音だけが響く準備室で、ねぇ、と空気を震わせ少年は隣にいる人間に声をかけた。

「いくらだったら俺を買います?」

「・・・・・・は?」

書類を扱っていた手を止め、男は信じられない、とでもいうように隣にいる少年を見る。
だから、と少年は繰り返す。

「いくらだったら俺を抱いてくれやすかィ?」

いつものおふざけかはたまた罠でも張っているのか。分からぬ男はその手には乗るかと沈黙を返す。





相手は化学の土方先生か国語の坂田先生か、はたまた保健の高杉先生か。
土方、最初は数学だったけど白衣着せたかったから理科にしました。明確な理由が無ければ白衣とか着なさそうだしね。
というねたを書きたい。

試験勉強中ですが今回はガタガタです(笑)





次もネタ。
百合化苦手な方はご注意を。










「総悟、待ってってば!」

走る沖田の手首を掴む。壊れそうな細さに胸が、切なくなる。
漸く立ち止まった沖田はゆっくりとうつ向きがちに振り返る。
大きな瞳が、揺れていた。

「っなんで・・・? アンタにとっちゃアタシも、付き合ってる男らと同じなんだろィ? 遊びの、クセにっ」

「違うから。・・・頼むから、話聞いて?」

フイ、と沖田は顔を背け、暫くしてからコクリと小さく頷いた。
悲しい想いをさせてしまったんだと、今になって知る。
ごめん、ごめんね。
全部悪いのはアタシだから。総悟は悪くないよ。

―――――大好きだよ、総悟。

だから。





土沖で百合。俺のままでもいいけど言葉には厳しそうな方々なんで。せめてアタシ。
土方は沖田への想いをどうにかしようと何股もかけるけど結局ダメで、銀さんが狙ってるの知って焦って告白した後・・・的な。銀さんは男のまま。最後は両手に花で終わったら笑っちゃいますね。
書いてみたいです。

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